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さてさてロッキンオン系で違法DLの話がちょこちょこ出てきているのでご紹介。
[ ロッキンオン・ジャパン ] 激刊!山崎、CDの売り上げについての話でした、 違法DLという言葉は一回もでてきませんが暗に含んでいるので、 ひっさびさの違法DLに関しての発言ということになります。 内容を要約させていただくと。 ・CDの売り上げが落ちている。 ・本誌のアーティストは10万前後に落ち着いている。 ・レコード会社の人達が次々と辞めている。 ・シングルも売れないが、アルバムも売れていない。 ・着うたは爆発的な売り上げが出ているが、まだアーティストのステータスとなるものではない。 ・アルバムが売れないのは、ネットに興味がいってしまったからというのは本質的な理由ではない。 ・アルバムが売れないのは、いいアルバムが出てないからだ。 ・その証拠に海外ではレディオヘッドなどのアルバムが大ヒットしている。 続いて [ スヌーザー ] ・CDが売れていない ・CDを買っているのはジジ・ババだけ ・CDを買ってと言うべき ・お願いしても誰も買わないでしょう ・今ライブの収益を優先確保するような契約が増えている。 ※鼎談の中の話なので発言者は異なりますが、 これをまるごと掲載しているので雑誌の声(総体)として扱います。 じゃないと雑誌の主張とは何ぞや?ということになってくるので。 [ ワールドロックナウ ] ゲスト大貫氏の発言(ロッキンオンとは関係ない) ・CDが売れていない(違法DLは語られていない) ・ライブは好調なのに何故? ※要約のディティールは、例によってうろ覚えなので、保証できません。(笑) ただ、ニュアンスは間違いなく捉えてると思います。 問題あったら修正しますのでご了承願います。 ふふふ・・・ ん~~~~~~なんだかなぁ(苦笑) はっきり言った方が良いと思いますよ? 違法DLが原因でCDが売れないって。 少なくともヘビーなネットユーザーはみんな思ってますって こんな状況じゃ売れるわけないって(笑) スヌーザーの発言は、もちろん乱暴だしちょっとバカだ。 だけど真実を言っている分、すこし気持ちが良い。 事実じゃないですか? いいアルバムが出て売れたって それは根本的な音楽産業の復活には繋がらないと思います。 実際、山崎氏の言ういいアルバムであるところの [ イン・レインボウズ ]が売れたって音楽業界は一時的にしか盛り上がってないし、 誰も真似しようともしない。 ・・・というよりも、山崎氏は以前のようなセールスにまで戻す、 あるいはそれ以上のセールスをもはや期待していないのでしょうか? だとすると話はわかりますが、 それならそうとはっきり書いたほうがいいと思うんですが・・・ それともあえて曖昧な立ち位置にしてるのか・・・むむむ。 なんか・・・ロッキンオン系はリベラルな発想が根本にあるのか知りませんが 違法DLがあってもいいものは売れるんだ的な音楽評論家側の意地みたいのを感じます。 じゃなきゃこういう風に曖昧なレベルで語って違法DLを隠蔽しながら、音楽業界の低迷を語れませんよねぇ・・・。 まぁそういう・・・音楽至上主義的な発想というのは、別に嫌いじゃありません。 しかし・・・過剰な音楽至上主義的主張が、音楽産業に悪影響を及ぼすことも十分ありえるので 私はどう~かな~・・・と思います、それこそ音楽評論家のエゴなんじゃないかと。 これだけ違法コピー、違法DLが進んでるわけですから CDの売り上げに固執するのも変だし・・・ どっちかというと行くことに価値がある(コピーできない)ライブこそ今の音楽業界が向かうべき道というほうが自然だ。 そういや、ロッキンオンはフェスを主宰しているわけでおいしいところを既に押さえている。 あれあれあれ? YoutubeでPV見て、携帯プレーヤーに入れたいと思ったヘビーなネットユーザーは CDを買うわけじゃない、かといってツタヤで借りてコピーするわけでもない。 有料DLで買うわけでもない、ネットで違法DLに走るのだ。 いいアルバムが出たからと言っても、多くは買うわけじゃない、違法DLに走るのだ。 しかも買った良心的な人間さえをもバカにするような発言(スヌーザー)が音楽業界の人間から発せられたりするのだ。 違法DLをバカにしないほうがいいと思う、本当にこれは脅威なんです・・・。 数分、なんだったら1分以内でアルバムが手に入る、無料で。 しかもそれをネタにして商売をする寄生タイプのIT会社を私は許すことは絶対にできない・・・。 (そこぐらいせめて批判しないとさぁ・・・業界の人達。なんで私がこんなとこで言わなきゃならないのだ・・・。 もしや音楽産業よりネットの無法地帯のほうがあんたらには重要なの?だったら辞めてまえ、ほんまに。) 音楽業界の方々は、プレス版ばっかり聞いているわけですから(特に年輩の方、大貫氏) 恐らく自分で試したことがないのか、違法DLに対して感覚が鈍い傾向があるようですが、 一回違法DLをこっそり試してみることをお勧めします・・・本当はこんなこと言いたくないですが(泣) じゃなきゃどれだけ深刻なことが起こってるか実感レベルとしてわからないだろうと思います。 作品の力なんてたかが知れてます、全ての人が納得するアルバムなんてこの世にありゃしない。 所詮・・・相対的な価値観で成り立っているから。 下のグラフみればわかります・・・一目瞭然。 おまけ・2008年度日本レコード協会調査の私的抜粋(ちと見づらいかも) ネットのアホどもが言う、違法コンテンツも売り上げに貢献しているなんて嘘は全く通用しない。あるとしても一部だけの話。 Winmx,Winny、Share、違法アップローダー、Bittorrentと数年継続してきた結果が今の音楽業界の低迷なのだ。 いやいや、別に違法DLが横行しても音楽産業に影響がないなら私もなんにも言いませんけどね。 でも影響があるのは事実じゃないですか。 他になんの理由があるんですか?(泣) いいアルバムがないから売れないんですか?まさかぁ?(笑) じゃ、レヴューの際、新作が出る度、勢いだけで「最高傑作」とか二度と言わないで欲しい。(んなわけないし) その理論で行くと、毎年売り上げ最高記録が更新されることになるから。 だって聞きたい音楽があっても、何にも買う必要がないんだもの。 そりゃ普通の人は買いませんよ。 普通の人が買わないってことは、ポップじゃないんですよ・・・。 いくらスヌーザーが共産系アーティストにポップミュージックの在り方を期待しても それはもうポップじゃないんじゃないの? だって普通の人が聞かないんだもの。 ポップミュージックがポップじゃなくなったら単なる・・・ミュージックです、クラッシックと変わらない。 単なる共産系音楽、アート、マニアのみが支持する音楽そんなもんだ。 少なくともそれはスヌーザーの言う、ロックンロールなんてものじゃない。 著作権の概念がない中国が何を産んだって言うんだろうか? だいたいさぁ・・・スヌーザーの紹介するアーティストのほとんどは ロック、ロックンロールなんて言葉どちらも、大嫌いだろうに(笑) 大いに迷惑、それこそ音楽評論家のエゴだ。 皆さん私が音楽業界の人間だと思ってるかもしれませんが、違いますからね・・・自称ですけど(笑)。 私は単なる一人のポップミュージックのリスナーです。 私は単にどっかで歯止めが必要だと単純にリスナーとして思っているだけです。 自由にコピーできてしまったり、誰彼構わずネットで自由に配信できてしまったりすることは ポップミュージックのユーザーとしても、ネットのアホどもがいうようにおもしろいことではないということなのです。 むしろ不快です。 普通に買うことが今難しくなってるんです。 ポップミュージックというのはアートというよりもスポーツに近いと思う。 スポーツにはルールがあって不正は許されない。 不正を許すとおもしろくないからだ。 今、チャートを真剣にチェックしてる人はあまりいない気がします。 それだけ売れることに不正が混じり過ぎておもしろくもなんともないからです。 乱暴に言うと、CDセールス+DL配信セールス+レンタル量+・・・違法DL数 みたいの作ったらおもしろいかもしれない(苦笑) 同時に今、ポップミュージック自体に興味を失ってしまった人も多いと思います。 やる側も聞く側も、所詮YoutubeやBittorrentにスポイルされてしまうポップミュージック自体に 魅力を感じる人は少ないでしょう。 むしろスポイルしているネット自体に支持者が集まっている現状なのではないでしょうか? というかロックとかロックンロールとかそういうものが IT企業のネット広告支配の単なる素材としての位置づけに落ち着いていいの? 嘘ぉ?そんなもん反抗して当然だと思うけどねぇ。 チャートやポップミュージックというのは最低限のルールが機能して 初めて成り立つものだと思います。 いや別に「ポップがもう駄目なんだ、これからは共産系アートが全てなんだ」という人には 私はもう何も言うことはないですけどね。 守るべきところは守られるべきなんじゃないかなぁ? それはもちろん・・・ネットの無法地帯にメスを入れることを意味する。 ということで今年最期の更新です、支持していただきました皆様ありがとうございました。 よいお年を~♪ |
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