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Nine Inch Nails Ghosts and RadioHead In Rainbows

今回もゲストにクラウス君をお迎えしてトーク形式でお送り致します。


に:中川君、豚乗るべき!

く:なんだよそれ(笑)

に:いや、前回のタイトルに引きづられちゃってさ、言ってみたかったわけよ。

く:中川君って誰?中川家?

に:いいんだよ知らなきゃそれで。

く:いや、俺はいいけどさ他の人は?

に:じゃ今日のネタなんですが

く:・・・・・・

に:音楽ネタです。音楽業界におもしろい動きが出たのね。

く:うん。

Nine Inch Nails -Ghosts


に:Nine Inch Nailsってバンドが新作アルバムGhostsをネット販売したのね。知ってる?

く:知らない、外国のバンド?

に:そう。アメリカ。

く:洋楽聞かないし。

に:聞きなさいよ、閉鎖的な人間だなぁ。

く:言葉わかんねーもん。

に:このバンドの新作はインストだから大丈夫。

く:インストつまんないしなぁ・・・

に:・・・・・・で、Radioheadと同様、公式サイトでダウンロード先行発売したんだって。

く:Radioheadね、あ~このブログにも何か載ってたな。

に:で、NineInchNailsのほうなんだけど無料版と有料版があって、9曲のみなら無料で。全36曲だと5ドル、今だと円なら500円前後ってこと。

く:安いな、CDだと輸入盤で買っても1800円ぐらいでしょ。

に:そう、4分の1の値段なんだよ。ファイルはmp.3なんだけど320kbpsなんだよ。

く:ふーん、高音質ってこと?

に:レディオヘッドが160kbpsだったから、約2倍。

く:で、売れたの?


ナイン・インチ・ネイルズが新作のダウンロード状況を公表!! その売り上げ額は?

このたびフロントマンのトレント・レズナーは、自身のサイトで配信開始後1週間の販売実績を公表。最初の一週間で80万枚分の取引があり、売上高は160万ドル(約1.6億円)で、ウェブサイトへのアクセス総数は78万件だったという。

このデータには、無料ダウンロードと有料ダウンロード、さらに限定盤のボックス・セットなどの予約分も含まれている。トレントの直筆サインとシリアルナンバーが入るデラックス盤は300ドル(約3万円)という価格にもかかわらず早々に2500セットが完売を記録している。これだけでも、およそ75万ドル(約7500万円)の利益を上げている。※肉球フォントが金額部分を一部訂正。


く:ここに出てる金額合わせても約2.3億円?けっこうな儲けだな。

に:そう、おいしいよね。少しどころか全部分けて欲しいもんだよ。

く:全部ってなんやねん・・・

に:で、結構成功だと思うんだけど。このNineInchNailsのリーダーのトレント・レズナーが

く:トレント(笑)

に:(笑)

く:皮肉だな・・・

に:で、Radioheadのダウンロード販売を批判してるんだよ。

く:ほう。

に:で、本当はリンク貼って引用したいとこなんだけど、どうもネット自由派で偏向しまくってるサイトなのでリンク張りません。参照は記事タイトルで検索してみてください。

Radiohead


Nine Inch Nailsのレズナー氏、Radioheadのオンライン販売手法を批判

「(Radioheadが)新手のプロモーションで使ったやり方は、確かに巧妙だったと思う。しかし、彼らがやったことをよく見れば、おとり販売のようなもので、従来のレコード販売を促進する方法として『MySpace』並みの音質のデジタル楽曲に金を払わせたのだ」

「何ら間違った行為ではないが、称賛されているほど革命的なことだったとは思えない。私には不誠実な行いのように感じられる。『史上初』だったということだけが売りで、そのおかげでニュースの見出しを飾ったのだ」


く:なんだか恥ずかしい日本語だな。(笑)

に:(笑)いや・・・訳だし。わかりやすくすると、「何160kbpsで配信しとんねん。」というのと、「そんなに革命的かぁ?」の二つです。

く:ふ~ん

に:で、私はビットレートに関してはどうも思わないんだけど。革命的かってとこに関しては多いに賛同したい。

く:革命的じゃないと?

に:うん、いや、それなりに新しい試みだったよ。でもそれは革命的なことでもなんでもないよ。だって要は、ネットのファイル共有による不正な音楽ファイルの流通によるレコード産業の不況化にある中で、自主的にダウンロード販売で客に値段をつけてもらうという方法を取っただけのことですよ。

く:客に値段をつけてもらうってことは無料でもいいの?

に:そう。

く:すごいじゃん。

に:いや、だからこの方法が主流になれば革命的っていえると思うけど。単発のサービスにしかなってないのね。

く:特別サービスみたいな感じか。

に:そう、今後Radioheadがこの方法を取る可能性は低いとバンドマネージャーは発言してるそうだし。

く:なるほど、普通に売った方が儲かったのかもしれないな。

に:かもしれないよ、まぁRadioheadはどれくらい利益があったのか公開してないので何とも判断しづらいんだよね。でもCD版もダウンロード版の後に定価で発売したんだけど。英米ともに1位になったんだよ。

く:すごいじゃないか。劣化版とはいえ無料で音楽ファイルが手にはいるのに1位ってのは。

に:まぁ位だけ見たらすごいんだけど、最初の週で12万の売り上げ。前作のアルバムHail to The Thief は3位だったからそれと較べれば位は高いけど、前作は最初の週で30万売れてたからね。下がってるでしょ。

く:12万で一位か・・・少ないな。時期的なもので運がよかったのか。

に:そうね、だいたい20万前後が平均という感じだから。まぁ普通に売ってたらもっと上の売り上げだったろうね。



[革命的にはほど遠い]

に:客が値段を決める、これを革命的だっていうなら、松本人志のライブ松風’95はもっと革命的だよ。12年も早い。

く:そんなことやってたんだ、すごいな。

に;でもその後誰もやってないからこれも単発。

く:儲からなさそうだもんな。

に:このRadioheadの販売方法も、不正ファイル共有がない状況の中だったら私も純粋におもしろいとおもえたけど。この悪状況の中だからさ、あんまりおもしろみがないんだよね。どうせ無料で手に入るし、公式でやられてもねぇっていう。

く:まぁ追い詰められた感があるよな。で、トレント・レズナーの方は革命的なのか?

に:いやぁこちらの方は、客が値段は決められないんだけど、無料版限定9曲と有料版全36曲500円があるわけなんだけど。

く:要はサンプル版と超リーズナブルな有料版をご用意しましたって感じか。

に:そう、だからRaidoheadと較べると私はこっちのほうが頭を使っている感じで好感が持てるな。ビジネスモデルの一つを提示しましたって感じでさ、CD版も充実しているし。何よりも定価500円という価格設定に他アーティストへの気遣いが感じられるよね。

く:で音の方はどうったん?

に:いや・・・聞いてない。

く:えーーーーー

に:だってNINはフラジャイルしか持ってないし、それもあんまり聞いてないし、つまり趣味じゃないんだな。

く:聞けよ閉鎖的なやつだな。

に:あんたに言われるとは・・・




く:でも500円で36曲って安すぎないか?

に:安いね、Itunesでも1曲150円だからね。だからこれは自主販売だからできることなんじゃない?

く:この価格で他のアーティストへの気遣いできてるか?

に:まぁこれは目をつぶっておきましょうよ、インストだし。自主販売というリスクを受け入れた特権じゃないですか。




[販売方法の違いだけでロックを評価するな!]

に:で、この記者はいかにもネット自由派って感じで煽ってるんだけどさ。「何で他アーティストがアバンギャルドな販売方法をしないんだって煽ってるんだよ。そんなんロックンロールじゃないだろう」って。

く:ほう。

に:別にこの記者はアーティストでもなんでもないけどさ。そう思うんならまずおまえがまず具体的な案を出せ!と思うんですよ。

く:出た。(笑)

に:自分が出せもしないくせに横から口出すなっての。そんなに簡単に新しい販売方法が確立できるんならとっくの昔にできてますよ。あともうひとつ、何も新しい販売方法をアーティストが提示する必要はなにもないってこと。こいつは勘違いしてるんだよ。単に奇をてらうのがロックンロールじゃないっつーの!

く:いかにもな煽り方だよな、自分側が自明に進歩的であり、正義であるのだから、こっちに歩み寄ってきなさい、お~よしよし(笑)っていう。

に:販売方法なんて、どっちかといえば企業が提示するべきだし、っていうか、「 Itunes Store 」 。日本でいったら「 着うた 」がもう示してるじゃん?1曲150円だよ?これ私は十分にリーズナブルな価格だと思うよ。この価格に文句言ってるようなもんだよ。

く:そうなんだ。でもなんで出てこないんだろうね、その二つだけ?Radioheadとtorrent(笑)

に:綴りちゃう・・・。その二つはいわゆる自主販売だから、金とかある程度の知名度と信用ないとやっぱりできないんですよ。

く:ふ~ん。

に:だから既に売れているアーティストの特権だしかないし、エゴでしかないんだな、他のアーティストにとっては。特に今からデヴューしたいとか思ってる人は自主販売しようっていってもシステム構築だけであっぷあっぷですよ。だからダウンロード販売という方法をとるにしてもItunesで扱ってもらうとか企業に頼らざる得ないです。

く:ふむ、新人だったらCD-Rに曲焼いてオークションで販売するとかもできるな、でも貧乏臭いよな(笑)

に:それはきついなぁ・・・

に:あと最近、ユーザー側にもアーティスト側にも「アート指向」のやつが多いけどさ、反企業とかさぁ、うぜーうぜー。そんなにアーティスト気取りたいなら全部タダで配れよとも思うね。ファイル共有でもなんでも流せるんだからさ。ただ届けたいんでしょ?じゃとっとと配れば?っていう。YoutubeとかMyspaceでネットスター気取ってろよと思うね。

く:まあね(笑)無料で配れる環境いくらでもあるもんな。




[時代錯誤過ぎる映画「靖国」規制問題]

に:話一瞬変わるけど、最近テレビで「靖国」とかいう映画が右翼の圧力によって公開自粛せざるえないとかやってるけどさ。これもよくわからない話だよ、ネットの時代に、映画で表現の自由とか問題になるってのもなぁ。

く:表現の自由がとか言ってるな~、監督本人がじゃなく、キャスター連中ばかりが(笑)

に:あれも単に見て欲しいなら、意図的にネットで流出させるべきだと思うな。

く:(笑)

に:単に「映画を見て議論して欲しい」とかさ~だからなんなん?って思うんだよね。「上映できないと稼げないから生活できないんで困る」とか発言がありゃ別だけどさ。単に見て議論して欲しいならネットで流出すりゃいいのに~と思わざる得ない。

く:なんかあれって、普通だったら靖国なんて映画失礼だけど見に行く絶対数少ないよな。だから逆に宣伝してんじゃないかって思っちゃうよな。




[ポップカルチャーは売れた方がおもしろい]

に:で、話戻すと、ただそういうアート指向の人は、ポップカルチャーの領域、自由を侵してはいけないと思うんだよ。ポップ産業っていうのは売れてなんぼだからそれを邪魔するなっていう。真のアートは無料で共有されるべきだとは私は全く思わないし、それはそう思いたい人間の自由でしかないわけで。そう思うんなら無理に共有を許すような状況を作ってはいけない、それは共有できる状況に甘えてるだけだよ。

く:う~んよくわからん。

に:だから法整備してコピーガードもうまく機能しているような状況の中であって初めて、彼らの言う真のアートみたいなものの真価が問われるんですよ。つまり不正をチェックした上で無料のアートを公開していけばいいわけでしょ?そこで初めて無料と有料のアートが並んで評価されるわけでさ。

く:あ~なんとなくわかったような。

に:私は所有という欲望抜きでポップカルチャーは存在しえないと思うんだ。だから共有っていうのは本当天敵だと思し、それに迎合する必要なんか全くないと思うな。だって始めから無料で手に入るポップミュージックなんかおもしろくないと思うよ。

く:所有ってのは購買意欲の要素としてかなり大きいよな。

に:で、私がITニュース関係のニュースでこの記事を作ったとしたらやっぱりこういう風にしめたいわけ。アーティスト側はこの悪状況の中で必死に工夫を凝らして業界を盛り上げてるんだからさ、次に動くのは、ユーザーとIT企業だと。

く:なるほど。

に:もともとCDが高いからっていう理由で不正に共有する口実を作ってたようなもんじゃん。で、提供する側がこんだけユーザーに歩み寄ってんだよ?ユーザーもIT企業も、ばかみたいに「共有は正義だ」とかさ、具体的な案も出さずに「著作権を改正しろ」とか一本調子な論調をやめるべきだと思うんだよ。

く:正義なわけないよな(笑)無料の口実を作りたいだけだろうに。

に:あと、アーティストもファンもさ、そういう口実の欺瞞性を暴いていかないと。だって不正に共有して唯一儲かるのはIT企業や業者だけだよ。「アート指向」の人間はなんでIT企業には批判の目がいかないんだろう?大いなる謎だよ。

く:聖域になってるんだろうな(笑)

に:まぁ私はポップカルチャーに良質なユーザーがいることを信じたいな、じゃないとこのブログの存在自体意味もないしね。というかいっぱいいるはずなんだよ。

く:問題はあれじゃない?ユーザーというより、意図的にファイル共有を商売のネタに利用しているIT企業とか関係者だよな。

に:もちろんそう。でもユーザーも声を出していかないと勝手に民意にされちゃうからね。ブログでもなんでもいいからアクション起こして欲しいもんですよ。


関連リンク:レヴューと商品ページは分けるべき
関連リンク:ユーザーが神の時代は最悪
関連リンク:合法か違法か?違法の場合もあるとしないとおかしい
関連リンク:RadioHead [In Rainbows]と違法ダウンロード

ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/04/12 12:06 】

著作権

ユーザーが神の時代は最悪

著作権法違反:アニメをウィニーで配信、2容疑者を追送致 /京都

テレビアニメの動画がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」で不特定多数に配布された事件で、府警ハイテク犯罪対策室と五条署は21日、堺市東区の会社員、堺省治(39)=著作権法違反罪で起訴=と兵庫県尼崎市の無職、池間勝久(35)=同=の両被告を著作権法違反容疑で京都地検に追送致した。2人とも容疑を認めているという。


ん~年齢が(笑)やっぱりネットで犯罪している人は割と年輩の多い方が多いようです。2ちゃんねるでの犯罪者も割と年輩の人が多いですよね・・・。

調べでは、堺容疑者らは昨年10月14日、アニメ「キミキス pure rouge」をパソコンに取り込んで動画ファイルを作成し、ウィニーで配信した疑い。堺容疑者は03年から、アニメ約230作品5700本、池間容疑者も同年から約170作品3500本をウィニー上に放流したとみられる。


アニメですよ?(笑)30代で(笑)。しかもキミキスって・・・オタク道まっしぐらって感じですよね・・・。230作品5700本!!私はこの方に聞いてみたいですね、何で流したのかを。何の意味があるのかちょっとわからないんで。だってメリットないですよね?

ネット掲示板「2ちゃんねる」でも話題になり、池間容疑者は「掲示板の評価を気にしていた。自分の居場所はネット上にしかない」と話しているという。【熊谷豪】


ん~聞くまでもないですね。そうか・・・やっぱり「寂しさ」なんですね。著作権違反ファイルをアップロードすることで自意識を保っているわけですか・・・。匿名掲示板で違反ファイルをアップロードすると、少なからず喜んでくれる人や感謝や賛辞の声をかけてくれりするわけですから。そこが彼にとっての居場所であり存在意義でもあったということなんでしょうね。

[著作権違反用の通報フォームがあったほうがよい]

でも2ちゃんねるのダウンロード板を見ればわかりますが、確信犯的なアップロードをしている人間がたくさんいますよね。それにしては逮捕者が少なすぎるよ・・・というのが私の印象です。本当にサイバーパトロールとかやっているのかなぁという不安さえ沸いてきます。皆さんも思いませんか?

しかも堂々と店で万引きを目撃しているのに通報する手段がほぼないという状態。おかしくないですか?もっと通報しやすい環境を作って欲しいなぁと思う次第です。インターネットホットラインセンターじゃ著作権違反の問題は横流しですし、警察に連絡するにもいちいち個人情報を晒さないといけないし面倒です。もちろん無責任な情報が集まっても困るという問題もありますが、それを解決するのは、免許制度のような責任を持たせるシステムの導入が必須ですよね。だいたい今の現状じゃ、通報しても著作者が反応しないと意味はあまりないですからね。企業によっては著作権違反の通報フォームがあるところがあるようですが、大抵の場合用意されてないですね・・・これじゃ面倒だから通報しないでくれと言ってるようなものです。

ということで関係者の皆さんこの記事を見てくださいましたら、自社のサイトにでも通報フォームを作ることをお勧めします。それもわかりやすいところにリンクを張らないとどうしようもないです。訴えないからいいって?いやいや、実際にそれを訴えるか訴えないかは問題じゃないです、そういう違反情報が集まること自体が不正行為を防ぐ一つの手段となりうるし、「不正行為が蔓延しているネット」に対する不安感も若干和らぐ効果があるからです。もちろん法改正とか免許制度のほうが優先されるべきだと私は思ってますが、通報フォームの公開は今、改善できることの一つだと思うのです。


[ユーザーが神の時代は最悪]

5700本も流されてからじゃ遅すぎるますよね・・・。私はアニメは見ませんが、アニメは海外にもファンがたくさんいるらしく、違反ファイルが大量に流されています。しかも、各国によって勝手に字幕が作成されているらしいです・・・これをネットではいい人間として捉える人が多いようですが私から言わせれば、アホとしかいいようがないです。誰も言わないのではっきり言っておきましょう。こんなの美談でも何でもない、本質を取り違えた勘違いのアホですよアホ。これも今回の事件の犯人と一緒です、「他人に迷惑をかける形で寂しさを埋め合わせる行動」でしかないです。

本当のアニメファンなら、そんなこと絶対してはいけないと思うんですよ・・・不正無く販売されて流通されることで初めてポップカルチャー特有のクリエイターとユーザーの良質なコミュニケーションがそこに生まれると私は思うのです。本当こんな不幸な状態が続くと、ポップシーンにはアマチュアとオタクとしかいなくなっちゃうよ?。

昔、音楽雑誌で「主役はアーティストじゃなくて、客なんだ」という論調の記事がありました。その図式で今のネットの現状を見ると客(ユーザー)が神になっているような気がする。それはやっぱり違うと思うのだ。だってユーザーは神にはなれない、他者の視線があるから無理が出てきてしまうのです。私が定義し直すとすればこうだと思う。「主役はアーティストでも客でも批評家でも企業でもなく、それらすべてのバランスそのものが主役であると思うのです。」それが「ポップカルチャーのマジック」だと思ってます。

関連リンク:合法か違法か?違法の場合もあるとしないとおかしい
関連リンク:著作権侵害コンテンツ検索サービスも侵害対象になる。
関連リンク:違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない
ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/02/23 10:16 】

著作権

合法か違法か?違法の場合もあるとしないとおかしい

着うた:携帯で違法なファイルのダウンロード急増、著作権巡り議論

今回は着うた。

携帯電話で音楽が聞ける環境が整い、
音楽配信マーケットは急激に成長した。
日本レコード協会によると、
主にCDの音源を配信する「有料音楽配信」は、
07年1月から9月までで約553億円に上り、
06年1年間の数字(約535億円)を上回った。
07年1年間では05年の約2倍、700億円を超える勢いとなっている。
約9割を携帯電話用の「着うた」が占める。
CDの生産金額が8年連続で減少し、
06年は3445億円に落ち込んだのとは対照的だ。


対照的だ・・・という言葉にあんまり似合わないデータですね。
CDはコピーや違法DLのせいで生産が落ちるのは当たり前。
携帯で音楽を聞くという行為は最近発展してきたものなので
この勢いも当たり前。

06年CD3445億円、有料音楽配信が535億円・・・
有料音楽配信が既に2000億円ぐらいあるならまだしも・・・
これは未だにCDが圧倒的なシェアにあると捉えたほうが
適切なんじゃないでしょうか?。
だいたい携帯電話で音楽を聴く人は多数派ではないような感じがします、
私も一時期使ってましたが電池食うので
Ipod購入してからは一度も使う機会がないです。

こうしたことを背景に、「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会」は06年から著作権法改正の議論を始めた。そして昨秋には、違法だと知りながら(「情を知って」)録音や録画する場合、家庭内での私的複製であっても違法とするとの考えで大筋合意した。対象は「着うた」に限ってはいない。罰則は設けない。

委員の一人で日本レコード協会の生野(はえの)秀年専務理事は「違法に配信された音楽は、いわば盗品。手に入れるのは合法というのはおかしい。ビジネスを圧迫する行為を放置したら、レコード産業は立ち行かなくなる」と話す。


罰則は設けないってことはどういうことなんでしょ。
ケースによって重みが変わってくるんでしょうか。

私も著作権違反DLは「完全に合法」というのはおかしいと思います。
だってDLする人がいるからアップロードするバカが出てくるんですから。
麻薬の場合にしてもそうです、販売している人だけでなく
購入した人も逮捕されるわけですから。
「著作権違反DLが違法になる場合もある」
(完全に違法だとキツすぎますよね、だから「情」なんだと思います。)
という風にしないとシステム的におかしいですよね。

もちろん合法の状態で何も問題がないならそれでもいいです、
しかしレコード業界が危機に瀕するほどの問題なわけです。
DL側にも責任が問われる必要があると私は考えます。

違法化に反対意見も
◇あいまいな規定。ITビジネス発展に阻害の恐れ。

一方、小委員会の中間整理に対し1カ月間で8720通と「異例に多い意見」(文化庁)が寄せられ、約7割が違法化への反対意見だった。

委員の一人でジャーナリストの津田大介さんは「通常のネット利用まで違法と解釈されかねず、長い目で見れば今後のネットやITビジネスの発展を阻害する。違法なアップロードの規制で対応できるはず。違法化がすべての著作物に拡大するかもしれず、音楽業界の目的以上に副作用が強いのでは」と懸念する。


ほ~ら来た。
IT業界必死・・・あとコピー業者ね。

「通常のネット利用まで違法と解釈されかねず・・・」
通常にネットをしていて違法になるってどういう状況?
どういう事態を想定しているのか具体的に言って欲しいものです。
不安を煽りたいんでしょうか?

「ネットやITビジネスの発展を阻害する」
だからさ・・・現在あなたたちは、レコード業界の発展を阻害しているんだって!!
著作権に抵触するようなネットやITビジネスなんて
私は必要としないので、どうぞお帰りください。

「違法なアップロードの規制で対応できるはず」
これも具体的に聞いてみたいですね。
私は現在の匿名ベースのネット社会のまま
違法なアップロードだけを規制するということは
まさにいたちごっこだと思ってますので
対応なんかできないと考えてます。
まさにそのいたちごっこにレコード業界はやられてるわけです。
実名ベースなら有りだとは思いますが・・・そこのところ聞いてみたいとこです。

「違法化がすべての著作物に拡大するかもしれず、音楽業界の目的以上に副作用が強いのでは」
こう返してみましょうか。
「合法化がすべての著作物に拡大するかもしれず、ネット業界の目的異常に副作用が強いのでは」
私はネットが重要だと思わないのでどうでもいいのです、はっきりいって迷惑ですよ?

情報通信の経済学を専門とする東洋大経済学部の山田肇教授は「『情を知って』という規定はあいまいだ。インターネットのサイトには違法なコンテンツ(情報)と合法なものが混在し、利用者が見分けるのが難しい場合もある。合法マークと言っても、外国のコンテンツはどうするのかなど、疑問は尽きない。旧来の権利を守ろうと規制を強めるのではなく、新しいビジネスを構築していくべきだ」などと話す。


「『情を知って』という規定はあいまいだ。」
曖昧じゃないと逆に厳しいでしょう、
じゃないと騙されて違法DLさせられたなんてケースもでてきちゃいます。

[今回の法改正は一部を逮捕しやすくするだけ]

今回の法改正は、完全に著作権違反DLを違法とすることではなく。
違法となりうることもあるといったニュアンスに私は取れます。
つまり一部の極端な著作権違反DL者を取り締まることにより
著作権違反を防止するといった具合でしょう。

だいたい意図的な違法DLかどうかはHDDを見れば一目瞭然でしょう。
1TBでも埋まらないくらい違法ファイルがズラーっと並んでるでしょうから。
あとIPアドレスでの動きも残りますし。

ただ、曖昧だからこそあまり効果がないということも懸念されますね。

「利用者が見分けるのが難しい場合もある。」
そういう判断力のない人はPCを使ってはいけませんし、
使わしてはいけません。
特に子供!!
私は車と同じようなものだと思ってます。
免許のない人は車を乗ってはいけませんし、運転させてはいけません。
これは誰にでもわかることです。人命に関わることですから。

大げさだという人がいっぱいいらっしゃると思いますが
著作権も命と同様の重さがあると私は思います。
そう考える人にとっては著作権違反はある種の殺人です。
PCやネットに関しては現状より重い風潮を作らないといけないと思います。
(そこで重要になってくるのが、ネットにおける免許制度なわけです。)

ただ、この法改正に限定して言えば、改正する際に誰でもわかるような形で
アナウンスしないといけませんよね。
摘発されたユーザーは納得しないでしょうから。
プロバイダーとも協力して書類送付したり、TVCMも重要ですね、じゃないと
無知で「情」が発動してしまいます。(無論無知が許されるわけもないですが)

「外国のコンテンツはどうするのか」
法改正に関しては、とりあえず日本だけでも
実施することに意味はあると思います。
日本で効果があれば、海外でも例に習う動きもあるでしょう。

「旧来の権利を守ろうと規制を強めるのではなく、新しいビジネスを構築していくべきだ」
旧来とは人聞きの悪い・・・じゃなんですか?
新しい権利ほど意味があるというんでしょうか?
じゃまずあなたの人権から放棄してみたらいかがでしょう。
新しいビジネスってなんですか?
ITビジネスのことでしょう?
だからいらないですって・・・
これ以上ネットが発展すると人間にとって
どれだけのメリットがあるんでしょうか?
私は絶望的な光景しか思い浮かばないのですが
結局あなたたちが儲かりたいだけなんでは?

というわけでツッコミ終了~案外綺麗に決まったのではないでしょうか?
少なくてもこの記事においては必然性のあるような反対意見は出てないってことです。

いっときますが、私はDL違法化に大肯定というわけではないです。
不安があるとすれば、中途半端な効果しかないかも・・・というとこでしょうか。
逆に言うと中途半端な効果だから支持できるという言い方もできます。
反対者が言うほどキツイ締め付けの法改正
という感じではない印象ですので。
法改正してもダウンロード板とかが残ってるようだと余計なめられるなと。

本当は貼るのもいやなんですが、
下の画像がダウンロード板の現状です。堕落の極みといった感じですよね。
ダウンロード板の現状


例えば日本でも一日に何十万のユーザーが
違法DLしてる現状があるわけです。
その何十万が一挙に全員逮捕されることって・・・想定できませんもんね。
徐々に極端な著作権違反DL者が逮捕されて、
徐々に皆引いていく感じでしょうか。
ただ、改正前よりは摘発しやすい状況になるのは確かです。
(あと通報の問題もあるんですよ・・・これはまたの機会に書きますが。)

それに・・・著作権以外のネットの問題も含めて
実名ベースのネットや免許制度が実施されることのほうが重要だと思ってますから。
でもそれができるのは何十年後かわからないわけで。
とりあえずの著作権違反防止策としてDL違法化を支持するわけです。

だって・・・どこの顔もわからない奴がさ
支持しているアーティストの著作物を食い物にしてるの
(しかもバカにしながらね)だけは本当見たくないからね。


うわ・・・長~。

関連リンク:著作権侵害コンテンツ検索サービスも侵害対象になる。
関連リンク:違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/02/02 15:26 】

著作権

違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない

グーグル:角川グループに違法動画自動検索の技術提供

youtubeが電子指紋技術を利用し著作権法違反の動画を
自動検索するシステムをコンテンツ企業向けに提供したということです。

角川は、この技術で9割程度の違法動画を探すことができると判断ですって。
9割ね~~~笑わせてくれます。
youtubeも姑息な事してますねぇ。
まぁどうでもいいんですが。


コンテンツ会社やテレビ局などの著作権者が保有する動画データをあらかじめ登録しておけば、自動的に投稿動画と照合する。


どのくらいのできなのかは知りませんが、
恐らくこれに照合するのは9割なんかではなく一部でしょう。
何の根拠もないですよ、でも技術的にどう考えてもそうですよ。
だいたいどんだけの動画データを登録しなければいけないんだろう
コンテンツ企業も忙しいんですよ、そんな面倒なこと誰がしますか?

私の考えるyoutubeにおける著作権違反防止策は
ずばりyoutube自体を取り締まる事です。
個人的にyoutubeを見てないので、
なくなってもらっても一切困らないんですが
部分的に取り締まるとしたら、
投稿者からアップロードされた動画をチェックしてから
公開することぐらいでしょうか。

これって当然のことですよね。


2000年始めの動画系の個人サイトでも
こんな当たり前のこと守られてましたよ?
まずチェックしないと・・・
チェックせずに匿名者からアップロード受け入れて
はい、著作権違反ファイル検索サービス提供しました。使ってください。
バカですか?

ニコ動も似たようなことしてましたよね~
バカですか?

バカなんでしょう。
だけどこんなバカな理屈が通るネットはもっとバカです。
ネット社会というものがあるとすれば、まだ原始人レベルでしょうね。

[違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない]
でもYoutubeだけ取り締まってもしょうがないんです。
Dailymotionというサイトもありますし。
ニコ動もあります。小さいのはもっといっぱいあるでしょう。
違法動画投稿者はyoutubeがダメなら他をあたるだけですし。

ひどいのは、いっさいyoutubeで見られにくいような
タグやタイトルで動画を投稿しといて
自分の動画紹介サイトで、アドレスを公開して
自分のサイトで見させるなんて輩もたくさん可視できますよね。
まさに「人の材を使って金を稼ぐゴミみたいな企業」の材を使って金を稼ぐゴミみたいな人達です。
私が登録してるランキング見てみてください、腐るほどありますよ~
アフィリエイトだらけの違法動画ゴミブログが。
(しかも多くが2ちゃんねるスタイル、わかりやすいねぇ)

こういうあからさまな動画共有サイトだけではなく
自分のホームページで違法動画を公開してもいいわけだし、
P2Pでも流れますのでこっちも取り締まらないといけない。
P2PもWinnyだけじゃないしたくさんあります。
ということは、・・・このブログで何度も言っている通り
ネット自体を規制しないと意味がないんですよ。

関連リンク:違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない

テーマ:ニュース - ジャンル:ニュース

ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/01/26 09:44 】

著作権

著作権侵害コンテンツ検索サービスも侵害対象になる。 | トレントスパイ

違法ファイル共有:米映画協会がP2Pサイトに勝訴

タイトル通りですが、米映画協会の(MPAA)が
P2P(ピア・ツー・ピア)サービスのコンテンツ検索サイト「トレントスパイ」を
著作権侵害で訴えていた訴訟にて、勝利したという記事です。

アメリカでこういう動きがあるというのはいいことですね。
重要なのはトレントスパイのような違法ファイルを直接置いてない、
著作権違反ファイルの検索サービスをしているだけのサイトでも
侵害の対象になったということです。

日本でもそういうサイトありますよね~
WinnyやShareの検索サービスやっているとこ。
あるいは2ちゃんねるのダウンロード板。
トレント系は特にアダルト方面で多いそうです。
全部訴えられるといいなぁ~♪と思います。

[根本的な解決法を]
ただ・・・訴えてもまた同じような違法サイトが出てくる状況が続いています。
youtubeやニコ動などは、明らかに違法性があるのにも関わらず
メインストリームにずうずうしく居座っている状況です。

これだけネットが普及しているのですから、
ネットだけ自由とか無法地帯であるのはもう無理でしょう。
やはりネットの利用者一人一人に責任を持たせるような制度を
全世界で実施するべきだと思います。

その制度とは私が考えるには、免許制度が重要だと思います。
これに関しては、以前の記事が詳しいですのでそちらを。
アップロードそのものを規制する。(2)

今回はここまで!

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