さあさあやってまいりましたゆる~い新企画。
肉球フォントのネットぶった斬り!
(正直この企画のタイトルは適当につけてるので斬ってるかどうかは
かなり疑問です(笑))
個人的に気になったニュースを断片的に対象化していこうという企画です。
第一回のラインナップはこちら
・ブッシュ靴を投げられる
・ブッシュの靴投げゲーム
・ブッシュの靴投げMADムービー
・ガンツに2ちゃんねる登場
・ファイル共有ユーザーに媚びる番組タイトル
[ ブッシュ靴を投げられる ]
私は別にイラク人でも反ブッシュでもなんでもないので
正直どうでもいいです、任期も終るし。
テレビニュースで見る限りは、
メディアもネットも反ブッシュで盛り上がったようですが。
しっかし・・・アメリカって国はなんて単純なんだろうなと呆れてしまいます。
ちょっと前まで、グローバル万歳なノリだったのに、サブプライムローン問題が出てきたら
圧倒的多数でオバマ支持、保守へ一直線かい・・・軸ないなぁこの国。
いや・・・他国のこと言える立場じゃないか。
いまやオバマはアメリカではヒーロー的存在になってるようですが、
私からすると・・・
政治家ごときにヒーローを求めているってところがうすら寒いです。
ネットが後押しした部分が大きいと聞いてます。
ネットは相対化するツールとして優れていると私は考えているのですが
ヒーローが出るって事は・・・相対化できてないんじゃ・・・
むしろ全体化しているというか・・・逆行している?たかが政治家じゃないですか・・・と思っていた方がいいと私は勝手に思ってます。
[ ブッシュの靴投げゲーム ]
この手の風刺みたいのは、
商業媒体とかで非匿名者がリスク背負ってやっている分にはなんとも思わないんですけど、
・・・むしろどんどんやれと思いますが、
ネットの匿名者がやっているとなると、私はどうも・・・いや~な感じになります。
それがどんな優れた内容であろうと、
批判された対象のほうを味方したくなるのです。
しかも
ゲームっていう表現方法って他の表現方法より残酷だと思います・・・。
人の顔めがけて靴投げて当たるかどうかとか・・・実在の人物をネタにするのってどうなんでしょ・・・。
ブッシュ氏の知人や家族がどう思うか・・・
権力者というハンデを上回る卑怯さを私は感じます。
自分が対象にされたら嫌だし。
こんなものが表現の自由だというんなら、表現の自由なんていらないです本当。
逆に、今私が風刺ゲームを考えるとしたら、麻生太郎の誤読ゲーム(笑)ですかね。
もうあったりして・・・だとしたらなんで話題にならないのかなと思ったり。
そういやオウム事件のゲームとかもありましたね、やったこともやる気もないですが。
[ ブッシュの靴投げMADムービー ]
マトリックスの銃弾よけの動画を素材にしてパロディを作ったようですが、これも嫌~な感じになります。
二次創作嫌いの私からすると、「うは~おもしれ~」なんて思えません。
マトリックスは好きな作品のひとつですし、
制作者やファンの気持ちを無視して
勝手に動画をそのまんま素材にして、ネットで無断公開する、その無神経さが私は大嫌いです。
いやいやいや・・・おまえだけのもんじゃないから・・・せめて素材くらい自分で作れよ・・・
こういうアングラ動画を、ニュースの動画として当たり前のようにテレビで紹介するニュース番組ってのもねぇ・・・
自社の批判でこういうのやられたらどうすんのかねぇ。
[ ガンツに2ちゃんねる登場 ]
ヤングジャンプ連載中の人気漫画に「弐ちゃんねる」という形で、2ちゃんねるが登場してます。
ネットをどう対象化しているのか?というのは私が作品を見る上での重要なファクターなんですが、
この作者の場合は特に批評性もなくただそのまんま・・・2ちゃんねるを出しているだけです。(今のところはね)
ガンツの作者ってこの程度のレベルだったのかぁ・・・と、正直がっかりでした。
内容ですが中学校で人を殺して立てこもっている人物が、主人公の知っている中学生キャラだと気付かせるために・・・
登場させているといった感じです。
テレビだと未成年者の顔や名前は公表されないですよね?だから
主人公に2ちゃんねるにアクセスさせているわけです。
以前にもネットの匿名掲示板のやり取りが出てきたんですけど、その時は2ちゃんねる風という域は出てなかったわけです。
ということは今回も・・・特に2ちゃんねるをまんま出す必要はないですよね?
これじゃ単に2ちゃんねるの宣伝をしているようなものです。
ちなみに17巻には、2ちゃんねるって知ってる?というタイトルで語ってます。
要約すると
・暇つぶしにはいい。
・他のクリエイターで自身の作品のスレッドを見て潰れていく人達が多い。
・自分の作品のスレッドは、へこまされるに決まっているから見ないようにしている。
随分と都合の良い付き合い方のようで・・・
こりゃいいカモだわ。
[ ファイル共有ユーザーに媚びる番組タイトル ]
「ハマる!動画ネタ天国 30秒でクスッとくる(秘)動画ファイル共有SP 」
なになにこのタイトル?・・・き・・・きもっ!。
「どこのネットにも落ちていない番組限定のネタ動画をお見せしちゃいます」
・・・と宣伝してますので
Youtubeなどで高アクセスを稼いだ動画を単に紹介する番組ではないようです。
ちらっと見てましたが、
動画共有サイト以外のネットで話題になった動画や、
従来のびっくり映像的なもの、
単にヤフー動画の売り込みみたいなものが素材になってました。
特に内容的に従来のびっくり映像的な域を超えるものではないですし、
ほのぼのとした番組です。
どう考えてもこのタイトルは・・・合ってないです(笑)
「ファイル共有」?入りますかこれ?別に視聴者は同じ時間を共有はできますが
別にファイルを共有しているわけじゃないですから(笑)
これだと違法ファイル共有をしている悪質なネットユーザーに媚びてるように見えちゃいます・・・
私のようなあえて今・・・ネット以外のコンテンツ、
テレビ番組を評価をしていこうとする人間から反感を買ってもしょうがないです。
もしかするとIT会社の意向でこうなったのかもしれません、
こういう番組でファイル共有という言葉を一般化させれば
荒れたネットを柔らかにイメージさせることにより、
現状維持させる効果がありますからね。
ここを見ている皆さんのほとんどはご存じの通り・・・
ファイル共有のほとんどは違法コンテンツで成り立ってます。
もちろんそれ以外のオリジナルもあることはありますが、それがメインではありません。
IT会社はオリジナル(二次創作も含む)がメインだと言い張りますが、
じゃあ何故違法コンテンツをシャットアウトするような仕組みをとっとと作らないのでしょう?
小手先だけの対策ばっかりとってますが、まともなユーザーにはバレバレですよ?
だいたいファイル共有サイトでオリジナルだけを見ている人ってどれだけいるんでしょう?
あれだけ自動にリンクが張られているのに・・・逆に難しいと思いますよ?(笑)
と話が多少行きすぎましたが。
まぁ視聴者もそんなにバカではないと思うし、司会も中山秀征だし・・・
別に・・・いいか(笑)
ということで今年もふにゃ~っと宜しくお願いします。
※本記事の画像は日本テレビの各番組から引用させていただきました。