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資本主義が右だと思ってる病

虎


明けましておめでとうございます。
久しぶりに肉球フォント氏にインタビューをまただらだらと行ってみました。




●こんにちわ、だいぶおひさなんですが
「どうもグレートチキンパワーズでーす」

●・・・誰が覚えてるんですか!
「別にいいじゃないか」

●2009年度どうでしたかこのブログとしては
「あっという間だったなぁ・・・」

●なんか更新頻度落ちてません?
「ん~・・・気のせいじゃない?」

●気のせいじゃないですよ(笑)月別の記事数見ればわかりますよ
「気のせい気のせい、120%気のせい」

●やる気ないとかネタがないとか?
「失礼な!だからダメなんですよ、
ちゃんと見なさいといっているわけですよ
一本一本の精度も上がってますし、
ぶった斬りは数本入ってるわけですから。」

●そういう方向でパワーアップしていっていると?
「そうなんじゃないかなぁ?
というか更新したからといってバァーっと人来るような
状況になってないからね別に!ぷんぷん!」

●誰なんですか・・・なるほど、じゃあアクセス数はどんな感じですか?
去年よりは確実に上がってるような気がしますが。
「微妙に上がってるね、でも微妙だわ、
最低でももう10倍くらいは普通に欲しいんだけどね」

●最低でも・・・10倍?
「そりゃそうだわ、ある程度世の中ビビらすためには
軽く10倍くらいないと話にならない~」

●じゃある意味全然駄目なんですね。
「そうとも言える、それは認めるわ。
でも別に素人が単独でできる範囲のことは十分やってるし、
『民主主義(多数決)』も信じないので『別にだからぁ?』って感じですね
でも最近、このブログ名で検索してきてくれる人が結構いますね、
『口コミ』で広がってる感じはちょっとある」

●リンクじゃなくて口コミなんですか
「そうなんですよ(笑)だからページランクは上がらないんだけど
『ネット信者』以外のところで話題になってるってことだから
それはそれである意味好感触ですよ。
というかネット業界的にロックオンされてるだけかもしれない(笑)」

●最終的にはネットのネガティブな情報を流してるってことで
このブログが潰されたりして・・・
「それはできないなんじゃない?
それやったら完全に『共産主義』だわ、
自由民主主義通りこして共産世界の完成だよねぇ。
完璧な言論封殺。
君らが真に自由民主主義を志向するんなら
絶対やったらあかんよ・・・
と言っておきましょうか。
だから突然このブログが消えることがあったら
それが実現されたと思った方がいいんじゃないかね。」

●また大事を・・・
「でもありうるからね、だってさ潰すときの理由なんか
サーバーに異常起こってデータ消えたで済む話だからね。」

●そういえばそういう『民主主義批判』もそうですけど、
随分『右翼』っぽくなってないですかこのブログ?
「気のせい気のせい、それは果てしなく気のせい」

●そんなことないですよ!あなた昔、
どれだけニュートラルに捉えられるかとか書いてたじゃないですか!
「う~んまぁそうねぇ・・・いやだから
その発言したときには確かに中立的な立ち位置を自分では意識してましたね
でも・・・」

●でも?
「結局、それは保守的な立ち位置だったと言わざるえないのですよ」

●どういうことですか
「いやだから中立と言う言葉は正確じゃなかったわけです、
バランスというのが正確でしたね。
バランスを調節していくのが自分なりの保守感覚ですので」




●前回のCMネタの昔のアニメキャラを利用する・・・にひとつツッコんでいいですか
「え~・・・やだぁ」

●誰なんですか・・・『昭和の広告』みたいな本を観たんですよ、
そしたら『巨人の星』が殺虫スプレーの広告やってましたよ。
つまり最近の傾向ってことでもないんですよ、イメージのズレみたいなのは。
「ん?・・・気のせいじゃない?」

●だから気のせいじゃないですって(笑)
「そう?でもそれだけでしょ」

●いや他にも『銀河鉄道999』のキャラがラジカセの広告やってたり。
「それも気のせいだよ。」

●観たんですって!
「ん~じゃ昔からそういう傾向はあったんだろうね。
でもだからといって
別に私の論旨は変わりませんね。
やっぱりイメージのズレみたいなのは『安易なパロディ』を招くと言う意味でよかないよ、
それこそ価値を破壊する方向を推し進めるわけだから。
別に積極的に言うつもりもないけどさ・・・その程度のことを。
だから番外にしてるわけで。
でもパチンコのCMに関しては
『ルパン三世』の並んだボーズはよかったわ。」

●坊さん達がシュートをするときお辞儀しながらよけるやつですか。
「そうあれは笑ってまうね、あそこまでやられるとなんとも思わないね。
でもこのネタは一般の人にも受けた感じがありますね、
結構この記事タイトルで検索してくれる人がいたので」




●小向嬢がストリッパーに転向したとか・・・、
このブログでは『ゴシップ誌』の被害者として取り上げてますけど。
「ん~なんとも・・・言えないですね
私としては、ゴシップ的な勢力と戦ってタレント業に
復帰するのが最善だと思ったし、
それがしんどいなら引退して『普通の仕事』したほうがいいと思うだけだね。
ドラッグごときで潰そうとする業界も異常だよ。」

●なんでよりによってストリッパーなんでしょうね、
AV女優とかも出てる劇場らしいので
ほぼAV女優と同じ立場として出演だそうで。
「いやだからAV女優に転向って噂はある意味本当だったのかもね、
それが事件が起きて契約上の問題が出てきたから
とりあえずAVよりマシなストリップに出てる感じなのかもね。」

●SODっていうAVメーカーでストリップビデオも発売だそうで、AVもほぼ出そうですが。
「いやもう知らないよ(笑)
私が身内だったら確実に止めるけど。
かわいそうに、まともな身内が周りにいないんでしょう。
AVで大金稼ぎたいならそれでもいいんじゃない?
本人が本当にそれを望んでるのならねぇ・・・
なんか裏で無理矢理やらされてなけりゃいいけど。
AV業界って『ヤクザ』が仕切ってるっていう話も聞くしね。
AVの道に行くって事はゴシップ誌がしたてあげたようなもんだしなぁ。
これに対して、ワイドショー、週刊・スポーツ誌は
一切考慮しないで煽るだけなんでしょうから。
そういう風潮に対して誰も否を叩きつけようとしないんだわ。
これも個人の『自由』だからってことで終っちゃうわけ」

●でもAVで成功ってパターンもあるんじゃないですかね、
飯島愛とか本が売れたじゃないですか。
「でも『自殺』したでしょ、飯島にしたって小向嬢とは逆だからね。
AVからタレントへ転身なわけだから。
しかも飯島の時代はまだ『ソフトタッチ』のAVだそうで、
本番があったかも怪しい。
そうなると今のAV、特にインディーズは・・・
これ以上ないくらい過激になってるから
小向嬢は飯島愛よりある意味『汚れ』にならないとやっていけない。
ほとんど『娼婦』になるっていっても過言じゃないよね。
家族だって、よっぽど孤独な環境にないと・・・
元有名AV女優と結婚しようっていう人は出てこないよね。」

●大金をその後どう使うかがポイントですよね、それを元手に事業したり。
「だね、海外で暮らすとか、所詮有名だから普通の仕事はしにくいでしょうし。
国内で働くっていってもやっぱり『アダルト産業』しかないでしょうから。
まあ・・・今からでも遅くないので『普通』に戻った方がいいですね
AVとストリップじゃだいぶ違うんじゃないの。
あああああ!」

●なんですか(笑)
「そういや絶対、やるだろうなと思ってたのが
酒井法子嬢AVデビュー説
本当に煽ってるから受けるな(笑)」

酒井法子AVデビュー説
↑出たサイゾー(笑)どうしようもない。

●そうなんですか・・・最悪ですよねこれ以上ないくらい
メディアで潰しといて挙げ句の果てにゴシップ誌がAVデビュー煽ると・・・
「もうワンセットになるんじゃない?
女性芸能人が事件おこしたら
『AVデビューを煽る』っていうパターン
がさ。
サイゾーと2ちゃんあたりをヤクザが仕切ってるのかねぇ・・・
こうなってくると海外サーバーの日本製AVによる『無修正動画』問題もあるし
AV自体に『規制論』出すしかなくなってくるよ」

●AVに規制をかけるわけですか
「いや知らないけどね、例えば国籍で縛るとかね。
海外サーバーだろうがなんだろうが日本国籍の女性がAV女優として
無修正AV出てたらパクれるようにしたらいいんですよ。」

●そんなことできるんですか
「いやだから知らないけどさ(笑)素人考えの話ですよ。
何もAV出るために日本国籍を捨てる奴なんかまずいないから。
どうせやってることが売国奴、恥さらしなんだから
当然でしょ、そのくらいのリスクは。
というか普通のAVも辞めたらいいんじゃない?
AVなんかないほうが『少子化』も押さえられると思うよ。
タレントくずれが芸能の価値を貶めるみたいなのも見たくないし。」




●ネットぶった斬り#3では肉球さんはメディア擁護してますが。
「・・・こんなことばかり書いてると、TVびいきだとかメディアびいきだとか
言われそうなんだよな」

●別にひいきしているつもりはないと?
「ないですね、いんや公平に見比べても
ネットと較べたら、遥かにメディアのほうがマシだよ。
というかね別に新聞はほぼ読まないけど
テレビ・新聞がなくなったって別にいいと思ってるんだよね。
ただ、その時『同時にネットもなくなれば』全然オッケーって話ですよ。
そうなれば『地域社会』ってのは復活するはずで。
最悪なのは、その時ネットだけ残るとしたらそれは、
より『マスメディア的な状況』が
強化されたこと
を意味するだけ・・・なわけですよ。
誰もがメディアっていうのがネットなんだからさ。
だって見てみ?
ヤフニュースひとつとったって『ゴシップ系の記事』だらけじゃん?
見方によってはもうネットは『メディア的なもの』に占領されてるんだよ。」

●でもメディアは一方通行ですけど、ネットだと双方あるし
個々のコミュニュケーションもあるから、
一概にそうも言えないのでは?
「ちょっとはあると思うよ、
でも最低でもそれは顔や名前とか職業とか
『ある程度の個人情報』が見えていないと駄目だな。
『匿名ベース』でこれからもネットが推進していくとなると
より民主主義、マス的な社会にしかなっていかないだろうね。
『地域、身近な共同体』がそこでないがしろにされると
どんどん国家を破壊する方向にしか進まない
だから『ナショナリズム』的な意味においても
実名性とかネットの規制で『距離感』を維持しないと駄目なんですよ
だから規制は必要不可欠だと思うね。」

●なるほど、でもここではっきり区切っておいたほうがいいですね、
共産、社会主義的な観点からの「規制」じゃなくて
国粋主義、保守的な観点での「規制」なんですよね。
「そうそう」

●でないと、左翼になっちゃいますもんね。(笑)
「なんかあるよねそういう偏見?
「規制を入れないのが右」みたいに思いこんでる人多いよね。
私的に呼ぶと、『資本主義が右だと思ってる病』ね(笑)
資本主義は『左翼』なんですよ・・・
しかもマルクス的には成熟した資本主義が破綻した後に
真の共産国家
できあがるってシナリオなんだから
今のアメリカのネット企業の在り方ってのは
それに近いんだよ。
ものすごく経営方針は資本主義的なんだけど
サービス自体は共産主義的でもあるっていう。」




●産経新聞がIphoneで無料で読めるようになったとか、これ肉球さんイラっとしてるんじゃ?
「もちろん、『何でも無料化ってグーグルのやり方』に屈したら
どんどん無料でしか言論・文化活動ができない状態になっちゃうよ。
『お金払わないといけない文化はいけない』っていう純粋主義な。
それって私の嫌いな『自由』っていう観点からしてもツッコミ入れられるよ。
だって文化を産業化することが実質禁じられるようなもんだもの。
どんどん不自由な『グーグル、アメリカに都合のよい社会』が作られようとしてるんだよ。
まぁ産経読者がIphoneで観られるから購読辞めようっていう人も少ないとは思うけど
新聞自体年輩の人のものという感じがするし。
っていうか産経新聞のことなんか知らないけど。
一応保守の新聞なんだから、やっていることおかしいよね。
本当もう日経新聞に名前変えた方がいいんじゃない?」

●どういうことですか
「だから資本主義新聞っていう(笑)」

●でももともと産業『経済』新聞っていう名前ですもんね
「モロ資本主義的な名前なのに保守だと思われてることが変っていやぁ変だね。
『Sapio』にそういやそのIphoneの記事があって
なんかフジテレビの視聴率がある時期悪かったとかいって
マスゴミ崩壊論を2ちゃん信者三橋氏の名前上げて煽ってた(笑)」

●すごいですよね、視聴率がある一時期悪かったってだけで記事にしてるんですもんね(笑)
「しかも最近のフジの視聴率は別に悪いってこともないよ、
本当・・・その一時期だけだよ。
特にバラエティではほぼ日テレかフジの独占状態だし、
何処観て言ってるんだっての。
だってここ十年で・・・
レンタルとか衛星放送、ケーブルテレビ、ゲーム、携帯、ネット、録画によって
『娯楽の多様性』が出てきたっていうわけだから
地上波テレビの総合的な試聴数が減るのは当たり前じゃない?
しかも録画してる数とか合法違法問わずソフトで試聴している人を
数に入れたら・・・
減ってるどころか増えてるかもしれないよ。
そこ一切無視して視聴率下がった~とか騒いでるバカはなんなんだろうね。」

とある一時期の視聴率
↑ビデオリサーチのサイトを行くと数年前のバックナンバーも見られます。

2ちゃんねるのスレッドみたいですよね(笑)
「本当もはやゴシップ誌と変わらないよねやっていることが
それも編集部がやってるんだから相当あそこは保守として瓦解しているよ。
著作権法に守られながら、Youtube支持したり、やっていることがおかしすぎ。
そういう社会を肯定するなら・・・
自分からファイル共有で編集部公認でSapio流せばいいのにねぇ。
この前なんかAVの記事とかあってさ」

●(笑)
「なんか日本は『AV大国』とか、
『ぶっかけ』は昔の日本にルーツがあるとかなんとか(笑)
ついに歴史的観点から地味にAV肯定論載せ始めたからね。」

Sapio
↑小学館オンラインのSapioの目次より抜粋、ネットを聖域視してる割には未だに自身のHPも用意してないらしい・・・


●うわー(笑)『ぶっかけ保守』ですか
「他で変な記事やってても、
櫻井よしこと小林よしのりに書かせてたら保守だと思ってるのかね?(笑)
なめすぎじゃない読者を?
とっととSapio廃刊にしてSapioWebとか
それこそIphoneで無料サービスやったらいいじゃん?
なんでやんないの?それがお望みなんでしょ?」




「それでおもろいのがロッキンオン編集長の今年の1発目で粉川しの嬢が編集コラムの記事で
私と同じこと書いてた」

●同じこと?
「ん~つまりね、音楽業界の話なんだけど
買われなきゃポップミュージックじゃない、
ボランティアでやっているわけじゃない

とか」

●おお、肉球さんがまさにこのブログで言ってたことじゃないですか!
「でしょ?フレーズのチョイスもこのブログと一緒だよ。
私が書いたのかと勘違いしちゃったよ」

●それはないでしょう・・・
「・・・もしかすると皆勘ぐるかもしれないけど・・・
肉球フォントの正体は粉川しのじゃないからな!!」

●誰も勘ぐりませんよ!
「まぁ導入がアナーキー煽ってるから、
所詮『リベラル』な立ち位置から発言してるんだけどね。
でもこういう『与党精神のある発言』ができたって意味で評価したいですね。
もともとロッキンオンっていうのは
与党精神みたいなものはある出版社だと思ってたけど
だから片割れのスヌーザー田中のヘタレ左翼っぷりとはやはり違うというか、核が違うなっていう感じですわな。
だからうちの読者でロッキンオン立ち読みで済ましてる人は
今号だけはカレンダーもついてるし2009年ベスト企画もあるので『買い』ですね。」

●ロッキンオン批判したかいがあったってことなんでしょうか
「まあ正直意外だったね、
もうロッキンオンにはこのブログ的には期待してなかったんだけど
山崎氏あたりならそういうことも言ってくれるのかなと思ってたけど
いつも無難なことしか言わない・・・
粉川しの嬢からこういう発言が来るとはね、
あら意外、やはり編集長に選ばれるやつは骨があったってことなのかな。
・・・しかしこれはもうネット業界・音楽業界が肉球フォントの強い影響下にあるってことですね」

●そうなんですかね(笑)
「じわじわ来てるんじゃない?(笑)
業界人は結構このブログ観てるんですよ
だからこういう与党精神のある発言ができる人が業界のメインに数人いりゃ
『無秩序のネット』なんか潰せますよ。
IT企業の奴らは『美学』ないですもん。
DMMのFXのCM観た?」

●金が全てじゃないっていう歌手の台詞を、すいません綺麗事言いましたって修正するやつですか
「そう、最悪じゃんあれ」

●まさに『拝金主義』って感じですね、ライブドア的というか。
ロック的な表現を全否定とも取れますもんね。
「ねぇ?拝金主義をCMで主張したからといって
正当化される
とでも思ってるのかね(笑)
金が全てだったら・・・
『何でも金のために』壊したり無視したりしていいってことだからさ
それ突き詰めていったら『社会』自体不要になるもんねぇ(笑)
ニルヴァーナのNEVERMINDのジャケット写真が本当お似合いだわ。」

●赤ん坊が水の中でお札めがけて泳いでるやつですね
「だからもうCMをなにかの主義をアジる場と勘違いしてるんだよ、
美学のない証拠。
金が全てだから・・・
『エロパロ同人』も自然にDMMのコンテンツに加わってしまうわけ(笑)
『ITとアダルト業界』は本当ろくな事しないね。
『美学がないこと』が自慢になるわけないのにねぇ、バカだね。
こいつらはとっとと規制かけてアメリカに飛ばしたらいいんだよ、
で、アメリカと資本主義と共に勝手に滅んだらいいよ」

●(笑)
「まあ2年前のInRainbowsの時に
何故これが言えなかったのかっていうのもあるけどさ。
その時に言ってれば私がこんなブログを
今でも続ける必要性もなかったのかもしれないわけでね。
2年前にそういうことを既に言っていた
このブログのすごさ・・・を改めて実感しますね。」

●また自画自賛ですか・・・




「この前AKBINGO見てたのよ」

●またまた何見てるんですか(笑)
「そしたらさ、メンバーの女の子の部屋の私物を見るコーナーがあってさ、
自分が出てるAKBINGOのブイがずらーっと保管してあったんだけど
すごいのがさ」

●なんですか
「全部VHSなんですよ(笑)」

●まあ・・・でも結構いるみたいですよ
「すごいよね、でもDVDプレーヤーはあるみたいだから、
録画するのがVHSしかないみたい。
まあ考えようによっては・・・DVDって使いにくいっちゃあ使いにくいよね
焼かないといけないっていう。
容量も余ること多いしさぁ・・・
しかも焼くことに失敗の可能性もあるっていうのが・・・
BDもそうでしょ。で~HDDもさ、基本容量足せないでしょ?
自作PCならHDD買い足すとか、外付けHDD買うとか
ちょっと玄人っぽいことしないと
駄目なわけだから一般的にはVHSの手軽さってのは良かったんだよ」

●でも劣化しますからね。
「でもあれだよ、この前古いDVD-R取り出して見たら見事に消えてたよ(笑)」

●中国製の使って焼いたんじゃないんですか?
「いやそれもあるんだけど、日本製のでもばっちり消えてる(笑)」

●日に当てたとか、傷ついたとか・・・
「ケースに入れてたから多分大丈夫だと思うんだけど・・・消えてる
だから一概に『デジタルだから保存に優れている』っていうのも大嘘だよ。
メディア自体の劣化で数年で消えちゃうわけだから。
むしろVHSのほうがほおっておいても
劣化することはあっても消えることはないからさ
DVD-Rは消えるんだよ?」

●じゃあVHSに戻すんですかっていう話ですよ(笑)
「いや戻さないけどさ、金かかるし」

●何が言いたいんですか・・・
「別に戻したっていいけどさ、
やっぱりそれは『国』がやらないといけないよっていう」

●国がそんなことするわけないじゃないですか
「もちろん、そうなんだけど。
・・・ここで言っておきたいのは強制されてルールが変わって
前の基準に戻ったとしても『国が決めたなら』それに従おうかっていう気にもなるんじゃないかって
思うんですよね。」

●そうですかね?反発する人もいるでしょう
「誰が?」

●う~ん、そりゃDVD作ってる会社は反発するでしょうし、
DVD貯めてる人も観られなくなるから
どうしてくれるんだ!ってなるじゃないですか
「でも他の稼ぎ方、鑑賞方法あるじゃない、DVDである必要は何もないよ」

●そんなこといったらなんでも規制可能じゃないですか
「そうだよ、だから私が言いたいのは『実は何でも規制可能』なんじゃないかってこと。」

●怖っ!
「で、それに対して国民はマスコミが煽るように反発するかっていうと・・・
そうでもないんじゃないかっていう。
『よっぽどの悪法』じゃない限り
規制されたら・・・されたで従う・・・
そのくらいのもんなんじゃないかな?『日本人の意識』って。」

●また国家権力を軸にしすぎじゃないですか・・・
「いやだからもっと『国家権力ってのは当てにしてもいいのでは?』
・・・と最近思うわけですよ。
戦後マスコミはアメリカに占領され反権力と化して
大衆を教育してきた結果こうなっているだけの話でさ。
本当はもっと『国っていう物語』を使って、
文化を守ったり構築したりしていいはずなんだよ。
日本の歴史観たって・・・
今まで酷い圧政をしてきて民衆がそれを打ち破ったみたいな左翼的構図はないわけで。
欧米の歴史とは全然違うわけなのに、
その構図を敗戦を機に無理矢理あてがわれたから・・・
おかしなことになっているんだと思うよ。
だって日本は外敵から身を守るために鎖国までできたわけだから、
これある意味すごいことだよ」

●あ~・・・逆にね。
「だから今の地球市民的なうわべだけの仲良しモードをやめて殴り合い始めた方がいいね。
どうせ裏で情報戦争やってるわけだし、情報のほうが醜いよ、女の戦いって感じで。
言って分かりあえないなら、殴るしかないですよもう・・・
これは自然の掟、反戦は負け犬の思想。」

●だから戦争煽らないでくださいよ!怖いですって




「それにしてもあれだな・・・
TV業界見てるとYoutubeに寛容すぎるんだよね。
その違和感が一番でかい。
だっておかしいじゃん?利益奪われているんだからさ
それをなんかさ、さも信頼性の高い動画サイトのように
Youtubeを紹介していること自体おかしいじゃん?
なんかテレビ業界全体が・・・
『ネットに不利益なことを一切言えないような言論封殺がされている』としか思えない
んだけど。
・・・・・・余裕か!」

TV内のYoutube発言の一例
↑やや許容する発言、こういう微妙でやや許容するコメントしか私はテレビ上で聞いたことがないです、茶化して済むものでもないと思うのですが・・・余裕か!

●なんですか・・・そのタカトシのツッコミのノリは
「余裕じゃないはずなのに・・・・・・余裕か!」

●ですよね・・・平気で「Youtubeで見た」とか紹介されてますものね。
「いや別に・・・Youtubeにも良い部分あるよ、
でもそれ紹介する前にテレビとしては
一言言っておかなきゃいけないわけじゃない?
『テレビ番組を無断で流してはいけない』っていうことをさ。
何故それをテレビ上でしないまま何年もやってきたのかっていうさぁ(笑)
何でまるっきり部外者の私がこんなとこでさぁ、
いちいちツッコミして支持を得たりする始末ですから(笑)
バカでもすぐツッコめることじゃないですか・・・こんなこと。
異常なんだよね、このTV業界のネットに対する寛容さって。
だいたいYoutubeの良い部分にしたって・・・
別にYoutubeである必要何もないし(笑)
元々自サイトで動画公開すりゃいいだけだし」

●でも送信コストもいらないし、
タグとかリンクがもらえるから
アクセスされやすいのが受けたんじゃないんですか?
「サーバーにかかる料金はそうだし、アクセスもそうだよね、
でもそれだって別に『共有システム』である必要ないよ
もっとまともな配信システムやってる動画サイトあるじゃない?
アクセスだって通常のリンクでどうにかなるもんだよ?自動タグだってそう。
なにもYoutubeを介して利益を与える必要は何もないわな(笑)」




「でもえらいよね、オタクもさぁ、ある一部分だけ見れば」

●何がですか?
「CDだよCD、ほらチャート見るとさ
結構アニメソングが上位にくるわけなんだけど
売れ行きがさ、7万とかさ売れるわけ」

●すごいじゃないですか、今の売れ方だと。
「そうなの、個人的には嫌いなんだけど
『けいおん』のCDが売れたりするのって
でも、まさにこれって私が以前指摘した
『宗教』っぽくなってる現れでもあるわけですよ。」

●ああ、買わなくてもいいのに買っているという
「アニメソングとアイドル系は『買うこと』に意味を見いだしてるわけだから、
だってはっきりいって楽曲だけ取ったらゴミに近いでしょう?」

●またまたファンから反感を買うようなことを!
「アイドルとかさぁ売れるのはいいと思うよ、
でも嵐とか楽曲だけ取ったら・・・
やっぱりさぁ・・・これ本当に聴きたいか?って思っちゃうよね。
AKBとかもRIVERってのが20万近くいったわけだけども・・・
なんでよりによってこの曲っていう・・・
どうせ売れるなら一つ前のほうが楽曲的には良かったわけで」

●でもこの前現役女子高生と会話したんですけど、
いつも着うたで済ましてるけど
嵐の曲はCDまで買っちゃったとか言ってましたよ。
彼女らにとっては本物なんですよ。
「いやだからいいんだけどさ、
アイドル曲もさ・・・でもそれがメインにくるってのはなぁ・・・
去年総合売り上げ一位でしょ?
まぁオリジナルアルバムだけでいったら
ミスチルが真のミリオンなんだけどな。
もっと『本職のアーティスト』が売れた方が健康的だもの。」

●くるりと松任谷由実がデュエットでコンビニCD本発売だそうで、初週で2万ですって。
「微妙な売れ行きだね、でも『セコイ売り方』だねぇ(笑)
安っぽいというかなんかなぁ・・・今、『売り方』で差をつけようとしても裏目に出るだけだと思うな。」




●そういやグーグルのCMどうなんですか?
前回あんまりイラつかないとか言ってましたけど。
「・・・イラつくわな(笑)」

●やっぱり
「だって短期間に頻繁に変わりすぎだし、
だんだん『iphoneのCM』と化してるもの
手元だけで洋楽流れてる感じ?で最後にロゴ?ほぼパクリな、
間抜けな声がないだけマシなのか?
ちらっとYoutubeが出てくるバージョンもあったし最悪だな」

●でもそれって異常ですよね、また似たような話ですけど
テレビ番組の著作権侵害はYoutubeでものすごいあるわけじゃないですか?
それを一切無視してテレビの中でYoutubeを宣伝してるわけですよね。
「そうなんだよ、意味がわからないよね(笑)
さっきもいったけど、これに対してスルーっていうテレビ業界がまず異常。
ほとんど『無秩序のネット』を応援しているようなもんだもの」

●無秩序のネットを応援しているのはチャンネル桜だけじゃなく、
テレビ業界そのものっていう(笑)
「ねぇ?(笑)本当こういう異常な現状を目の当たりにすると、
テレビの著作権に関しては、私もフォローしたくなくなってくるんだけどな・・・
あんまり困っている感じが出てないんだもの
本当ACCSと善良なユーザーだけなんじゃないの?頼りにできるのは」

●各テレビ曲も公式に有料でネット配信してるわけですもんねぇ?
明らかに迷惑行為ですよね
・・・なのにCM流すわけですね(笑)
「なんかあれだよな、ほとんど「成人エロオタクの世界」っていうかさ、
『犯されても喜ぶ女的な構図』が本当気持ち悪いな。
『犯されてんぞ!』っていって目を覚まさせるところから
始めないといけないのかな(笑)」

●洗脳を覚まさせるみたいな・・・洗脳されてるんですかね?
「洗脳されてるってことなら本当、
『GHQの洗脳』が完璧に行き届いてるってことなんじゃない?
アメリカの自由・民主主義がさぁ(笑)」

『普通の個人に何でも権限を与える』って意味では、
個人がネットを使って
テレビと同様のことをできるようにするっていうことですもんね
でもだからといって『著作権』とは何の関係もないんじゃ?
「ないよね、だってそれだったら
何でもコピー可能で誰が作っても、
勝手に自分のものにして売り物にしたって良いことになっちゃうわけでしょ?
『やったもん勝ち』じゃん?だったら作る意味もないよ。
で、ネット信者はアホだから作って奪われて
勝手に流してもらっても『嬉しい』とか言い出すんでしょう?
ほらまた『オタクの犯されて嬉しい世界』(笑)」

『主体性』がないですよね、
というか主体性が失われていくというか。
「だから本当にさ、
『誰もが同じ者』っていう社会に近づいていかざるをえないよね?
ものすごい個人の在り方が「共産主義的」なんだよ。
『匿名』っていう前提がもうそうだしさ。
『脱個性』、『一極化』が今のネットの特徴、
それを象徴しているのがGoogleとかAppleとかWikiだったりするわけだ
日本だと2ちゃんな。
そのネットメディアを後押しするのが・・・
新聞、テレビの『メディア』っていう構図?多様性のかけらもない

●そうか、よくよく考えてみると肉球さんは反グローバリズムなわけですよね
「そういうことになるんじゃないかなぁ
だから今のネットはグローバリズムの固まりなんだよね。」

●でも気になるのは2ちゃん勢力ってグーグル批判してたじゃないですか?
2ちゃんってもしかすると多様性を主張してるんですかね?
「いやだからさ、あれは『グーグル検索から2ちゃんがはずされる危険性』があったから
訴えてただけの話でさ、
結局グーグルも2ちゃんねるも性質は同じだよ、『自由民主主義』。
見た目の色の違いだけだな。
グーグルは白く見せようとしてて、2ちゃんはあえて黒く見せることで白くみせようとしてる違い。
黒か白かでいったら・・・
どっちも黒で・・・
開き直ってるか直ってないかの差だわな、
そんなのは問題じゃなくて
どっちも『近代主義』の固まりってとこが問題なんよ。
で、おかしいのがグーグル、2ちゃんを批判してる人らのほとんどに欠けてるのが
『自由』を批判することなんだよね」

●でも昔、肉球さんも自由がどうとかいってましたよ。
「うん、まあ自由という観点から斬れることもあるけど、
それだけだったよね、それだけじゃ駄目だわなぁ。
だからまだ未熟だったんですね、まだ自由・民主主義信仰から
抜け出せてなかったんでしょう。
戦後を普通に生きてればデフォルトがもう『サヨク』になっちゃうから。
よっぽど意識して戦後以前を見ていかないと気がつけない。」

●洗脳が解けたと?
「だね、だって『自由』がグーグルも2ちゃんという『暴力』も許容するわけでさ(笑)
自由を第一の価値にしちゃえば成立するんですよどっちも、
だから『自由・民主主義』の立場で規制できるわけないんだし、
あちらの言い分も『自由・民主主義』の立場なら十分納得しうるロジックなわけで。
なのにも関わらず、これは『真の自由じゃない!』とか主張するわけなんだよね。
自由と無秩序は同じ意味なんだけどよく分かってないみたい。」




「この前のCM特集で分かったことがあったとすれば
本当『CMウザイな』っていう、まさにそれですね。
だから『CMスキップ機能はあって当然だっていう主張』は今ならモロに賛成できる。」

●でもそれだとスポンサーがテレビに金出さなくなるわけですね。
となるとテレビ番組がどんどんつまらなくしょぼくなると。
「そう考えると『ウザイCMを作れば作るほどテレビ業界が衰退』と、で
主に『ウザイCMを流しているのはネット企業』だから
これも理に適うわけだ(笑)
利用しつつ、貶める(笑)で『犯されて嬉しい』っていう、うわーキモっ!!」

●一人で爆発しないでくださいよ・・・
「・・・そういやオタクといえば最近書店のソフト関係のところいくと
やたら『Pixiv』関連の本が目につくな」

●絵の共有サイトですよね、なんで嫌いなんですか?
「ん~なんか共有とかコメントとか☆印ついてるところとかは
もちろん嫌いなんだけど。
なによりも私が思うのは、
ランキング上位に来るのがなんで『萌え』とか『少女』ばっかなんだろうなっていう(笑)」

●(笑)
「絵と言えば、『少女』か?!(笑)
いやそういう人たちがいてもいいと思うけどさ。
でも・・・それが中核を成しているってのは相当異常だと思うよ。
で、そういう当たり前のことを業界のメインにいる人たちが言わないでしょう?
なんか少女書けば絵だとか思ってるのかね?
彼等はひょっとしたら『絵』と書いて『しょうじょ』と読んでるのかも!」

●同人業界の手が回ってるという感じがしますよね、
コミケの情報とか積極的にコミケに参加させようとしてますもんね。
「なんか『コミケにいいイメージを持たせよう』と必死なんだよね、
そういうところがいやらしいよなぁ。
教本とか観ても『コミケ』に一切ツッコミなしなんだよね、
『同人寄りの業界人』がCG教本作るとああなっちゃんだわな・・・
少なくとも、コミケっていうのはグレーゾーンというかグレーのやつの溜まり場であってさ
絵が好きだからコミケに参加っていう軽いノリで参加するものじゃないってことは、
それこそ子供でもわかることじゃない?(笑)」

●ニュース観て、参加している人たちの顔ぶれを見ればわかりますね(笑)
「だからもうそうやって・・・自分達の本来やっていることのグレーさを
隠蔽して広めようとするのはやめなさいと言いたいわけですよ。
境界線をはっきり明示してやれ!・・・と。
まともなやつは『コミケ』なんか参加しませんって、それこそ絵が好きな奴は
まずこの『萌えと少女』の過剰さに対して違和感を覚えないはずがないですよ。」

●でも彼等からしたら、
既にある漫画、アニメ、ゲームを利用することでしか
何かすることができないんじゃないんですかね?
それが彼等にしたら一番っていうか。
一番の価値になっているんじゃ?
「だからそれは『価値相対主義』的なんだわな」

●最近出てきますねそのフレーズ、なんなんですか
「ん~なんというか価値の優劣がない立場っていうかさ、
『私はこれです、あなたはこれですね、だからお互い平等に仲良くやりましょうっていう取引』
・・・が何にでも通じると思ってる人たちのことですよ」

●はあ・・・それって具体的にどういう・・・
「だから同人だったらさ・・・
まず、オリジナルを必要とするわけじゃない?」

●ああ、既存の作品ですね、それを利用して楽しんだり、別のものに置き換えたりっていう。
「で今の同人業界はオリジナルと同等の意見を主張しすぎなのよ。
ちょっと考えたらわかるけど、
それ許したら何でも作品イメージを利用して活動できたり商業もできたり
できちゃうことになっちゃうよね?
それはオリジナルとコピーが同じ価値を与えられていることになるわけよ。」

●それってオリジナルの意味なくなっちゃいますね・・・
「そうなのよ、
だからそうなると皆『オリジナル』なんか生み出そうとせずに
人の作品に寄生するばっかになっちゃうわけ。
それは『作品の多様性』っていう意味でも問題だよ?
実際、同人寄りの勢力が強くなってるから
ネット上の作品も『萌えと少女』ばっかりになっちゃうわけで
東浩紀みたいなバカが煽ってる『ライトノベル』とかもそうだよね?
ざーっと並んだ表紙みただけで・・・
萌えとエロばっかり訴えていることは一目瞭然。
いい大人が少女とエロばっかってしょうもないでしょう?
作家側も萌えなんか書きたくないと思ってる人多いと思うんだよね
でも『業界』がそればかり要求してくるから
食うためには萌えを描かなきゃいけない状況があるみたい
本来漫画って『子供』に向けて書くものだと思うんだよね
『子供あっての漫画産業』だったはずでさ。
別に大人用の漫画があったっていいけどさ
それを中心にして子供を忘れてしまって『萌え』ばっかりやってたら
子供も愛想尽かして漫画を読まなくなるのも当然だよね。
『エロパロ』だったら美学・モラルの問題にもなってくる。」

●なるほど、つまりコピーは価値が『下』なんだから、変なこと主張するな!ってことですね。
「そうそう、今の『萌え至上主義的な悪状況』では新たな手塚治虫とか
ドラゴンボールみたいな大ヒット漫画も出てきにくいよ。
出てくるのは『初音ミク』みたいなやっぱり萌え商品しか出てこないわけ。
・・・声をさ、いとも簡単に素材として捧げる歌手、声優ってのもおかしいよね?
自分の財産じゃない、本来さ(笑)
何に使われるかもわかんないのにさ
しかもなんか余計なキャラクターつけられて売られている・・・なにこれ?(笑)」

●なんで萌えの女の子がキャラに必要なのかわかりませんね。
「まず必然性がないからね、声ソフトだったら声だけでいいわけで
なんでそれに『萌えキャラ』をつけないといけないのか?
逆に見れば萌えキャラをつけないと売れないわけだから
やっぱり『音楽』が主体じゃないのよ。
萌えが主体で、音楽はその付属物に過ぎないわけだ、彼等にとっては。
結局、『音楽』そのものをバカにしてるんですよ。」

●でもPixivからプロデビューという動きもあるわけですよね、
漫画出版社からも公式の企画がPixiv内で行なわれたりと
良い部分もしっかりありますよね。
「私もこういう素人同然の人が絵を公開できる場がある・・・
っていうのは原則論からしてもいいと思ってますけどね
でもPixivみたいな在り方はものすごい『不健康』だと思うな
コメントが2ちゃんねる的というのも、
なにか裏のコネを感じるし。
とにかく、『何でこんなのが』ってのがいきなりすごい数で支持され始めたら
疑ってみたほうがいいんじゃないかなと思うね、
だって他の絵共有サイト全然賑わってないもの(笑)
特にPixivが機能的に優れてるとは思えないし。
数自体ヤラセかもしれないよ、ニコ動的だよね数上げて
『無理矢理流行ってます感』を出せば
それで人気もでるだろうっていう。

pixivの正体は?

↑実際Pixivに疑問を持ってる人も結構いらっしゃるようです。
興味ある方は記事名で検索してみよう。


もっと健全なやり方ってのあるよなぁ。
しかも絵だけ見せたいのなら『同人業界主導の共有サイト』なんか本来いらないと思うしね。
もっと地道にさ、無料ブログみたいな安っぽいのじゃなくて、
『ちゃんとした個人サイト』つくって
そこからコミュニュケーションとってリンク貼ったりするっていう
『ネット初期のやり方』のほうが私はいいと思うなぁ。
だからまともな絵師の方は共有サイトなんか利用するのは極力辞めた方がいいと思いますね。」


ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2010/01/11 23:55 】

ネット自由派

ネットぶった斬り#3

ネット業界を震撼させてるとかさせてないとか噂されているこのブログ。
また来やがりました!断片的なテーマで語るコーナー
ネットぶった斬り、第三回目はこちらのラインナップ。

・「無秩序を応援するチャンネル桜」
・「セガと2ちゃんねる」
・「Share」を通じたDSソフト違法アップ、2人逮捕




「無秩序を応援するチャンネル桜」



チャンネル桜1

久しぶりに非常に疲れるブイを見たという気がする。
論壇デビューが「2ちゃんねる」という
いかにも2ちゃんねる売り込みの肩書きの人間
(三橋貴明氏)がチャンネル桜に出ていた。

このブイの三橋貴明の主張を要約すると
・メディアの偏向報道はひどい。
・メディア(TV・新聞)は独占的な既得権益構造がある。
・その構造はインターネットによって暴露された。
・オリジナルネタはネットによって無断利用されるので
どんどんメディアは利益がなくなるのでその影響も縮小していく。
(※ディティールは保証できませんのでご了承願います。)

というわけなのですが、
別に左翼系のメディアでこういうこと発言しても
別に「はいはいそーですか」で終わりだ。
しかし問題なのはこれが
チャンネル桜という表向き「保守系のメディア」で主張されている点である。
つまりチャンネル桜という「自称保守」は
「無秩序としてのネット」を応援しますというわけだ。

おもしろい・・・
「無秩序」を肯定する保守(笑)
うちのブログで指摘されているような
ネットの無秩序にツッコミのひとつでも
入れて欲しいものだが、一切なし、全肯定。
おまけに、モロにニコ動の宣伝も受け入れる・・・
わかりやすいなぁこの構図(笑)

私がおかしいなと思うのは
いったいこいつらは何がしたいんだろう・・・ということ。
恐らくこういう考えだろう、
メディアは「左翼」によって握られているから
「ネットの無秩序」を利用してメディアを崩壊させよう
そして保守的な情報を氾濫させよう。
そう考えているのだろう。

だけど・・・現実を見てみよう。
今の無秩序なネットの中で・・・
「保守の思想」が根付いているとは・・・言い難い。
表向き反中、反韓の「2ちゃんねる右翼」はいる、
しかし今回の選挙結果を見ればわかるが
「保守の思想」が根付いているのなら
リベラル議員で占められている民主党の圧勝で終るわけがない。
仮に「ネット=保守支持」という最大限都合のいい解釈をしたとしても
ネットの支持はメディアの影響に全く抵抗しえなかったと言える。
・・・むしろネットにおける
保守の無力というのを反省したらどうなんだろう?

じゃあこのまま無秩序なネットが普遍化していったとしよう
さて、保守はその過剰な相対化の中で生き残れるだろうか?
・・・かなり疑問だ。
化学、相対主義、便利、拝金主義に疎外されてきた「保守」が
何故に「ネットの無秩序」の中で生き残れるんだろう?

今Youtubeに上がっている保守系のブイの試聴数を見ても
明らかだが、多くて数十万人レベルで、ちゃんと見てるのは5000人くらい。

チャンネル桜2
↑最近の試聴数、分割ものは最初の一本のみ試聴数が高い。

チャンネル桜3
↑数ヶ月後の試聴数、ほとんど変化はない。

保守言論誌と読者数はさほど変わらない
しかもYoutubeは無料なので本来もっと試聴されていないと更にヤバイし、
本当に最後までちゃんと見られているかも疑問だ。
果たして・・・一般の人が
顔も見たことのない50~80代の高年齢の男性が
ただ単に国家を語っている番組
を見るだろうか?
チャンネル桜のような番組が地上波に乗ったとして
視聴率を取れるだろうか?
自身のコンテンツの弱さ、工夫のなさを
量の問題にすり替えてメディアのせいにするのは・・・どうかと思う。
「量」だけでなく、「質」でも負けているのが自称保守なのだ。

私は保守が嫌いでこう発言しているわけではないです、
むしろ保守を理解しているつもりだから改善して欲しいと思うだけです。

自称保守論壇が言うような・・・
「ネット保守」なんかたいしていやしないのだ。
というか真の保守なら「ネットって何でこんなに野蛮なんだろう?」と
本来ネットから離れていくはずなのだ。(笑)

だいたい民主主義的価値観で支配されているメディアの中で
肩身の狭い思いをしている自称保守が
さらに民主主義的な無秩序なネットで生き残れるはずもない。

むしろ保守はこう戦うべきなのだ。
メディアの独占、既得権益は悪くない。
(もともと「既得権益」を否定したら文化、保守は成り立たない。その度壊さないといけなくなってくる。)
悪くないが、「左翼に独占されるのはおかしい」・・・とこう言うべきなのだ。
チャンネル桜の一部の良質な作品がNHKで流されるような構造に変えていくよう
訴えていく、それなら分かる。
しかし左翼が喜ぶような「無秩序」そのものを自ら招き寄せてどうするんだろう?
メディアの構造を壊したいからといって
メディアという近代国家の統治機関そのものを破壊するのはおかしい。
むしろそれを乗っ取って利用するぐらいの智恵があってしかるべきだ。
「無秩序」な放送局が乱立するのを良しとするのは
それこそアメリカ的な考え方だ。
私はそれ自体(アメリカ)に疑問なのです。

やはりチャンネル桜というのは産経と同じく
一見「反左翼」に見えるが、実は単なる「左翼」・・・なんだと思う。
いや・・・別にチャンネル桜の他の番組が全て「左翼」的だとは思えないし、
チャンネル桜に出ている連中全てがエセ保守だとは思わないですよ。
ただその言論人達が
ネット、2ちゃんねるの現状を把握できているとは思えないし
チャンネル桜、産経は何故にこうもネットの無秩序、2ちゃんねる的なものに無批判なのだろうと不思議に思うだけです。

結局、正体は「左翼」だとすれば・・・
根本は自由・民主主義・親米(近代主義)なんじゃないのだろうか?
そうじゃないと、こんな「ネットベタ寄りの番組」は流せない。
少なくとも私がチャンネル桜の人間だったら流さない。

同チャンネルの他の番組では「民主党」批判がすごいが
近代主義という意味では自民党(チャンネル桜)も民主党(メディア)も同じ
結局は保守の立場でも何でもなく、
親米VS親中というくだらない依存体質の対立なんですよ(笑)
近代主義が色の違う近代主義と戦っているだけ。
こんなのは保守じゃない。
親米は保守ではない。

真の保守ならネットそのものの在り方を問うべきだと思う。
そういう意味でYoutubeやニコ動のようないかにも左翼的なネットメディアに
何の批判もなくすり寄っていくというのは・・・どう考えてもおかしい。
自民党、チャンネル桜、表現者塾しかり。
むしろ左翼体質のメディアのほうがまだネットと距離を置く始末・・・
なんだこれ?

サンプロを見ていたら
亀井静香氏に田原総一郎氏は
「マスコミは権力を持っていない」(政府と違って)と言っていた。
「マスゴミ」という論調の中には
「マスコミも権力なんだ」という主張が根底になっているわけだが
「マスゴミ」と呼びたい側
つまりネット勢力、グーグル、2ちゃんねる
なども私から言わせれば十分「権力」です。

つまり「マスコミという権力VSネットという権力」という構図しか見えない。
どちらも「大衆」が味方という見た目は同じであり
それがネットのほうが「直接的な気がする」というだけの差だ。
どっちも民主主義、近代主義ってだけの話。
しかもネットの方がより直接的、暴力的で歯止めがきかない、
更にネットが普遍化したら
更にたちのわるいパワーアップしたマスコミができあがるという意味で・・・
まだ・・・マスコミのほうが信頼できるという他ない。

メディアと較べてネット企業のどこに自浄能力があるんというんだろう?グーグルと2ちゃんねる見ればわかりますが、自浄能力のかけらもない
謝罪すらしない、自分らのやっていることが間違いだと全く思っていない
他者の視線がない、暴力的で強引なだけ・・・。
少なくともメディアは謝罪もするし、修正もきく。

「ネット」はマスコミの子供みたいなものなのかもしれない。
だから子供が親をクソ呼ばわりするのと似たような言い方になる。
で、親もリベラル・民主的バカだから子供をしかれない、子供を甘やかすわけだ。
こうしてメディアとネットは同調する。
もし本当に対立みたいなものがあるとしても
それは「親子ゲンカ」の域を絶対に出ることはない、
親も子もどっちも本当に殺す気にはならない。
結局、自由・民主主義を志向している時点で行き着く先は同じ

メディアを「マスゴミ」と呼びたい人の気持ちも少しはわからないでもない。
しかし、私の中では
「マスゴミ」の中にチャンネル桜もグーグルも2ちゃんねるも
ばっちり入る、
いやネットこそ真のマスゴミになりうる・・・という
警戒心のほうがだいぶ勝つ。




「セガと2ちゃんねる」



初音ミクとセガ

微妙に・・・嫌なニュースだ、
「初音ミク」のゲームがセガから出てきた時も
イヤな予感がしましたが。
(しかもそこそこ売れているというのが、はぁ・・・という感じ、
「初音ミク」、「ボーカロイド」、あるいは「Pixiv」という商品に違和感を感じ取れない人間が確実にいることがわかるからです。
こんな状態だとこれからもオタクは利用され続けると言うことがわかる、
つまりオタクが2ちゃんねるを生かしている、奴隷なのだ。)

なんとセガの看板RPGタイトルである
「ファンタシースター」がニコ動系の広告を展開した。
ミクの後に・・・これまたわかりやすい繋がり(笑)
しかも「ファンタシースターポータブル2」の後に「ちゃんねる」が付けられているので
変な意味で2ちゃんねるが強調されてしまっている(笑)

ファンタシースターポータブル2
↑しかも「毎日」の記事だったりする・・・

別に私はファンタシースターのファンというわけではないので
それほど怒りはないですが
ニコ動、2ちゃんねるを更に一般的なイメージに近づけるという意味で
最悪なのは言うまでもない。

いやいや、2ちゃんねるがまだヤフーレベルのネット企業だったら
(まぁヤフーもどうやねん?というのもありますがそれは置いておいて)
こんなこと私も言わない。
「ファンタシースターポータブル2・ヤフー」で何の問題もない。
問題は2ちゃんねるが「ネットの暗部」を大量に抱えていることにある。
ファンタシースターのイメージで負の部分が隠蔽されてしまうのだ。

まあ、どこに広告だそうがもちろん企業のかってですが、
企業倫理というものをもうちょっと意識したほうがいいのでは・・・?

それでもこれはやはり「ニコ動」だからできたのでしょう
いくらなんでもはっきり見える形で「2ちゃんねる」そのものと手を組みたい
有名企業なんてのもいそうにないので・・・
うわ~・・・「ニコ動」が「2ちゃんねる」の負のイメージを受け止めるクッション役になってしまっている。
つまり親会社ドワンゴの力・・・なんですね。

そういえばセガは他の既存有名タイトル「シャイニング・フォース」でも
18禁ゲームの絵師を起用してキャラデザインしたりと
「萌えオタク」寄りになってきていた。
「萌えオタク」と「2ちゃんねる」はやはり親和性が高いことが分かる。
誌面で犯罪的情報を流す「三才ブックス」という出版社があるが
あれも早い頃から萌え商品を出している。
誰か、「萌えとグレーゾーンの親和性の高さ」というテーマで
本一冊作ったらおもろいかもしれない。
その際は別に金はいらないが、アイデア、原案に肉球フォントと
入れてくれるとありがたい(笑)

この前書店で洋書のコーナー行ったら
外国人向けの日本ガイドの本(英字)で
オタクガイドみたいなのがあったんですけど
そこに載っていったのはAKB48と美少女絵だけだったんですよ(笑)
オタク=萌えになってきている。
ヒーローズという米ドラマに出てくる日本人キャラもオタク。
これから外国が日本を語ろうとすると
忍者、侍、カミカゼ、出っ歯とメガネ、オタクとなってくるわけだ。(笑)
う~ん、別に私はオタクではないのでオタクのことなんか知ったこっちゃないのだが
問題は「オタク=日本のサブカル」というイメージが蔓延していることだ。

これは謝ったイメージとしかいいようがない、
じゃなんだ?
「鉄腕アトム」も「20世紀少年」も「ファイナルファンタジー」も「ガンダム」も
「ドラゴンボール」も「宮崎アニメ」も「AKIRA」も
全部「萌え」か!?ああ!?
最終的にはポルノで「Hentai」なのか!?
「甲殻機動隊」はそうなのかもしれないけどさぁ(笑)
もう・・・勘弁して欲しいなぁ。

しかしそう考えると
「萌え」的なものに抵抗を持つことは
実は「ネットの暗部」にも抵抗を持つことを同時に意味するのかも・・・

ポルノも拝金主義もそれ自体はそれぞれキツイ概念と人は判断しうるが
それを水で薄めて混ぜてしまうと「萌え」になる。
適度にエロく、適度に金になり、適度に受け入れられる。
しかも、「かわいさ」でそれらが隠蔽される
グレーゾーンはその拝金主義に入り込む、
オタクはかわいさに取り付かれる、
取り付かれたまま利用される。
「萌え」の奥にあるもの、隠蔽されるものを見ない限り
この構造はくずれることは・・・ないのだろう。




「Share」を通じたDSソフト違法アップ、2人逮捕



押収物

ついに任天堂DSの違法アップロードで逮捕者出たようですACCSの記事から引用させていただきます。


http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2009/0907.php
千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と千葉北署は、ファイル共有ソフト「Share」(シェア)を通じて、ニンテンドーDSゲームソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、愛知県豊明市の会社員男性A(30歳)を平成21年9月28日に、神奈川県茅ヶ崎市のアルバイト男性B(23歳)を同30日に、それぞれ著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕しました。
ファイル共有ソフトを悪用し、ニンテンドーDSゲームソフトをアップロードしていたユーザーが逮捕されたのは、今回が初めてです。




端緒 千葉県警の捜査員がサイバーパトロールで男性Aの行為を発見した。



一応お手柄と言っておきたいですが、
サイバーパトロールで逮捕していけるのなら
もっと逮捕できるでしょうとツッコミたくなるのも事実だったり・・・


ACCSが実施したクローリング調査では、8月23日の時点で、男性AがアップロードしたニンテンドーDSゲームソフトが、「Share」ネットワーク上に508タイトル(市場価格で218万4,400円相当)流通していたことが確認されている。




508タイトル・・・意味が分からない。
他にやることがないのだろうか・・・


ACCSが実施したクローリング調査では、8月23日の時点で、男性BがアップロードしたニンテンドーDSゲームソフトが、「Share」ネットワーク上に2,692タイトル(市場価格で1,157万5,600円相当)流通していたことが確認されている。



2692タイトル・・・更に上ですか・・・
う~んここまでアップされるほどに放置されている時点であかんですって・・・
うわ~ん頼むよ・・・サイバーポリス(笑)
(しかしサイバーって・・・どうなんだろう、日本語で良くないですか?)
というかそんなDSってタイトル出てるのかな・・・?
こりゃもうある種の業者としかいいようがないですよね。


Shareは、ダウンロード(受信)されたファイルをそのままアップロード(送信)する機能を持つことから、Shareを通じて他人の著作物をダウンロードした利用者は、即時にアップロード行為者になります。 更に、Shareには、他人がアップロードしたファイルの断片を自動的に受け取り、公開する機能があるために、そのネットワークに参加するだけでも、違法なアップロードを自ら行う可能性があります。



そうなんです、自分は違法ファイルをアップロード、ダウンロードしなくても
「Winny系のファイル共有ソフト」はそれを使用しているだけで
意図せずに他人のファイルを単に転送する役割を与えられる場合があるので
結局、知らない内に著作権侵害になっている可能性大ですし、
そのファイルの中にはウィルスが混ざっている可能性も大です、
しかも公開されていはいけない他人(全裸写真とか)、
企業の重要情報が混ざっている可能性も大なのです、
つまり否応なく犯罪的行為に参加させられてしまうのです。

つまり合法ファイルだけやりとりしてるんだ!みたいな言い訳は、
実は通用しません
使用しているだけでアウト!に近いんです。
まぁ、本当に
合法ファイルだけを目当てにファイル共有ソフトを使っている人なんて
いるとは思えませんが・・・。


また、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害の蔓延などの状況を受けて、来年1月1日から施行される改正著作権法では、権利者の許諾無くアップロードされた音楽や映像などであることを知りながら、それらのファイルをダウンロードし蔵置(録音・録画)すること自体が、新たに違法行為として規定されました。


おお~やりました
ついにDL側も・・・逮捕できるようになるようです!
これは私も以前書いた記事で
「DL側にも責任が問われる必要がある」と描きましたが
その通り・・・になりました。
これはある種、このブログの主張が正しいと社会的に証明されたようなものです。
ざまあないね~まあまだまだ油断はできないのですが・・・
こうやって「ネットの無秩序」は
具体的に「法」によってどんどん地下へと追いやられることでしょう。

「自由」は「無秩序」とほぼ同じ意味であり
「無秩序」より甘いコーティングがされている意味でたちが悪い。

「自由」は最上の価値ではない
そこそこ・・・の価値だと思う。
「自由」がいいのなら皆、動物になりゃいいと思う。
なれるもんならなってみたらいい
それならまずソマリアへ行くことをお勧めしたい、
そこには弱肉強食しか待っていない、
人間は所詮「意味」「物語」から逃れられやしない。

もっと言えば、(SF的な話になっちゃいますが、まんざら架空とも言えない)
近代主義のごり押しは「人間」さえも不要にする
ロボットが人間不要論を打ち出し滅ぼすことこそ
合理的なのだから、合理主義、近代主義に歯止めをかけることが「人間」を生かすことになる。
近代主義に歯止めをかけるのは色の異なる近代主義ではなく、
「保守」でしかありえないのではないのでしょうか?
自称右も左もそこをふまえて・・・「自由」を発言して欲しいです。
「自由」より遥か上位にくるもの、それは「秩序」なのだと思う。


ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2009/10/01 21:54 】

ネット自由派

武田邦彦とWikipedia

エコロジーは無駄と主張する中部大学教授の
武田邦彦氏のサイトで興味深いことが書かれている。
「武田邦彦」氏のWikipedeiaの項目の編集内容が
ものすごい反武田で偏っていると言うのだ。




#61-1
(↑赤線は肉球フォントがつけました。)

目次を観ると
「批判」「問題点」という項目がそれにあたる。
執筆者から観た武田氏の主張の概要が書かれたすぐ後に
批判・問題点という形で武田氏の批判が書かれている。

これは・・・当たり前のことなのだろうか?
それでは、武田氏の著作の反論本を出した
オタク作家の山本弘(つまり論敵である)の項目は
どうなっているのだろう・・・?

#61-2

これだ。
んん?なにこの違いは?!
もし武田氏の執筆内容が・・・あれでもいい・・・と言うなら
論敵である方の項目にも批判・問題点という項目が
なければいけないはずではないか?

なんなんだろうこれは・・・?と思う。
Wikipediaはふざけたことに
Googleと結託してページランクが高くなっているために
検索すると一番上に結果として出てくることが多い。
つまり、「非常にネットでよく観られるページ」なのだ。

例えば武田氏をテレビで知って興味あるから
検索してみようとしたら
うっかり本人のサイトではなくWIkipediaに行ってしまい
「反武田」で埋まった執筆内容を見て
まず「嫌われているんだ」「主張に問題点があるんだ」
というイメージを持ってしまうことになる


同じく山本氏の場合は
執筆内容を見ても、これで引く・・・という内容ではないだろう。




これはどう考えても・・・卑怯だと思う。
私のようにネットの情報に抵抗がある人は裏が読めますから
その偏向的な行動が見抜けますが。
世の中には、
抵抗がなくそのままその印象や内容を鵜呑みにしてしまう
無知な人・・・もいるし
あえてバカなふりをして印象操作を計るおバカな人もいるわけです。

もちろんこの世の中が階級社会で
無知やおバカが一番下で選挙権もないというのなら
別にいいですが
問題は、表面上は平等ということになっているし
悪しき民主主義のせいで選挙権もまともに与えられているということです。
無知を洗脳することは・・・力になる。

これはものすごい、民主主義、自由を逆手にとった
卑しいプロパガンダのひとつなんですね。




武田氏も自身のサイトで疑問を表明しています。


その人を紹介するときには、まずその人の全体像をまとめて欲しい。まとめ方が少し気に入らないとかは言ってはいけないのだろうが、Wikipediaの個人のページがその個人の誹謗中傷になるようなことがあると、全体を壊してしまうのではないか?と少し疑問に思う。http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_63bd.html



さて、Wikipediaはネット情報の中でも、客観的にあることを調べるのに役立つ。それは記載されていることが、不偏不党、正確であるということだ。http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html



そう、あくまでも「個人の記述」は事典という体裁なのだから
極力、客観的事実を記述しなければいけない。
執筆者の主張する場や論争の場であってはならないと思う。
それをしたいのならWikipediaではなく、
自分でサイト・ブログ、フォーラムでも作ったらいい話なのだ。


私はあまり「業績」というものを強調したくはないのだが、これまで学術論文や講演を数多く行い、学術の世界で貢献をしてきた。人は自分を紹介していただくときには、できれば正確にその人のことを表現して欲しいと思うものである。ネットだから人の心が変わると言うことはない。http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_63bd.html



何も間違った内容を書かれて嬉しいという人もいないはずだ。
そして反武田の内容にも触れている。


私の著述物の内容に関する「批判」が主要な記述内容になっていること、そこに書かれていることが「私が考える事実」とはかなり異なっていると感じているところをあげていきたい。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html




「上記主張について、誤りや虚偽が多い、根拠としているデータが捏造である、と度々指摘を受けている。」
とされている。
私自身の感触では、私の著書に記述された事実について、批判があることは良く承知しているし、また学問にとって批判は大変、重要なものであるが、「誤りや虚偽が多い」などとの批判は全体から見ると少数で、多くの人は支持してくれていると感じている。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html



執筆者は、
その対象となる人物の悪口を書こうと思ったら
いくらでも書ける
ことになっている。
一人ならまだしも、集団となるとそれこそ
Youtubeの動画アップ、消しのいたちごっこと同じ様子を呈する。


特に、私は特定の個人の批判と言うより、国、自治体、NHK、新聞など巨大で、強力な組織を中心として批判している。それは「学問の自由」というのは、近代社会において「権力に批判的」であることによって与えられているからである。つまり、学問の自由や報道の自由、また言論の自由というのは、個人に対して使用されるものではなく権力に対して自由である。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html




自分の所属する機関や強大な権限を持っているところへの批判の場合は匿名で身を守る必要があると思いますが、おそらく執筆者は私の権限の外の方とおもいます。
http://takedanet.com/2008/08/wikipedia_0040.html



この独特の権力に対する考えは武田氏の反エコの源と言える。
個人に対してはあらゆる表現も自由ではないということだ。


また、さらに公開の場で、本人にその理由を聞くのが良い。私も一橋大学と武蔵野公会堂で、私と意見を異なる人とともにシンポジウムをしたが、そのような場では本人から理由を聞くことができるので、前向きになる。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html



文句があるんなら公開で勝負しろ!と、う~ん勇ましい。


Wikipediaが中立的なら、養老孟司先生と池田清彦先生のご著作に私の著作の支持が記載されているし、産経新聞には吉村作治学長が推薦文を書かれている。このようなことの内容も併記して頂くと、ありがたい。http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html



そうそう、問題点・批判が多いならそれを補う記述があってしかるべきなのだ。
で、そういう記述を探してみましたが・・・
私が見た時点では見つかりませんでした
無視・・・というわけです。


わたしは、もともと個人の紹介にあまり人の支持や批判を中心にするのは望ましくなく、それより淡々とその個人が述べていることを示してもらいたいものである。批判する人はその人のウェブなどで自説を述べれば良いと思うからである。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_9f36.html



その通り、悪意のある執筆者は
Wikipediaが持っている妙な信頼性を利用しているに過ぎないのだ。





Wikipediaの武田の批判の記載の最初に、
「アルキメデスの原理を用いた主張は、地球上の他の様々な場所の氷の融解や海水の熱膨張により海面は上がり続けており、現に『環ウソ』においてもIPCCの報告に基づき海水面上昇の理由として「海の水が膨張するから」と明言しており、海水面上昇が起こらないと主張しているわけではない[16][17]。そもそもアルキメデスの原理に必ずしも言及する必要はない[要出典]。」
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_b4ac.html



なんかよくわからん文章である、何度か読み返してみてもよくわからない(笑)
わかりやすいようにまとめると・・・
「武田氏の主張は海水が膨張してると・・・言っているので
決して海水面上昇を否定しているわけではない。」
ということか。


これほど事実の記載に誤りのあるWikipediaは社会的な意味があるのだろうか?Wikipediaはできるだけ正確に事実を記載して欲しいものである。まして、「海水面は熱膨張によって上昇する」と記載している書籍の批判として「海水面は熱膨張によって上昇する」という批判をすることは、論理性と誠意を失っている。
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_b4ac.html




海水面は熱膨張によって上昇するが、30年で10センチ程度であり、決して報道されているように数メートルではない、
http://takedanet.com/2008/07/wikipedia_b4ac.html



つまり海水面の上昇そのものがポイントなのではなく、
レベル、つまりどれだけ上昇するのかがポイントなのに
執筆者は「やっぱり上昇するって言ってるじゃん!」とふっかけて来たわけですね。
う~ん、これは本をちょっと読んだだけでわかってしまうことなのに・・・
なんでこんな低レベルな批判をしてるんだろう・・・怖い怖い。


Wikipediaの私のページに、「事実以外のことが書かれていると」ご心配してくれる読者の方が多い。そして事実以外のことを記載した場合は削除する手続きを教えていただきました。
http://takedanet.com/2008/08/wikipedia_0040.html



自分で消してみては?・・・と言われてもねぇ。
私が武田氏ならこう言ってしまうと思う。
何で私がWikipediaを使わなきゃならんの!?(笑)と。
バカか!!
だってさぁ、これってリアルで例えたら
例えば渋谷駅の伝言板に私に対する誹謗中傷があってそれを
いちいち私が渋谷まで行って落書き消しを自分で行いにいくようなもんですからね(笑)。
選挙ポスターじゃないんだからさ・・・


 確かに私のページでも、記載事項には文献が引用されていて、客観性を持たせるようにされています。もし、客観性があるなら、学会と同じように執筆者を明示してください。住所、電話番号、お名前でも良いですし、職場、メールアドレス、お名前でも結構です。
http://takedanet.com/2008/08/wikipedia_0040.html



執筆者に名を名乗れ!という訳です。
でも・・・無理でしょうねぇ、
もともとWikipediaに書くような人間(リアルで観たことねぇ!)が名を名乗るわけがないですし。
というか実名制にしたらいいんですよ・・・、
特に・・・「よく見られてそれなりの信頼性を謳っている」ところは。
実名ならよっぽどの覚悟がないと
書く気が誰も起こらないはずですから。


もし、何かの事情でお名前を名乗れない場合、次の措置をして執筆から手を引いてください
まず、上に示したWikipediaの編集方針を守ってください。
~次に、記載は正確にしてください。たとえば私は芝浦工業大学から名古屋大学に移動し、昨年から中部大学にお世話になっています。履歴の一部を割愛すると誤解を招くことがありますので、正確を期してください。
~繰り返しになりますが、Wikipediaを執筆する人は、紹介すべき人や事柄を論評を加えずに紹介すると編集方針に記載されています。それにご注意いただいて、全文を見直してください。
http://takedanet.com/2008/08/wikipedia_0040.html



武田氏は反欧米的な姿勢の方ですが、
意外にも民主主義を志向していて
Wikipediaの表向きの態度を守れということなんですが・・・

私はやっぱり疑問ですね、
Wikipediaの在り方そのものに。
Wikipediaは表向き中立を表明してるわけですが
自身が「中立でないもの」に悪用されることは創設前から想定していたでしょう。
しかもそれが・・・事実として起こっているのにも関わらずやはり
特に何も措置をとらず放置するのがWikipediaの基本・・・絶対方針なのだ。
つまり「悪意のあるもの」にプロパガンダとして利用されても全く構わない、という態度なのだ。
ここは議論する場所ではない、
「客観的情報を載せる場所」なのでは?




Wikipediaに具体的にどういう情報が載っていたらいいのだろうか?
私はこう考える。
単純に武田氏の項目なら
武田氏の経歴、仕事、著作のデータのみ単純に載せておけばいいと思う。
それも細かく・・・というよりはやや大ざっぱでいいと思う
細かいデータは本人のメディアで公開してるはずだし
そこにリンクなり、参照してくださいと書いておけば良いだけのこと。

主張そのものの内容には触れる必要は全くない。
そこには執筆者の意図が必ず入ってしまうからだ。
支持者なら多くから信頼されているように記述するだろうし
反対者なら多くから批判されているように記述するだろう。

エピソードとかも必要ない
そこにも執筆者にどう思わしたいかが現れるからだ。
いい、悪いエピソードどちらもある。
Wikipediaはあくまでもその対象に対する
中立的な「入り口」でなければならない。
肯定的な「入り口」でも、否定的な「入り口」でもいけない。
Wikipediaを観て十分わかったつもりになれるような
内容
そのものがまずおかしい。

だから支持者も反対者も文句がつけようのない
客観的なデータベースとしてあればいいと思うのだ。

それじゃつまらないとWiki信者は言うだろうが
それはWikipediaを
「言論の場」、「俗説を風流させる場」として倒錯している証拠だと思う。
本来、客観的情報はつまらない。
だからつまらなくて当然・・・の場なのだWikipediaは。
また、つまらないことが悪いのではない。
つまらないからこそ客観的情報なのだ。




Wikipediaには間違った情報を載せて普及させたという責任はないのか?
もしないとすれば
それは「媒体」そのものということになる。
どういうことか?

例えば「文芸誌」がホロコーストなかった説を疑いもなく載せた
これはデマだととある団体から抗議が来た、
そして社会的責任を背負って出版社は雑誌廃刊にした。
当然だ、編集の責任は編集者、出版社にある。

だけどその場合
「媒体」そのものに疑問を感じる人はあまりいないだろう
つまり、「紙」媒体そのものを問題にする人はいないだろう。

「雑誌」は単なる文字が印刷された「紙」媒体でしかない。
その「文芸誌」に責任はあるが、
「雑誌」そのものや「紙」媒体そのもの・・・に責任はない。
「紙」媒体そのものに責任があるとすれば
全ての雑誌、新聞、本が問題ということになってしまう!

Wikipediaにもし何も責任がないとすればそれは
「紙」媒体と同質の存在でなければならない。
しかし、Web、ネットは・・・
Wikipediaがなくても機能する。
事実とある時期までWikipediaは誰も使ってなかった。
そう・・・「紙」媒体と同質ではないのだ。
ほぼ無秩序・・・という編集方針を持った一つの編集部といったほうがしっくりくる。
一つの「Wikipedia」という言論誌みたいなものでしかない。
しかも募金運営という、いかにも正義ですよという世界市民的なコーティングがなされた
やっかいな・・・言論誌。




いやいや、
実は私はこういう無秩序な場所があっても別にいいと思ってたりもする。
でもそれは、
あくまでも「ネット的なつながりのないアンダーグラウンド」でなければならないと思う。

Wikipediaが駄目なのは、
ネットのメジャー商品として存在しようとしているところだ。
(募金なのに商品というのはおかしいが
周りの持ち上げ方が商品として扱っている様にしか見えないので)
色んな有名ポータルサイトには
wikipediaで調べるなどのリンクが存在しているし
Googleはほとんど自社のサービスのように使用することを勧めている
任意の言葉を検索してトップページの上に来るのは決まってWikipedia
(うぜえ!)
ネットユーザーが果たしてWikipediaを真に求めているかは疑わしいが。
多くのネット企業が
Wikipediaに触れさせよう、使わせよう、いい印象を持たせようと煽っていることは
間違いない。
そんな状況を前にして・・・私は単純にこう思う、
ウィキペディア?あ?誰が使うかこんなもん!!




さてさきほど言った
「ネット的なつながりのないアンダーグラウンド」とは何か?
すぐどこにいてもどこへでもアクセスできるという
距離感の欠如を「ネット的つながり」とするならば・・・
距離を置いたつながりを「非ネット的つながり」とすることができる。
その「非ネット的つながり」でこそこそと普通の人の目につかないよう地下で交流せよ!というのが
私のアングラ論みたいなものです。

目立たなきゃ、露出しなきゃ・・・誰も文句は言ってこない。
2ちゃんねるが何故嫌われるか?
コミケやエロ同人が何故嫌われるか?
アングラなのに目立とうとするからです。
もちろんWikipediaもしかり、Google、Youtube、ニコ動しかり。
アングラが好きなら、アングラに徹すればいい
決して商業を狙わない、純粋に無秩序の交流を楽しむために
・・・楽しめる人だけのために、人を増やすことも目的とせず
何重もの分厚い鍵をかけたらいい。
秩序と無秩序それが同質の価値として相容れるわけがない
どちらも一方を排他しようとする。
それこそ闇賭博場とか旧来のヤクザ(今は無理)みたいな存在であればいいんです
本来、無秩序的な文化は。


そこで,それほど知識があるなら,別に「匿名」で「客観性を装って」,Wikipediaという百科事典を使って持説を発表しなくても良いのではないかと考え,
「無礼者,名を名乗れっ!」
と呼び掛けたが,返事は無かった
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



やはりね。


また,客観性を装っているが,実に巧みに私を批判するように事実を歪曲している。知らない人を騙すにはこの手法が良いのだろう.たとえば,「最新の研究を参照していない」というのは,私の金属学会誌の投稿を知りながら,普通の人が学会誌を読まないことを計算に入れて誹謗しているし,もちろん金属学会誌は引用していない.
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



皆さん金属学会誌なんて読んだことありますか?
私は読んだことも触れたことも・・・もちろんないです(笑)
普通の人を騙そうとしている、卑怯なのだ。


たとえば,最後のところに,「南極が全てマイナス数十度であるかのような主張も誤りであり、気温が比較的高い部分は氷が解ける。」とあるが,面白い錯誤が見られる.
~「気温が比較的高い部分は氷が解ける」ことは当然で,南極大陸が無限に拡大せずに現在の形を保っているのは「比較的高い部分で氷が融けている」からであり,私の著書やネットに繰り返し出てくるが,それは完全に無視している
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



基本的なミスだ。


南極の氷は周辺部で常に融けていて、それで定常状態を保っている。つまりテレビの映像が南極の周辺部の氷が融けているのを写しても、それで「氷が増えているか減っているか」は判らない。周辺部の氷の融解は寒冷化していても起こることだから、科学的な因果関係はないからだ。
http://takedanet.com/2008/04/post_3865.html




なお,私が使う「融ける」という字と,この執筆者の使う「解ける」という字の違いも面白い.人というのは案外,簡単なところで馬脚を現すものだ.
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



どうしようもない・・・。


次に,「環境白書の記述では、「気温の上昇は、海水の膨張、極地及び高山地の氷の融解を引き起こし、その結果として海面の上昇を招きます」[15]とある。明日香らが「「極地」という言葉を正確に把握する限りにおいて、極地の氷が海面上昇に与えるプラスの影響に関するIPCC と環境省との見解に齟齬はない」[2]とするように、誤訳ではない。」とある.この文章も執筆者の特定に役に立つ。というのは,私と東北大学の明日香教授の記述とどちらが正しいかという論拠を示さずに,「明日香教授の記述が正しいと仮定すれば」ということで進めている。この記述は,やがてこの執筆者が多くの人の前に顔を見せたとき,とても面白いことになるだろう。
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



うわ・・・ただ他の人の主張を併記して
論拠も示さずそれをいかにも正しいものとして載せる
つまりツッコんだ者勝ちの世界観に訴えているのだ。
恐ろしい限りだ。
ツッコミを入れただけで勝ちならいくらでも執拗につきまとえるストーカーのような奴が
最強の論者ということになるではないか!?
そのツッコミの内容を吟味しなくては、どうしようもない。


科学の大衆化は望ましいことであり,だれもが自由闊達に科学を語ることができる社会は健全だ。
でも,科学とは匿名で言うような対象ではない.つまり,科学は利権や名誉などに関係ない,単なる自然現象に対する興味だからだ.
でも,科学が大衆化すると,科学的知識だけをもち,品性賤しい人も参画し,このWikipediaのような現象が表れる。
http://takedanet.com/2009/06/wikipedia_6eaf.html



私達ネットユーザーはWikipediaを初めとする
匿名者によるネットの情報に強い疑惑の目を持って接していかなければならない。
そしてそれに対して「抵抗」していかなければならない。
これは情報戦である。
それがどういう人物で、何故匿名で、どういう意図で、どういう行動を実際しているのか
それが判明しない限り一定の信頼を寄せない、それくらいの覚悟があっていいと思う。

2ちゃんねるそのものや、
2ちゃんねるで使われているようなネットスラングを使ってるブログや
萌え系のオタク要素で満たされているようなブログではよく
Wikipedia、まとめサイトにリンクを張っているのが目撃される。
ここを見れば現状がわかりますよという具合に。

私からすると、それはもうただ・・・呆れるという他ない。
何に呆れるかといえば
Wikipedia、まとめサイトに対する「抵抗のなさ」であり
読者をなめてかかる姿勢そのものだ。

まるで「そこ」に書かれていることが
大前提的に「信頼できるもの」としてよく提示されている。
そういうブログ、サイトはまず疑ってかかったほうがいい。
つまりそいつらは結局、こう言いたいのだ。
「Wikipedia、まとめサイトに書いてある通りに解釈してください。」それがそいつらの望む結果を推し進めることになるからなのでしょう。

言い換えればそれは単なる権威主義ともいえるし、
Wikipedia、まとめサイトは集合知だから信頼できますよという信仰でもある・・・といえる。
宗教ならそれでもいいが、
宗教でない対象を宗教にしてしまうと、
一般人に対して偽って布教活動していることになってしまう
それは宗教法人の態度として不健全としかいいようがない。
(またあげ足取るバカ用に言っておきますが、
私は宗教そのものを否定したいわけでは全くないです。)

ネットユーザーはまずその情報を自らの頭で理解しうるまで
それを鵜呑みにするべきではない。
決して理解した気になってはいけない。
理解できないのなら、理解できないと言えばいいし
それが理解できるように勉強すればいいだけなのだ。
ただ無知というのは、恥じるべきものではない。
人は初めて接するものに対して無知なのは当然のことだから。
それよりも無知であることを居直るのが「恥」なのだ。
それがネットユーザーが取るべき健全な態度だと思う。




というわけで終了なんですが
私は「環境問題のウソ」やそれに対する「反論」の議論を
十分に理解できているとは言えない状態なので
そのテーマそのものに対する態度は「保留」とさせていただきます。

化学はもともとあまり興味がないので・・・(宇宙なら多少あるんだけど)
複雑な数式なんか出てきた日には
正直理解できない(笑)
一般の方は特にわからない問題と言えるのではないでしょうか?。
他の主張はともかく・・・
武田氏の反欧米的スタンスは気に入ってますね。
ただ、それが資本主義的な方向に傾いてるところは懸念しておきます。

そしてWikipediaを観ている内に気になったのが
この文を「誰が初めに執筆したのか」ということがすぐわからないことです。
履歴は出るんですが、
履歴そのものを検索にかけることができないため
へたすると四桁もある履歴をいちいち確認していく・・・となると
誰が執筆したのかということを探すこと自体が大変な作業となる。

#61-3

こんな風に今回こういう改編をしたといことが表示されるのですが
これをいちいち観ていくのか・・・やってられへんわ!
このわずらわしさだけをとっても
Wikipediaとは関わり合いにならないほうがいいと言える。
Wikipediaは無視するのが一番いい
ゴミ扱いするのが一番いいのではないか?・・・と思う次第です。


ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2009/08/20 21:40 】

ネット自由派

ネットぶった斬り #2

ネットぶった斬り#2

前回5本でしたが、早くも3本に(笑)
そして、ぶった斬れているかどうかは・・・やはり不明です。
ネタはこちら。

・iida のおかしな広告フレーズ
・ロッキンオン社長渋谷氏、音楽業界の不況を語る
・ネットを聖域視するSapio




[iida のおかしな広告フレーズ]



#59-1

なんだかCMを見てたら、なんやらイメージで売る商法の携帯がまた出てきて嫌だなぁと思ってたら
「お?」と思うフレーズが

「LIFE > PHONE」
お、いいじゃないですか!と私は思い、
どういう意味でLIFEが重要なのかサイトに行って見てみると。

あなたが本当に求めていたのは、こんな携帯電話だったのかもしれません。G9?それは、携帯電話のあり方をもう一度見つめ直したプロダクトです。

携帯電話の在り方?なんか期待できそうだぞ。携帯電話はあらゆる文化破壊の源とも言えるからね。

携帯電話の進化は、そのスピードを増すばかり。その過程で、いつの間にか見失っていたものがあったかもしれません。

おお、それはなんだ?

G9は、機能やスタイルの競争からすこし離れ、

おお!

モノとしての正しいたたずまいと、

・・・あらっ?なんか曖昧な感じで・・・

使うほどに愛着の抱けるカタチを熟成させました。

形・・・?デザインかよ!

スペックや数値ではない。G9の価値を決めるのは、あなたの感性です。

つまりデザイン、ファッションセンスかい!

情報過多の日常だからこそ、いちばん近くにあるものには落ち着きと安らぎを求めたい。

落ち着きと安らぎっていうデザインね。

ブランドではなく、自分に合っているかどうかを基準にモノを選びたい。

んん?これモロにブランド商法じゃないですか?(笑)

そんな新しい価値観を持つあなたのために生まれた携帯電話、misora。

全然新しくないよ(笑)従来通りだよ!

必要なのは、日常で使う機能だけ。欲しいのはエッジの効いたフォルムではなく、「持っていて落ち着ける」という感覚。進化の形態としては、きわめてユニークかもしれない。しかし、こんなプロダクトが増えていけば、ライフスタイルの選択肢は、無限に広がっていくはずです。

意味がわからない、デザインに凝ってて、機能がシンプルなら新しいのか?(笑)

というわけでLIFE > PHONE というの広告フレーズは
DESINE > SPEC の間違いでした(笑)
ちなみにデザインは確かにいいです、KDDI系だそうです。




[ ロッキングオン社長渋谷氏、音楽業界の不況を語る]



#59-2

ロッキングオン社の出す各雑誌は日本の音楽業界で
今、一番影響力がある雑誌です。
うちのブログで以前書いた「違法DLは脅威」という記事で
そのリーダー的存在の音楽批評誌で何故
「違法コピー、違法DL」という今音楽業界が一番被害を被っている問題に
直接取り上げないのか、疑問だと書きました。
その社長が音楽業界の低迷について語ってます。

実は、これまでこういう音楽業界が不況だというトピックは避けるようにして来た。

何故でしょうか?

しかし、避けているより向き合った方がヤル気が出るので、最近は取り上げるようにしている。

何でかは不明だなこりゃ。

ネットは30%増えているけど、CDは27%減。今だにCDのシェアは6割を超えるので全体が落ちてしまう。つまり今の音楽不況は音楽が市場性を失ったわけでなく、音楽を現金化するシステムとメディアやツールを見つけられない、一種の過渡期の問題なのである

確かに私も過渡期と思いたいですけどね。
うーん、ポイントは渋谷氏のビジョンなのだが紙面を見ててもブログを見てても
はっきり言って見えてこない

厳しい時代だが、チャンスもたくさんあるという事だ。

そりゃ手数は増えてるけど、どんどん市場が狭くなっていっているんですが・・・
具体性に欠けるなぁ。

ということで何故「避けるようにして来た」かも書いてないし、
現状肯定って感じですかね。
過渡期・・・の部分について私なりに語らせていただくと。
う~ん・・・できれば私もそう信じたいですが・・・
なんというかアナログからCDに移った時の発言に似てますよね。
(まぁ私はその当時リアルにそういう議論を聞いたわけじゃありませんが)

しかし、過渡期という捉え方では今の低迷は語りきれないような気がします。
もちろん今100年に一度の不況という要素もありますが、それだけではないと思います。
やはりレコード産業の低迷は、
「違法DL」と「違法コピー」によるところが大きいと私は思うからです。
(もっと厳密に言うと、アマゾンなどのネット中古市場の存在も見過ごせない)
音楽ユーザーがポップミュージックに興味を失ったから・・・
売れないのではありません。
それだとなぜ莫大な量の違法ダウンロードが事実起こっているのかという事実を否定できないからです。

アナログとCDの時代ならば、
テープでコピーしても聞く度劣化していくわけだし
テープそのものも何本も揃えていくのは場所もとるしお金もかかります。
だからCDを買う意味は・・・自然にある・・・といえるのではないでしょうか?

しかし、デジタルとなると劣化することもないし、今はPCも携帯プレーヤーの保存容量も何万曲以上も入るようになっているわけですから、お金も機材だけ揃えてプロバイダ契約料さえ払っていれば
そこからお金は無料です。つまり、今やプロバイダ契約料金がコピーするためのレンタル料金に化けてしまっているんですね。

ロッキングオン社はリーダーマガジンとかリベラルを気取ってる割には
何か曖昧で現状肯定という感じが否めない。
渋谷氏は「リベラル」といっても、
ロッキングオンの片割れであるスヌーザーのように
違法DLを容認する発言を自らしているわけではないので、そういう意味では「共産系」ではない。
かといって著作権侵害や規制緩和を批判するわけではないので
「市場原理主義」といったほうがいいのかもしれない。
といっても「新自由主義」は嫌いらしい、
つまり格差は駄目だという立場なのに
コンテンツ産業の過剰競争、格差はOKらしい。
なんだかよくわからんが、「現状」を紙面に乗っけるだけならリーダーっていう冠は取ったほうがいいと思う。「情報」だけならネットにいくらでもあるのだしねぇ。




[ ネットを聖域視するSapio]



#59-3


私は「ゴー宣」目当てで、Sapioをたまに立ち読みしたりしてるのですが、
その他のSapioの記事は正直・・・見るに堪えないのが多い。
先日あったNHKスペシャルでの「台湾人の発言を偏向的にカットしたこと」
にたいして批判するのは支持できます。

しかしその他の記事はなんだかなぁ・・・という感じです。

まず今回の特集のタイトルからして意味がわからない。
「テレビ「報道番組」は絶滅寸前」
・・・ん?
なんだ絶滅って?、トキじゃないんだから(笑)
テレビから報道番組が消えるみたいじゃないか。
んなわきゃないでしょ(笑)
いくら番組内容を批判されようが
報道番組は作られ続けますよ・・・一番安上がりなコンテンツですから
だいたいこんな印象操作は90年代からあったしねぇ・・・。
単純に「報道番組の信用性の崩壊」とか「左翼に偏向したNHKを疑え」にすりゃいいのに・・・

あと無批判に「Youtube」や「ニコ動」での番組アップロードを肯定しているところがひどい。
いやそう主張したいならそうすればいいけど・・・
ただ私から言っておくと
TVの著作権も、雑誌の著作権も同じですからね。
それを肯定するってことは
「Sapioをスキャンして、無断アップロードしても文句言いませんよ」ってことを同時に意味することを忘れずに。
というかちゃんとそう書いた方が良い(笑)
そしたら私も評価します、一貫性がある、度胸があるという意味で。

そして中でもこの清水典之とかいう人の記事がひどい。
論旨をまとめると

・デジタル完全移行で儲けている会社はNHKと総務省の天下りであり、
デジタル完全移行は利益のために強行したのだ。
(※いつも通りうろ覚えなので、情報のディティールまでは保証できません。)

というものなんですが、これだけだったら頷けます。
なんでデジタルに完全移行しないといけないんだ?って私も思います。

しかしこの人、余計な文章が多い。

・台湾のサイトでコピー制御を破壊する機械が売られているのでB-CASにおけるコピー制御に意味はない。
地上波の無料放送でそんなことをしているのは日本だけだ。
・だがそもそも、コピーをしてまで売れるような番組がないではないか。
・くだらないバラエティ番組や信用できない報道番組は放送しなくてもいいが、災害情報を伝えることが最重要。

う~ん(笑)これじゃ支持できるものも支持できない。
別に、コピー制御がいけないわけじゃないでしょう。
これじゃ、なんか大前提的にコピーすることがいいみたいじゃないか・・・
んなバカな!?その根拠ってなんだ?
どっちかというと左翼的発想だし・・・これって右系の雑誌じゃなかったっけ・・・
まるで台湾のサイトを肯定的に扱ってるようにしか見えない。
私から言わせれば、台湾のサイトの暴挙をこそ批判するべきですもん。

それに日本のTV番組、特にバラエティは優れていると私は思います、
じゃなきゃ海外で注目されるわきゃないですよ。
無料放送だろうが、コピー制限をかけること自体に関して
私は疑問はないですね。

「売れるような番組がない」これは100%あなたの主観ですよね?
こんなのDVDチャート見りゃわかりますよ?
ダウンタウンのDVDは累計何百万枚売れているし、
最近出たアメトークも30万枚も売れてます
少なくともあなたの本よりは売れるでしょう。
売れるんです、ちゃんと市場を見てからものをいったほうがいいのでは?

あと、そういう質を論じるときは、まず自分がどういうものを評価しているのか
論じた方がいいと思いますよ?
もしかするとあなたがコピーして売れる価値のある番組って
あれですか?あなたも出演していた「チャンネル桜」ですか?(笑)
そういえば「チャンネル桜」ってYoutubeと仲良かったからなぁ(笑)
(まぁ自民党とも仲良いけど・・・)
いやぁ、少なくとも私は「2ちゃんねる右翼」ではないので
「チャンネル桜」は遠慮したいですね。
勘違いだったらごめんなさいね、と。

それに災害情報だけだったらラジオでも別にいいんじゃないんですか?
まぁデジタル完全移行とは関係はないですが、
番組の質を論じているわけですから、
その割にはラジオの番組の質はあまり語ろうとしない
何故でしょうね?(笑)

というわけで「テレビ「報道番組」は絶滅寸前」なんて状況にはなく。
逆にSapioが「言論誌崩壊」を既に自分で暴露してしまっただけという気がします。
テレビ批判したいから、ネットを聖域視して
ネットにすり寄ればいい
ってもんじゃないでしょうに。

印象操作という観点でいったら、
TVだろうが紙媒体だろうがネットであろうが、どれにも間違いなく存在します。
ちょっと考えりゃわかることです。
媒体そのものに聖域なんてありゃしない。そんな態度だとネットユーザー、そして読者からも拒否されるのがオチなのでは?

(おまけ情報)
清水典之(シミズ ミチユキ)
1966年、愛知県生まれ。フリージャーナリスト。大阪大学工学部造船学科卒業。1991年よりフリーランスとして小学館『SAPIO』『DIME』等で執筆活動を行う。もったいない学会正会員


ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2009/05/14 22:56 】

ネット自由派

頻発するインターネット犯罪 | 村上龍 RVR

作家の村上龍氏がネットについて語っています。
このブログでぜひつっこまさせていただきたいと思います。




RVR 視聴したい方はRVRで検索してください。#56


・頻発するインターネット犯罪
便利だから広がったことの弊害はあるが、そのポジティブな面はなかなか紹介されない

「ただぁ・・・
2ちゃんねるとかにしても
なんて言うのかなぁ
俺は全く見ないけど
こう・・・良い面と悪い面あると思うんだよね



そりゃあ何だって良い面悪い面ありますよね。
でも良い面もあるってことだけで評価していったら
戦争だって金儲けになるってことで正当化できますからね・・・
それに2ちゃんねるに関しては慎重にコメントしたほうが良さそうですよ?
見てないけど周りの情報で判断してる・・・なんて浅い批判だけは勘弁してください。


悪い面は・・・もし誰かがそのプライバシーあかされたりさぁ
具体的に殺すぞとか爆破するぞとかっていうのが
まぁ2ちゃんねるだけじゃなく
色んな掲示板とかブログで
書き込まれてしまうと
でまぁ、子供達のいじめにもなってるみたいだし
そうやって具体的に人を傷つけたり
あのいじめにあった人が自殺したり
良くないことも起こってるけど
インターネットで救われてるって人も結構多いと思うんだよ



そりゃいるでしょう。


問題はインターネットがすごく便利なツールで
なんていうのかなこう・・・バーチャルな空間の広場みたいなもんだからさ
そこで顔が見えない人が集まってくるみたいなもんでしょ。
だから・・・まだ社会っていうか僕たちがそういうのにこう慣れていないっていうか
それをどう規制したりうまく規制したり・・・コントロールしたりっていうのが分かってないからね
だから・・・これから徐々にそういうことをやっていけばいいこと



はぁはぁ、規制は肯定できる方なんですね、その点ではうちと同じですね。
ただ「徐々に」という表現は距離を感じます。
別に私も「すぐに!」と執拗に言おうと思ってないですけど
「徐々に」というほど呑気でもないんですが・・・
もちろん慎重に規制することは必要だと思いますよ。
でもネットの暗部の被害者からしたら
そんなのんびりに「徐々に・・・」なんて言ってられない・・・
逆にそういう何気ない発言でも
影響力のある人が発言すると抑圧になってしまう
のも
(特にネット上の異常なメディア叩きを見てるんでしょうかこの方・・・)
ご理解いただきたいものです。


あのなんていうのかな
例えばSNSにしてもあれでも色んな問題が起こったりしてるけどさ
出会い系サイトにしてもさぁ・・・
ただ救われてる人も少なからずいると思うんだよね
救われてるとか友達ができたとか
非常にその精神が不安定なのにネットで友達ができて
OFF会に行って孤独じゃなくなったとか



もちろんいるでしょうねぇ。


そういうポジティブな面はなかなかメディアに乗らないからさ



んん?そうですか?
確かに・・・「ネットが救う~」みたいな直接的な特集は見たことないですよ?
でもニュースを見ていると・・・
ネットを友好的に活用している人達はいっぱいでてきますし
携帯やネットがポジティブに紹介されることは多いですよ?

それこそOFF会で親交を深める様子とか、メールが何百通きたとか
ミクシィで知り合ったとかネットで婚活、グーグルがいかに便利かとか、
NPOがネットを有効活用してるとか
事件の被害者がブログで世の中に訴え広く支持されたとか、
他にもネット・ブログ入門記事・番組なんていくらでもありますし、
CMやPRブイじゃ嫌なくらいポジティブな面しか紹介されてないですしねぇ・・・

NewsZeroのブイから粗めにざっと抜粋してみました。
まぁ・・・この程度じゃ村上氏は納得しないんだろうけど。
ポジティブな紹介のされ方

むしろメディアが半分くらいネットに支配されてるという印象なんですが・・・
頻繁にポジティブな部分は紹介されてる・・・と思いますよ?


で、いつかも話したかもしれないけど
これからの時代その・・・
孤独になってしまうってのは一番恐ろしいことだから
孤独っていうのは自分が本当に弱ったときに誰にも相談できないことでさ
そういう今人多いでしょ?だからそういうことを
インターネットっていうのはすごく
孤独から脱するツールでもあるから



確かにそれはありますよね。
ただ、ネットでさらに孤独になる人もいます。
(秋葉原連続殺人の犯人はネットでも友達ができなかった)
さらにネットやネットゲームに集中しすぎて逆に引きこもってしまうケースも出てきてます。
危険な部分もありますよね。


一概に全部規制してしまえってのはおかしいと思うんだけど



んんんん?
誰が言ってるんですかそんなことアホなこと?
確かにおかしいですよねそれは。
でも・・・誰が言ってるんです?
私も冗談で極論言ったことはありますけど・・・
まさか・・・間抜けな極論で仮想敵を作って
規制論者に悪いイメージを与えようとしてる
んじゃないでしょうねぇ?


だからネガティブな事件ばっかり表に上がるんだよね



んん?どういう意味ですか?
ネガティブな事件がネットがらみで起こるから
表に出てくるわけじゃないですか。
逆に出てこなかったらそれはそれで問題でしょう?
もっと言うとポジティブな面にそれほどインパクトがないから
表に上がらないだけ
だと思いますが・・・。



インターネットにしても携帯にしても道具だからさぁ
便利だからこんなに広まっちゃったわけで
それの弊害もあるわけでさ
良い部分っていうのはなかなかピックアップされないんだよねポジティブなところは
携帯とかインターネットのそのネガティブな部分だけ
自殺サイトとか色々言われちゃうけど
良いところいっぱいあるわけだからね



はぁ・・・なるほど・・・そこを強調するんですね。
じゃあ村上氏に合わせるとしたら
メディアは「ネットが救う~」「如何にネットが~に貢献してる」とか特集を
組んだら良いんですよね、フェアじゃないとでも言いたいんでしょうから
うんうん、それはそれでいいでしょう。

でもなんか変ですね・・なんか問題の入り方がもう違うというか・・・
なんだろう・・・この違和感・・・
ポジティブとかネガティブとかそういう文脈から入るのって
・・・なんかおかしくないですか?
やっぱり完全規制論者という仮想敵に対して言ってますよねぇ?
例えば、実名制にするという規制にしても
村上氏の言うような「ネットで救われてる人」が
疎外されるわけじゃありませんし。
別に全ての規制論者が
全てのネットのポジティブな面を否定してるわけでもないですよ?


だから・・・結論ないよな



はぁ・・・そうですか、悪くない結末ですが
結論ないなら何故
「便利だから広がったことの弊害はあるが、
そのポジティブな面はなかなか紹介されない」
なんてモロ煽り丸出しのサブタイトルなんですかねぇ・・・
本人かスタッフがやったのか知りませんが、神経疑いますよ?




と・・・まぁ規制も肯定だし全体的にはそんなには悪くない論調なんですが・・・
ネットユーザー、当事者としての意識みたいのが希薄だなぁと感じました。
他人事って感じがすごいします・・・
その割には結構人の懐にズケズケと入り込んでる・・・

なんだか第三者がいきなりやってきて議論をうやむやにして帰っていった・・・みたいな
な~んか腑に落ちない感じです。

「完全規制という仮想敵に対して、ポジティブな面も見れば?冷静になれよ。」
って感じなんでしょうが、その仮想的が誰なのか全く不明なので
その後の「ポジティブな面もあるじゃないか」という部分が
空回りしちゃってるんですよね・・・。
んん~何も全部規制しろなんて言う奴どこにいるんだろう・・・はぁ?
誰に向かって無駄な事言ってるんだろうっていう・・・

まぁRVRは即席の感じが持ち味なので私は割と甘く評価しましたが・・・
皆さんはどう感じましたでしょうか?




村上龍氏はポジティブな面が紹介されてない・・・と感じてるようですから
(やれやれ・・・私はむしろネットのネガティブな部分が
表面的にしか紹介されていない・・・もの足りないと感じているのに・・・
著作権違反関連の特集なんか一回も見たこと無いんですけど・・・
・・・それとネットに蔓延するネット狂信的な空気
気付かないというのが致命的な気がします・・・
ネット本当に見てるのかな・・・この方。
それとも知っているけど知らないフリをしている・・・
あるいは単に気にする必要もないと思っているのか・・・
まぁどっちかというとこの人の考え方の根底には
自称「左翼」の柄谷行人がいますからねぇ・・・
左翼で片付けちゃうと楽なんですが・・・)
これから自身のコンテンツで過剰に紹介されることが予想されます。
(以前にも対談本やカンブリア宮殿などで、はてなとミクシィの社長が出てたように)
最低限その行為が今のネットを覆う闇を隠蔽することがないよう・・・
慎重にお願いしたいところです。


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ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2009/02/14 15:07 】

ネット自由派

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