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闇サイトの管理人語る

久々NewsZeroからテキスト起こしさせていただきます。
闇サイト関連ですが、アフィリエイトもかじっているのでこのブログの読者は必見です。




闇サイト運営驚きの目的


今夜は、犯罪等にも募集され
実際に多くの犯罪が起きている、闇サイトの問題です。
これまでZeroでは闇サイトの問題を何度も取り上げ、
有害性を指摘してきましたが、その数は減るどころか
増加の一途を辿っています。

何故闇サイトは増えるのでしょうか?
私達は今回その理由を探るため
闇サイトを作って運営している管理人に接触。
闇サイトを作った目的は意外な事でした。




闇サイト


インターネット上に氾濫する闇サイト。
その数は確認できるだけでも100以上、今も増え続けている。
書き込みのほとんどが犯罪仲間への誘い、例えばこの仕事募集の内容は・・・

パクられることがOKであれば


「いや~もちろんあの~パクられることがOKであれば・・・
いやぁそれこそ、あの~家に、窓に一発だけ発砲してくるとか」

Zero「一回でいくらぐらいもらえるんですか?」

「そうですねぇ、まぁ50(万円)くらいはすぐでしょう。」

「まぁ拳銃なんて意外と簡単に手に入りますんで・・・」

こうした募集を入り口にして、実際に数多くの犯罪が引き起こされている。
このような闇サイトはいったい誰が何のために運営しているのか・・・

誰が何のために運営しているのか・・・


Zeroは闇サイトを運営している管理人との接触を試みた。

闇サイトの画面上にある、メールBOXこれが管理人との唯一の連絡手段。

管理人との唯一の連絡手段

取材申し込みメール

一つ一つにメールを送り取材交渉を続ける、すると一通だけ返事が来た。
そこには取材を受けても構わないとだけ記されていた。

構わないですよ




Zeroが向かったのは愛知県・名古屋市。

現れた管理人は一般企業に勤めているという、30代のごく普通の男だった。

管理人の闇サイト

覚せい剤の売買



これは彼が作った闇サイト、ここにも犯罪を窺わせる書き込みがずらり、
彼は何の目的でこのサイトを運営しているのか・・・
その答えは意外なものだった。

自分にとっての利益だけ・・・


「このページに求めるのは、自分にとっての利益だけ・・・
で、その詐欺まがいの仕事であったりだとか、
人数集めて強盗しようか・・・とか
正直何を書かれていようがたいして気にも留めてないです。

たいして気に留めていない


Zero「利益というのは?」

「要するにネット広告ですね
そっから産まれる収益、自分への収入ですね、はい。」

ネット広告で得る収入だけが目的


男は犯罪に誘う募集や、その結果起る犯罪に関心はなく。
ネット広告で得る収入だけが目的だと言い切った。

ネット広告


確かに彼の闇サイトには、数多くのネット広告が貼り付けてある。

「これは全部そのカード会社の広告ですね
例えばクリックすると・・・」

闇サイトを訪れた人がこれらの広告を通じて契約すれば
広告主のカード会社から広告収入が得られるのだという。

Zero「広告だけでいうと今どれだけの収入があるんですか?」

小遣い稼ぎみたいなもんですかね


「まぁ15万から17万くらいの間ですね、はい。
まぁ仕事は仕事で、空いた時間でお小遣い・・・みたいなもんですかね

その他、多くの闇サイトにもネット広告は掲載されている。
Zero「これクレジットカード会社の広告ですね」

クレジットカード会社の広告ですね


ほとんどがクレジットカード会社や、消費者金融など誰もが知る
有名な金融会社の広告
だった。

構図


闇サイトを訪れるのは、すぐに金を必要としている人達
彼らを狙い管理人は金融会社の広告を多く掲載し、広告収入を得ようとしていた。




しかし、広告主である金融会社は自分達の広告が犯罪を助長している実態
知っているのだろうか?

金融会社はこの実態を知っているのか・・・


広告主数社に取材を申し込むと、こんな回答が返ってきた。

信販系大手カード会社
「弊社広告が有害サイトに掲載されている事実について、
ご指摘を受けるまで認識しておりませんでした
全く想定をしていなかった事実であり、大変遺憾に考えております。」

全く知らなかった


全ての広告主が全く知らなかったと回答した。
何故こんなことが起きているのか、実はそこに
ネット広告特有のシステムが関係していた。

構図その2


管理人と金融会社など広告主の間には
アフィリエイト会社という仲介業者が存在している。
管理人はアフィリエイト会社に登録すれば
好きなネット広告を自分のサイトに掲載できる。
掲載したその広告を通じて広告主に利益がでれば、
広告主からアフィリエイト会社を通じて管理人に金が入る仕組みだ。




では広告を仲介するアフィリエイト会社は、
サイトの有害を審査していないのか?

Zeroは数社に取材を申し込んだ。
しかし、ほとんどの会社が取材拒否
そんな中、ある1社が匿名を条件に実状を明かした。

Zero「登録審査が通る通らないの基準ていうのはどういうものになるんですか?」

「ここはもうほんとに、法に反しているか反していないかというところですね。」

Zero「闇サイトに関してはどっちになるんでしょう?」

「闇サイトに関しては・・・法には触れてないと思います。」

闇サイトの登録を認めている


犯罪仲間の募集はあくまでネット上の書き込み、
そのため現在の法律では闇サイト自体の取り締まりは難しい

それを根拠に一部のアフィリエイト会社では、
闇サイトは違法ではないと判断。
闇サイトの登録を認めているという。
しかし本音は・・・

「あの・・・※コンプライアンスとしてはあくまで、(闇サイト)そういったものは
自主的に排除していかなければいけないと思っております・・・。」
※法令遵守

Zero「何故・・・そこが?」(何故それができない?)

「う~ん正直申し上げると、その利益な部分。
結果を出している(闇サイト)サイトを切り離すのは
(広告主に)売り上げが落ちるというふうに見えてしまうので。」

正直に申し上げると利益


広告主からより多くの広告掲載を求められるため
一部のアフィリエイト会社は闇サイトと知りながらも
目をつぶっているのだという。

闇サイトと知りながら目をつぶっている・・・


今回明らかになった広告が闇サイトを氾濫させている驚きの実態
広告の掲載を適正に行えば、闇サイト自体を減らすことができるのではないだろうか?

広告が闇サイトを氾濫させている




小林氏「今回、取材の過程で闇サイトに広告が掲載されていることを
広告主やアフィリエイト会社に指摘したんですね。

そしたら、その後再度チェックしたところその広告は消えていたそうなんですね。

このようにきちんと取り組んでいけば、広告収入の道を断つこともできますし、
闇サイトを減らすこともできるかもしれません。」

星野氏


星野氏「まぁ闇サイトをこれだけ野放しにしてるってことがまだ問題で、
法律がまだついていってないですよね

ですからやっぱり広告主もね、こういう犯罪が起きたなら
すぐ手を引くということで、まぁ最初は知らなくても結構ですけどもね。

それを知った以上は、すぐ引くということでしょうね。」

野村氏


野村氏「まぁ今この話の中には、三つの登場人物があったわけですけども・・・

どれも問題があると思うんですね

サイトの管理人ですけども、営利のためにですねぇ、どんな書き込みを
受け入れるっていうのはもう話にならないと思うんですね。


小林氏「そうですね」

野村氏「このアフィリエイト会社というのがありますけども
さきほど違法かどうかで判断してますと言ってましたが、

社会に害悪をもたらすようなサイトにはですね、
広告を出させないとこういう基準にすべきだと思うんですよね


そして最後にですね広告主というのも、大きな問題があると思うですが、
この広告主の場合は、自分の広告がどういうサイトに出ているのかとうことを

やっぱり監視するシステムを設けてですね、多少お金がかかっても
変なとこに出ている時にはすぐやめると、今星野さんおっしゃられた通りだいうふうに私は思いますね。」




さて以前このブログでもいじったことがあるアフィリエイトの問題でNewsZeroとシンクロしましたね~。
すごいぞNewsZero!、すごいぞネットの暗部を考えるブログ!といった感じですね。(自慢かい!)

アフィリエイト、なんぞ企業の怠慢にすぎないのです、
それによってネットがせこい利益のために
どんどん無秩序化していくのは、やはりおかしなことだと思います。

せこいネット広告収入のためにどれだけの人間、著作物、倫理、言論、自由が貶められ犠牲になってしまったか?よく考えてみてほしいのです。




ブイについてですが、「自分の利益のためだけ・・・」という闇サイトの管理人。
いやぁ、ほんとうこういう人間を取り締まるための法律を即作らにゃあかんですよ

もしかしたら社会の法律とは別に、ネット限定のネット法律みたいなのをパラレルで用意すれば
案外簡単に取り締まることができるのではないか
と考えます。

皆さんは、闇サイトを介して犯罪を起こす人達と闇サイトを運営する管理人どっちがムカつきます?

私は断然、管理人です。
だってこいつ・・・現状じゃ逮捕できないんですもの。

ネットや社会を荒らすだけ荒らしてヤバイと思ったら金だけ回収して平然とした顔で自分の職に戻る。
なんなんだこいつは・・・。

まだ捕まるというリスクを背負っている犯罪者のまだ数倍マシ・・・なんて言っちゃいけないですが、
ムカつき度からするとこう言いたくなるわけです。

犯罪者をも、利用している・・・のが闇サイトの管理人なんですから。

しかもネット広告が金に困っている人が来るから消費者金融っていう発想?
犯罪者予備軍を更に泥沼に引きずり込もうとしてますよねこれ。

ネットの抑圧的・偏向的な空気の中、
こういう状況に対しストレートに「問題ありますよ」と発言できる野村氏を私は高く評価したいです。
これは闇サイトだけではなく、悪質な中傷を野放しにしている2ちゃんねるにも深く影響を与える発言だからです。




消費者金融にしてもそう、指摘を受けるまで認識しておりませんでしたって・・・
アフィリエイト会社を介してるからわからないって・・・んなわけないでしょ?(笑)

・・・と私は言いたくなりますが・・・
ですが・・・案外認識してないかもしれません。

ネットの問題に関して、ほとんどの方は無関心なのが現状です。
販売数だけ見るとネットはものすごい普及しているように見えるにも関わらず・・・

それは何故でしょうか?
私が考えるのは、ネットの暗部に目が行く人は
やっぱりディープにネットを使っている人じゃないとわかりにくいだろう・・・ということです。
そしてそういったヘビーユーザーは、全体的に見ればまだまだ少数派なのでは?と感じるからです。

例えば・・・
高齢のほとんどの方はネットをしないでしょうし、
大人の人でも、パソコンは持ってるけどまだWindows98で
しかも全然使ってないという人は結構いらっしゃいます。

第一、会社のパソコンを使っていればニュースなどの情報は会社で得られるわけで
家庭でもパソコンでネット、という人は少なくとも私の身近では少ないです。

若い人も自分のパソコンを所有できるのは18歳以上がほとんどで、
その若い人もネットをするのはパソコンではなく、ほとんど携帯で、
しかもネットよりメールが主目的という方が多いようです。

家族内でパソコンを共有しているような家庭では、違法的なサイトを閲覧しにくいでしょうし。

気付くのはヘビーユーザー、そう、ここを見に来ているあなた!あなたみたいな人です。
家に帰ったらすぐ・・・、目覚めたらすぐ・・・パソコンのスイッチを押している・・・私のような人です。(笑)

というわけで・・・まずその問題、暗部に気付く人自体、全体から見れば・・・まだまだ少ないような気がするのです。
多かったら、もっとこのブログのアクセスも上がっていることでしょうから(笑)

しかし、そういったヘビーユーザーでなくともこの問題は知られるべきだし、
そういった状況を憂う人達はどんどんブログなどを活用して訴えていったほうがいいと思います。
そしてメディアはNewsZeroのようにネットの中傷を恐れず、
ネットの問題に関する報道をどんどんすべきだと考えます。




そしてアフィリエイト会社です、取材に応じたのも1社だけ・・・しかも匿名で(笑)
これって確信的ですよね。

問題に気付いているようですが、利益には逆らえない・・・
闇サイトの管理人よりは倫理観が見えますが、実際野放しにしてるんだからいずれにせよ悪質。

排除していきたいと発言してますが、この1社だけじゃどうしようもないです
取材にも応じられない確信犯的なアフィリエイト会社はこれからも続ける気なのでしょうから。

自主的な行動を期待しているだけでは駄目なような気がします、
2ちゃんねるのような悪質な掲示板管理が未だ続いているのを見てればそう思うのは・・・当然です。

奴らは確信犯的に犯罪行為を助長して利益を得ているということを・・・常に意識するべきなのです。

私にはきちんとネットに法整備を設ける必要が最終的に出てくるのが目に見えてます。
なんでも自由であることが可能なら・・・もはや社会は必要ありませんからね。

その間どれだけのものが犠牲になることやら・・・・・・





ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/08/02 13:41 】

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