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さてさてロッキンオン系で違法DLの話がちょこちょこ出てきているのでご紹介。
[ ロッキンオン・ジャパン ] 激刊!山崎、CDの売り上げについての話でした、 違法DLという言葉は一回もでてきませんが暗に含んでいるので、 ひっさびさの違法DLに関しての発言ということになります。 内容を要約させていただくと。 ・CDの売り上げが落ちている。 ・本誌のアーティストは10万前後に落ち着いている。 ・レコード会社の人達が次々と辞めている。 ・シングルも売れないが、アルバムも売れていない。 ・着うたは爆発的な売り上げが出ているが、まだアーティストのステータスとなるものではない。 ・アルバムが売れないのは、ネットに興味がいってしまったからというのは本質的な理由ではない。 ・アルバムが売れないのは、いいアルバムが出てないからだ。 ・その証拠に海外ではレディオヘッドなどのアルバムが大ヒットしている。 続いて [ スヌーザー ] ・CDが売れていない ・CDを買っているのはジジ・ババだけ ・CDを買ってと言うべき ・お願いしても誰も買わないでしょう ・今ライブの収益を優先確保するような契約が増えている。 ※鼎談の中の話なので発言者は異なりますが、 これをまるごと掲載しているので雑誌の声(総体)として扱います。 じゃないと雑誌の主張とは何ぞや?ということになってくるので。 [ ワールドロックナウ ] ゲスト大貫氏の発言(ロッキンオンとは関係ない) ・CDが売れていない(違法DLは語られていない) ・ライブは好調なのに何故? ※要約のディティールは、例によってうろ覚えなので、保証できません。(笑) ただ、ニュアンスは間違いなく捉えてると思います。 問題あったら修正しますのでご了承願います。 ふふふ・・・ ん~~~~~~なんだかなぁ(苦笑) はっきり言った方が良いと思いますよ? 違法DLが原因でCDが売れないって。 少なくともヘビーなネットユーザーはみんな思ってますって こんな状況じゃ売れるわけないって(笑) スヌーザーの発言は、もちろん乱暴だしちょっとバカだ。 だけど真実を言っている分、すこし気持ちが良い。 事実じゃないですか? いいアルバムが出て売れたって それは根本的な音楽産業の復活には繋がらないと思います。 実際、山崎氏の言ういいアルバムであるところの [ イン・レインボウズ ]が売れたって音楽業界は一時的にしか盛り上がってないし、 誰も真似しようともしない。 ・・・というよりも、山崎氏は以前のようなセールスにまで戻す、 あるいはそれ以上のセールスをもはや期待していないのでしょうか? だとすると話はわかりますが、 それならそうとはっきり書いたほうがいいと思うんですが・・・ それともあえて曖昧な立ち位置にしてるのか・・・むむむ。 なんか・・・ロッキンオン系はリベラルな発想が根本にあるのか知りませんが 違法DLがあってもいいものは売れるんだ的な音楽評論家側の意地みたいのを感じます。 じゃなきゃこういう風に曖昧なレベルで語って違法DLを隠蔽しながら、音楽業界の低迷を語れませんよねぇ・・・。 まぁそういう・・・音楽至上主義的な発想というのは、別に嫌いじゃありません。 しかし・・・過剰な音楽至上主義的主張が、音楽産業に悪影響を及ぼすことも十分ありえるので 私はどう~かな~・・・と思います、それこそ音楽評論家のエゴなんじゃないかと。 これだけ違法コピー、違法DLが進んでるわけですから CDの売り上げに固執するのも変だし・・・ どっちかというと行くことに価値がある(コピーできない)ライブこそ今の音楽業界が向かうべき道というほうが自然だ。 そういや、ロッキンオンはフェスを主宰しているわけでおいしいところを既に押さえている。 あれあれあれ? YoutubeでPV見て、携帯プレーヤーに入れたいと思ったヘビーなネットユーザーは CDを買うわけじゃない、かといってツタヤで借りてコピーするわけでもない。 有料DLで買うわけでもない、ネットで違法DLに走るのだ。 いいアルバムが出たからと言っても、多くは買うわけじゃない、違法DLに走るのだ。 しかも買った良心的な人間さえをもバカにするような発言(スヌーザー)が音楽業界の人間から発せられたりするのだ。 違法DLをバカにしないほうがいいと思う、本当にこれは脅威なんです・・・。 数分、なんだったら1分以内でアルバムが手に入る、無料で。 しかもそれをネタにして商売をする寄生タイプのIT会社を私は許すことは絶対にできない・・・。 (そこぐらいせめて批判しないとさぁ・・・業界の人達。なんで私がこんなとこで言わなきゃならないのだ・・・。 もしや音楽産業よりネットの無法地帯のほうがあんたらには重要なの?だったら辞めてまえ、ほんまに。) 音楽業界の方々は、プレス版ばっかり聞いているわけですから(特に年輩の方、大貫氏) 恐らく自分で試したことがないのか、違法DLに対して感覚が鈍い傾向があるようですが、 一回違法DLをこっそり試してみることをお勧めします・・・本当はこんなこと言いたくないですが(泣) じゃなきゃどれだけ深刻なことが起こってるか実感レベルとしてわからないだろうと思います。 作品の力なんてたかが知れてます、全ての人が納得するアルバムなんてこの世にありゃしない。 所詮・・・相対的な価値観で成り立っているから。 下のグラフみればわかります・・・一目瞭然。 おまけ・2008年度日本レコード協会調査の私的抜粋(ちと見づらいかも) ネットのアホどもが言う、違法コンテンツも売り上げに貢献しているなんて嘘は全く通用しない。あるとしても一部だけの話。 Winmx,Winny、Share、違法アップローダー、Bittorrentと数年継続してきた結果が今の音楽業界の低迷なのだ。 いやいや、別に違法DLが横行しても音楽産業に影響がないなら私もなんにも言いませんけどね。 でも影響があるのは事実じゃないですか。 他になんの理由があるんですか?(泣) いいアルバムがないから売れないんですか?まさかぁ?(笑) じゃ、レヴューの際、新作が出る度、勢いだけで「最高傑作」とか二度と言わないで欲しい。(んなわけないし) その理論で行くと、毎年売り上げ最高記録が更新されることになるから。 だって聞きたい音楽があっても、何にも買う必要がないんだもの。 そりゃ普通の人は買いませんよ。 普通の人が買わないってことは、ポップじゃないんですよ・・・。 いくらスヌーザーが共産系アーティストにポップミュージックの在り方を期待しても それはもうポップじゃないんじゃないの? だって普通の人が聞かないんだもの。 ポップミュージックがポップじゃなくなったら単なる・・・ミュージックです、クラッシックと変わらない。 単なる共産系音楽、アート、マニアのみが支持する音楽そんなもんだ。 少なくともそれはスヌーザーの言う、ロックンロールなんてものじゃない。 著作権の概念がない中国が何を産んだって言うんだろうか? だいたいさぁ・・・スヌーザーの紹介するアーティストのほとんどは ロック、ロックンロールなんて言葉どちらも、大嫌いだろうに(笑) 大いに迷惑、それこそ音楽評論家のエゴだ。 皆さん私が音楽業界の人間だと思ってるかもしれませんが、違いますからね・・・自称ですけど(笑)。 私は単なる一人のポップミュージックのリスナーです。 私は単にどっかで歯止めが必要だと単純にリスナーとして思っているだけです。 自由にコピーできてしまったり、誰彼構わずネットで自由に配信できてしまったりすることは ポップミュージックのユーザーとしても、ネットのアホどもがいうようにおもしろいことではないということなのです。 むしろ不快です。 普通に買うことが今難しくなってるんです。 ポップミュージックというのはアートというよりもスポーツに近いと思う。 スポーツにはルールがあって不正は許されない。 不正を許すとおもしろくないからだ。 今、チャートを真剣にチェックしてる人はあまりいない気がします。 それだけ売れることに不正が混じり過ぎておもしろくもなんともないからです。 乱暴に言うと、CDセールス+DL配信セールス+レンタル量+・・・違法DL数 みたいの作ったらおもしろいかもしれない(苦笑) 同時に今、ポップミュージック自体に興味を失ってしまった人も多いと思います。 やる側も聞く側も、所詮YoutubeやBittorrentにスポイルされてしまうポップミュージック自体に 魅力を感じる人は少ないでしょう。 むしろスポイルしているネット自体に支持者が集まっている現状なのではないでしょうか? というかロックとかロックンロールとかそういうものが IT企業のネット広告支配の単なる素材としての位置づけに落ち着いていいの? 嘘ぉ?そんなもん反抗して当然だと思うけどねぇ。 チャートやポップミュージックというのは最低限のルールが機能して 初めて成り立つものだと思います。 いや別に「ポップがもう駄目なんだ、これからは共産系アートが全てなんだ」という人には 私はもう何も言うことはないですけどね。 守るべきところは守られるべきなんじゃないかなぁ? それはもちろん・・・ネットの無法地帯にメスを入れることを意味する。 ということで今年最期の更新です、支持していただきました皆様ありがとうございました。 よいお年を~♪ |
はい、毎度の著作権ネタでございます。
著作権法違反:国内未公開映画をウィニーで公開し逮捕 ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を使い、国内未公開のハリウッド映画「ウォンテッド」をインターネット上で公開したとして、京都府警は18日、仙台市青葉区本町1、無職、平田一志容疑者(33)を著作権法違反(公衆送信権侵害)容疑で逮捕した。府警によると、公開前の映画をネット上に流出させた容疑による逮捕は国内で初めて。 逮捕ですね、公開前の映画ですからかなり悪質ですよね・・・ この容疑での逮捕は国内発ということで取り締まり的には進歩していますのでそこは評価したいです・・・が、今頃かい・・・とぼやきたいのも現実だったりします。 だってこんなことはネットでざらに起きていることだからです。 調べでは平田容疑者は今年7月上旬ごろ、他のファイル交換ソフトから入手した「ウォンテッド」の映像をウィニーネットワーク上で公開して、著作権を侵害した疑い。映画は6月26日に米国で初公開。日本では今月20日から公開予定だった。 平田容疑者は「海外のサイトから映画の映像と台本を入手し、翻訳ソフトを使って日本語字幕を入れて流していた」と供述。「(映像に字幕をつけてネット上に流す)字幕職人の存在を知り、自分もやってみたくなった」と容疑を認めているという。ウィニー上には、平田容疑者がアップしたとみられる映画が26本あり、府警は余罪を追及する。 あら・・・?翻訳ソフト使ってるんですね・・・って翻訳できないんかい!(笑) そのまま使えるようなもんでもないと思うんですけどね・・・修正してるのかな・・・ ちょっとこの字幕見てみたいですね、かなり笑えるかもしれません。 しかし理由が毎度のこと寂しいですね、字幕職人をやってみたくなった・・・ 著作権違反関連の犯行理由は「寂しさ・注目されたい」が多いんですがこのバカも恐らくこれでしょう。 私は正直この理由の意味がわかりません・・・ 別にやりたいと思いもしないからです。 私はネットの悪質な匿名ユーザーにちやほやされたいとは別に思わないからです。 むしろ嫌われたい側ですね・・・、こちらも嫌いたいし・・・。 皆さんもどうです?こんなことやってみたいと・・・思いますか?(笑) ・・・どう考えても私はやる意味がわかりません(笑) 33歳の大人ですから、ネットでやっていいことと悪いことの区別はついているはずですし、それに違反した時のデメリットも知っているはず。 デメリットとは逮捕されれば金も仕事も・・・そして人間関係も失う可能性が高いということです。それを把握していながら、この犯行をやるというのは相当病んでるのかもしれません。 それとも逮捕されないとナメていたのでしょうか? だとしたらもっと早く逮捕してあげないといけない、26本も流されてからじゃ遅いです。 ユーザーのためにも業界のためにもそして犯人のためにも1本流された時点で逮捕しないといけない。無論、全く不正アップロードされないのが一番良いことですが・・・。 それにこの犯人がバカなのは、動画そのものを流す必要が果たしてあったかということです。 字幕職人になりたい・・・だけなのなら、字幕ファイルだけアップロードすればよかったのでは? 所詮、動画も海外サイトやP2Pで不正に入手したんでしょうから。この犯人が動画を流す必要は・・・ほとんどない。 映画作品の著作権侵害被害は深刻で、日本国際映画著作権協会などによると、05年に国内の映画産業全体が受けた損失は推定195億8000万円。今年は8月までに、ハリウッド映画64作品がネット上に流出しているのが新たに確認されたという。【細谷拓海、珍田礼一郎】 と・・・被害は深刻です。 著作権物をアップロードして発生した損額をこのバカは払えるわけないです。 払えるのならまだ納得もいきます。 例えば被害総額が2億円だとして、2億円払えるのならまだ理解もできます。 でも罰金なんか・・・たかが知れてます。 こういうたった一人のバカのためにコンテンツ業界が悪影響を受けることは ポップカルチャーのファンとしても納得がいきません。 メジャーな著作権侵害サイトのほとんどは中国系かアメリカ系です。 ソフトウェアが充実している日本は国益を考えても・・・ソフトがある分かなり不利です。 中国なんか著作権自体が理解できていないですし、ソフトも録にないから どんどん海外のソフトを流出させれば・・・外国の国益を奪う形にもなるし、逆に国益になるのです。 価値のある作品やソフトが無駄に消費されていることを考えると本当・・・苛立たしいです。 アメリカも損をするなら自国だけでやって欲しいです・・・ 他国のソフトまで・・・巻き添えにしないで欲しい。 これは・・・アメリカ型の資本主義的発想がネットの自由度に反映されている・・・ということなんでしょう。 しかし、経済的にもドルの弱体化・・・そしてサブプライムローン問題によって世界金融は危機状態にあります。これはアメリカ型の資本主義に限界が来ているという証拠なのでは?・・・ ですからネットにおいてもネット自由派的なアメリカ(Google)的な発想・サービスが無批判に良いということは・・・絶対にありえません、これは単なる押しつけです。かといって共産主義的発想が無批判に良いということもないですけどね。 対策は素人でも思いつきます。 このブログで何度も言っているように ・コピーガードの強化 ・アップロードを検閲するようなシステムを作る(アップローダーで起きた被害はアップローダー管理者・会社の責任とする。) ・逮捕しやすいように法を作る、改正する。 どれかではなく、どれもやればいいだけのことです。各関係者の方々はぜひご検討ください。 そして・・・最近私が考えるのは・・・ ネットではハードが過剰に優遇されているということなんです。 ソフト冷遇の時代であり、ハード優遇の時代。 ゲーム機でいうとNINTENDO DSはハードで、ゲームはソフト。 私が言うネット上のハードとはPC(パソコン)本体でありません。 意識しにくいですが、GoogleやYoutube、Wikipedia、2ちゃんねるは情報を格納する場として機能しているわけですから、その意味でネット上のハードと位置づけることができます。 いずれも単に情報を格納する場です。それだけの機能だけしかない、ただひたすら・・・格納する場所を守っているだけです。それはそれでいいです、しかし・・・場そのものが過剰に評価されたり優遇される時代って何なんだろうなと・・・ それって市場として成長できてない証拠なんじゃないかと。 例えばある作家の本が爆発的に売れたとして・・・その作家や作品よりも「出版社がすごい」、「本がすごい」と評価されることって現在の出版界ではありえませんよね? これは市場が成長している(本そのものが普及・定着している)からなんだと思います。 しかし今のネットはいくら誰かのテキスト・動画・ソフトが受けようが、結局評価されたり話題にされるのはハード側ばかり。 「ネットがすごい」という風な論調にすり替わってしまう・・・ いやいやすごいのはやっぱり作品・ソフトのほうなのです・・・、場を提供することなんて金さえあれば誰でもできることです。 ソフトがなければハードは正常に機能しない。DSでソフトが一本も無ければ誰も買わない。 もちろんハードもなければソフトもできません、だから理不尽にソフトが偉くなっても変だ。 ですが・・・何故かハードは理不尽に偉そうだ。 DSでソフトが無料で販売されたらソフト会社は怒りますよね・・・ だから任天堂はマジコン(不正)を取り締まる、当たり前の事です。 しかし今のネットというのは・・・あらゆるサービスは基本無料だし、値段のつくものも不正に無料にされる。 ネットを牛耳っているIT会社は自分の場(ハード)は必死で守るのに、ソフトは一切守らない、野放し・・・いやむしろ無料化を煽っているように見える。 何故そうするかというと、ハードとしてはソフトを無料で放出してそれをエサに広告料を取ったほうが儲かるからです。 なんなんでしょうか・・・この扱い・・・ 何でGoogleやYoutube、Wikipedia、2ちゃんねるみたいな、ハード至上主義ともいえるクズ会社・団体にアイデアと技術と時間とお金を費やしたソフトを・・・無料で扱われなきゃあかんのでしょう? ユーザーが勝手にやっていることだと言い訳しても無理、それを許してるのは場を提供しているこいつらなのだ。 これ・・・ソフト業界全体でぶち切れていいんじゃないかなぁ・・・ というかこれに怒れないソフト業界っていうのもよくわからない。 Youtubeに協力的なコンテンツ会社が多いですが、そんなことしてる場合でもないと思いますよ? もっといいハードとソフトの在り方というものがあると思います。 今Youtubeに協力するということは、ソフト側に不利な条件で契約しているのと同じことです。 一言で言うとアホです。 初期のビートルズがそうだったように、アーティスト側に不利な契約を無意識に結んでいるようなもんです・・・。 そりゃ視聴数を稼げますから、目先の利益を追うならそれも結構です。 しかし長期的に見たらどうでしょう?ソフト業界全体の利益を考えるのなら・・・ 現在のYoutubeのようなシステムが明らかに邪魔なのは言うまでもないこと。 実際ビートルズは後期において契約を見直しましたしね。 そろそろ・・・ソフトウェアの逆襲というのがあってもいいと思います。 「Web2.0」という数年前流行らせようとしてあまり定着しなかった言葉がありますが、 Web2.0というのは私の文脈でいえば、まやかしですね。 つまりハード至上主義を「Web2.0」という言葉は隠蔽する機能があると思うんです。 Web2.0は進化するとか、Googleは既存のビジネスを破壊するとか。さも最先端、素晴らしいという風に語っているバカがいますが、あほらしい。 Googleは自分の利益を守っているだけです、良い意味の破壊とはパイ(利益)そのものを増やす・拡張することであり、Googleの破壊は他人のパイを奪い自分のパイの分け前を増やしているだけに過ぎない。 それにどうです皆さん?Web2.0で人間はどう進歩しました? 世の中明るくなりました? 差別・偏見は無くなりました? 世界の紛争・テロは? 格差・貧困は? いじめは? 強姦は? 無差別殺人は? 人間関係のトラブルは無くなりましたか? ・・・無くなるどころか・・・増えてません?・・・私の錯覚だといいですが。 ネットのコミュニュケーションで人間はむしろどんどん孤独になっているように私は感じます。 テクノロジーそのものが人間を進化させるなんて嘘っぱちです。 利用する側に進化の意志がない限りは進化なんてありえません。 だいたいどう進化するのか・・・そのビジョンが提示されていない。 ただ新しい・・・で?どうしたんでしょう?・・それで?・・・それこそ何の進歩もない。 今議論されるべきことは、テクノロジー(サービス)をいかに提供するかということではなく・・・ テクノロジーをどういう人間に提供すべきか、倫理観のない人間に使わせていいのか?・・・というようなことだと思います。 市場としてのネットの成長はそのプロセスなしにしてありえません。 補足↓ |
ドラクエ5がミリオン マジコン訴訟 今週(7月26日~8月1日)は、ニンテンドーDS用ソフト「ドラゴンクエスト5」の出荷数100万本突破、任天堂などがDSソフトのコピーゲームが遊べるようになる機器、通称「マジコン」の輸入・販売差し止めを求めて提訴した二つのニュースが注目を集めた。 7月29日、任天堂やカプコンなどDS用ソフトを開発・販売する54社が、「マジコン」を扱う販売店5社に対して、不正競争防止法に基づき同機器の輸入・販売行為の差し止めなどを求める訴訟を東京地裁に起こした。現在の著作権法では、「マジコン」自体はソフトのプログラムを複製していないため取り締まれず、不正競争防止法での提訴となった。今後の動向に注目が集まりそうだ。 すごい売れ行きですよね~ 自分の評価しているゲームが売れるって言うのはファンにとっても嬉しいことです。 2000年以降ゲーム業界は不況、ゲームがあんまり売れない時代という風に言われていたのですが、DSの勢いだけ見ているとそんなことないんじゃ?・・・と思ってしまいます。 しかし残念なことにネット上では、とんでもない数の不正コピーが流通されています。 ゲーム機側でも不正にコピーされたゲームデータを遊べないよう対策が施されていて、普通にコピーしただけでは遊べないようになっています。 そこで、ゲーム業界に便乗しようとする悪徳業者(主に中国系)が無理矢理不正コピーを動作させてしまう道具を開発するわけです。 DSにおいては、マジコンがそれにあたります。 マジコンはネットで購入することができ、リアルでも秋葉などの怪しい店があるところで買えるようになっています。これを購入し、DSにセットすることにより、ネットで不正にダウンロードしたゲームデータで遊べるようになるわけで、ゲームを買わなくてもゲームが遊べてしまうわけです。 最悪なケースというか、よくあるんですが・・・ ゲームの発売日前にゲームデータが匿名掲示板、フォーラムで公開されてしまうということがあります。(酷いのだと発売日4日前とか・・・) これ・・・考えられないですよね・・・ ゲーム制作会社がへたしたら何年も開発して、莫大な費用を費やした、制作者の思いが込められたソフトが・・・ たった一人のアホのせこい利益のために無料で配られてしまうのです。 ゲーム市場の健全性を取り戻すため、この不正行為をゲーム業界的には取り締まらないといけないわけですが、ネットの不正流通を止めるのが困難なため、とりあえずマジコンを作っている業者を訴えるわけなんですね。 何故ネットの不正流通を止めるのが困難かというと、これがよくわからないんですね。 私的にはとっととネットに法整備をして、健全性を取り戻して欲しいわけですが、倫理観の欠如したアホなIT企業の連中が牛耳っているからとしかいいようがないです。(私はまともなIT系企業というのをひとつもあげることができない、それくらい酷い有様です。) それに便乗して小金を稼ぐ、ゴキブリみたいな人達、そいつらがまたそのアホなIT企業を雰囲気で肯定する。そういうわけのわからん空気が今のネットには満ちあふれている。 社会的に見れば私のような意見が最終的に勝てるのは明かだと思ってます。 でも目新しさという(それもネットが新しい世界を開いてくれるというぼんやりとした期待感、私はこの期待自体に懐疑的です。)後ろ盾があるのかネットの違法行為というのは、取り締まるのにだいぶ時間が必要とされる傾向がありそうです。 これを打破するには、きちんと正論で捉えていくしかありません。 今回はゲーム会社54社が共同で訴えています、いい傾向だと思います。 1社で訴えるのが困難なら、数社、なんなら業界全体で訴えればいいだけの話なんです。 またこれはゲーム市場だけの問題ではないです。 ゲームの他に、音楽産業、映画、TV、漫画、アプリケーション、デジタル化できるコンテンツ全ての問題なんですね。 もっといえばソフト業界全社で共同して、訴えていったらいいんじゃないかと思います。 それもマジコンを輸入している、制作しているような業者だけではなく、不正流通を見てみないふりをしているゴミIT企業もです。 改造することやクレームすることが主目的になってしまったアホな倒錯ゲーマーから非難は来ますが、このブログはもちろん支持しますし、まっとうなゲームユーザーは健全な市場を求めていることと思います。 |
また来ました著作権法違反逮捕者。
事件・事故:ファイル交換ソフト「シェア」でのアニメ公開容疑で追送検 /京都 府警ハイテク犯罪対策室などは2日、川崎市中原区小杉町1、会社員、牧和弘(34)▽東京都日野市大坂上4、同、伊野波盛良(41)▽東広島市西条西本町、大学生、大友貴裕(21)の3被告=いずれも著作権法違反罪で起訴=を同法違反(公衆送信権侵害)容疑で追送検した。今年3~5月、テレビ放映された人気アニメをファイル交換ソフト「Share(シェア)」を使ってインターネット上に流し、制作会社などの著作権を侵害した疑い。 毎日新聞 2008年6月3日 地方版 著作権法違反:「シェア」に動画、3容疑者を起訴--地検 /京都 ファイル交換ソフト「Share(シェア)」で人気アニメ動画を公開したとして、京都地検は30日、川崎市中原区小杉町1、会社員、牧和弘(34)ら3容疑者を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の罪で起訴した。 起訴されたのは他に東京都日野市大坂上4、会社員、伊野波盛良(41)と東広島市西条西本町、大学生、大友貴裕(21)の2容疑者。 起訴状によると、牧被告らはそれぞれ4月1~13日、テレビで放映された「機動戦士ガンダム00」などをインターネット上に流し、著作権を侵害した。3人は無関係で、いずれも容疑を認めているという。【田辺佑介】 川崎の34歳、東京の41歳、広島の21歳。 世代を超えて犯罪が行われているといった感じですね。 今回の件はもちろん評価したいですが、まだまだまだまだまだまだ逮捕者は少ない方と私はとります。 特に日本としては2ちゃんねるを押さえるべきだと思います。 ほぼ9割あそこで不正ファイルが流出しているようなもんです。 不正アップロードが無批判に評価される聖域があそこなんです。 (何故なら無秩序を守るのが彼らの仕事だからです。逆に言うとそこを潰せば2ちゃんも終わりです。) 海外(特に中国人)で不正にアップロードされている日本のファイルも、 Winny、Shareで不正に流通されているものが流れているに過ぎません。 そのWinny、Shareでのやりとりを支援しているのが2ちゃんねるなのです。 根本を叩くべきなんです、警察には期待してますよ!。 匿名性の陰に隠れて、犯罪を起こすパターンが増えていますが、この著作権法違反は人の心や命に直接関わっていないので、より罪悪感なしに行ってしまう傾向があるようです。 ですが、この犯罪者達は確実に殺しているのです、クリエイターを。 P2P、あるいはアップローダーで著作権保護されている作品を流出させることは、確実にクリエイターにダメージを与えます。 「無料だからたくさんの人に知ってもらえる利点がある」と反論する人達の中にクリエイターがほとんどいないのは何故でしょう? むしろネット自由派の人達だけが盛んに言ってるようにしか聞こえないのは何故でしょうか? こういう発言がダメなの理由は簡単。 作品を無料で公開する権利もクリエイター側にあるべきだからです。 著作権法違反者達が犯罪的なのは、作品を作って商売をするという権利・環境自体を壊しているからです。 何故、作品を作って商売をできる権利を奪うのでしょうか?(そんなにクリエイターがお嫌いですか?何故に?)本当に2000年代はクリエイターに不遇の時代としかいいようがないです。 もちろん作品は作り出す、公開する環境だけとれば良くなってる面もあります。しかし、それ以上に問題になのはパソコンとネットができる環境さえあれば誰でも不正にコピー、公開ができるようになってしまったことです。 もちろん、クリエイターの事も考慮して不正にアップロードしない人達の方が多いですよ? でも、デジタルコピーやネットが恐ろしいのは、たった一人のアホによって 何十万ものコピーが不正に流通してしまうことです。 断言してもいいですが、この不遇の状態が続けば、音楽、ゲーム・漫画・アニメ、映画などあなたたちが楽しんで共有している作品を作り出した企業やクリエイターがあっという間に潰れていくでしょう。 そしてあなたたちが求めるようなクリエイターは作品を作り出せなくなる、つくる環境がなくなるからです。 日本が何故、優秀な漫画やアニメを作り出してこれたかと言えば・・・ それを求める環境がありしかも、その権利が守られていたからです。 求める環境があっても権利が守られてなければ運営が困難となり、良質な作品達は産まれてこなくなるでしょう。 それにクリエイター達は今の現状では思った以上に金にならないし、名声も得られないからです。優秀なクリエイター達は他の仕事につくでしょう。そっちのほうが金も名声も得られるからです。 良い物を作っても大して売れないし、ネットで不正に共有されるし、アマゾンやDMMには変なこと書いてあるし、2ちゃんねるでは誹謗中傷が行われる、こんなのが今の状況なのです。 金と名声という夢が集中しているというところがポップカルチャーのいいところだと私は思います。 それがないなら他に行くだけの話です。 これは必然です。 最悪の状況は防がなければなりません。 ネットが完全に普及した今、旧来の法整備ではネットの犯罪に対して もはや正常に機能しているとは言い難いのです。 音楽で例えるなら・・・ パンクは動脈硬化を起こしていたロックシーンを破壊し、再構築した。 しかしネットによる不正ファイル共有、ここに再構築はなく更なる動脈硬化があるだけだ。 これは新しい文化なんてものではなく、単なる破壊です。 |
県内部文書ネット流出:ウィニー経由と判明 /山梨 県の内部文書がインターネット上に流出した問題で、県は19日、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を入れた職員の私物パソコンが、ウイルス感染したのが原因と発表した。関係業者約20人の名前や電話番号入りの文書が流出した可能性もあるが、個人情報が悪用されたという報告はないという。県情報政策課の原間敏彦課長は「情報管理に重点を置いた研修などをやっていきたい」と話し、謝罪した。 よくある・・・なんて言っちゃいけませんが、情報流出ネタ。 今時・・・なんて言っちゃいけないのかも知れませんがウィニーですか。 研修ねぇ・・・もちろんしないよりはしたほうがいいですよ。でも年輩の方はともかく、ウィニーが危ないってことはもはや常識のはず。 県によると、職員は08年4月に県広瀬・琴川ダム事務所から他部署に異動した男性主任で、文書は異動時の業務引き継ぎ書。職員が、自宅の私有パソコンで持ち出し禁止の内部文書を基に書類を作った際、琴川ダムの概要など書類3件がウィニーにより流出し、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上に掲載された。県は17日夕方までに閲覧できなくなる措置を取ったという。 次の担当者へ業務を引き継ぐはずの文書が、2ちゃんねるユーザーに引き継がれてしまったわけですね・・・。 はぁ~、アホとしかいいようがありません。 しかもなんなんでしょうか、2ちゃんねるはこの件ではウィニーで入手した情報を堂々と公開できる場として機能しているわけでしょう? こんな危険な掲示板、即閉鎖すべきでしょう。 禁止されていた内部資料の持ち出しや私有パソコンでのファイル交換ソフトの使用について、職員は「年度末で業務が忙しく、自宅でやろうと思った」「ウィニーは便利なので使っていた」と話しているという。 禁止されているものを持ち出したり、ウィニーを使っているPCで作業したりと、どうしようもないですねこの人。 「ウィニーは便利なので使っていた」って・・・相当、 情報管理意識がおかしい。ウィニーは危険なんです。 職員は流出させた資料を削除したというが、これ以外にもダムを維持管理する業者の電話番号など約20人分の個人情報が含まれていた可能性があり、県が確認している。【沢田勇】 あ~あ、流出させた情報は元には戻らないよ。 [ウィニーなんていらない] というかP2P交換ソフトなんていらない!ということなんですが、 何故かという理由は言わないでもわかりますよね。 1・不正に著作権物が流通される。 2・偽装したウイルスがばらまかれていて、個人情報が流出する危険性がある。 今回は2のほうだけ問題になってますが、私は1の理由のほうに重点を置いています。(というか1があるから2があるのです) というのも2000年代ってのはネットによってユーザーが神になってしまったと考えているからです。 クリエイター側がユーザーに振り回されることによってどんどんポップカルチャーがつまらなくなってきていると思うのです。 今回は著作権違反とテレビ番組で語ってみます。 テレビ番組は視聴率の問題があります、テレビの主な収入はCMですからスポンサーがつくことが重要なわけです、そのスポンサーは視聴率や内容を重視します。 しかし、「ネットでどうせ不正アップロードされているから見ないでいいや」と考えている人がたくさんいるとしたら、もはや視聴率は正常に機能しているとは言い難い。ネットに不正にアップロードされている動画ファイルではCMは基本的にカットされます。 その理由でスポンサーがつかず、番組が終ってしまったとしたら、ネットユーザーの罪(不正アップロードした人間はもちろん、それを見てるだけのユーザーも)としかいいようがないですよね。 しかもネットユーザーはその番組を返してはくれないよ? とっちらかすだけとっちらかして後は消えるだけ、悪質なんです。 視聴率だけではなく、DVDとして売れるVTRは、DVD販売数に悪影響を与えます。それは番組自体を、より悪い状況へと追い込むのです。 何故なら不正アップロードされたVTRによって得られる利益は0です。儲かるのは不正アップロードをあえて許している、ゴミIT企業です。 それをありがたるユーザーは、もっとゴミですね。テレビ番組は慈善活動をやっているわけではありませんから、利益をあげてなんぼです。そこをユーザーは勘違いしてはいけない。 あと、ユーチューブなどは劣悪な画像だからいいじゃんと言う人もいる人がいますが、劣悪な画像でもVTRはネタばれしてしまうわけですからその時点でアウトです。 ネタは守られるべきなのです、というかウィニーやトレントではDVDのISO(ディスクイメージ)も不正流通されているわけですから劣悪な画像も何もないですよね。 最近はHDTVもある・・・。こんなの即逮捕逮捕! 昔の発売されることもありえない人気のないVTRはどうなの?という人もいるでしょうが、それも何で大勢の不特定多数に公開する必要があるのかと問いたいですね。 個人でやりとりしたらいいじゃないですか。 公開する権利はあくまでも、権利を持っている会社にあるべきだと思います、そうじゃないと権利ってなんやねん?ってことになりますから。 何故なら私がテレビを作ってる人間だったら大いに困るからです、私はテレビを見る側だからいい?そんな人はユーザーの資格もないです。 今、テレビをつまらなくしているのは悪質なネットユーザーなのです。 |