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ユーザーが神の時代は最悪

著作権法違反:アニメをウィニーで配信、2容疑者を追送致 /京都

テレビアニメの動画がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」で不特定多数に配布された事件で、府警ハイテク犯罪対策室と五条署は21日、堺市東区の会社員、堺省治(39)=著作権法違反罪で起訴=と兵庫県尼崎市の無職、池間勝久(35)=同=の両被告を著作権法違反容疑で京都地検に追送致した。2人とも容疑を認めているという。


ん~年齢が(笑)やっぱりネットで犯罪している人は割と年輩の多い方が多いようです。2ちゃんねるでの犯罪者も割と年輩の人が多いですよね・・・。

調べでは、堺容疑者らは昨年10月14日、アニメ「キミキス pure rouge」をパソコンに取り込んで動画ファイルを作成し、ウィニーで配信した疑い。堺容疑者は03年から、アニメ約230作品5700本、池間容疑者も同年から約170作品3500本をウィニー上に放流したとみられる。


アニメですよ?(笑)30代で(笑)。しかもキミキスって・・・オタク道まっしぐらって感じですよね・・・。230作品5700本!!私はこの方に聞いてみたいですね、何で流したのかを。何の意味があるのかちょっとわからないんで。だってメリットないですよね?

ネット掲示板「2ちゃんねる」でも話題になり、池間容疑者は「掲示板の評価を気にしていた。自分の居場所はネット上にしかない」と話しているという。【熊谷豪】


ん~聞くまでもないですね。そうか・・・やっぱり「寂しさ」なんですね。著作権違反ファイルをアップロードすることで自意識を保っているわけですか・・・。匿名掲示板で違反ファイルをアップロードすると、少なからず喜んでくれる人や感謝や賛辞の声をかけてくれりするわけですから。そこが彼にとっての居場所であり存在意義でもあったということなんでしょうね。

[著作権違反用の通報フォームがあったほうがよい]

でも2ちゃんねるのダウンロード板を見ればわかりますが、確信犯的なアップロードをしている人間がたくさんいますよね。それにしては逮捕者が少なすぎるよ・・・というのが私の印象です。本当にサイバーパトロールとかやっているのかなぁという不安さえ沸いてきます。皆さんも思いませんか?

しかも堂々と店で万引きを目撃しているのに通報する手段がほぼないという状態。おかしくないですか?もっと通報しやすい環境を作って欲しいなぁと思う次第です。インターネットホットラインセンターじゃ著作権違反の問題は横流しですし、警察に連絡するにもいちいち個人情報を晒さないといけないし面倒です。もちろん無責任な情報が集まっても困るという問題もありますが、それを解決するのは、免許制度のような責任を持たせるシステムの導入が必須ですよね。だいたい今の現状じゃ、通報しても著作者が反応しないと意味はあまりないですからね。企業によっては著作権違反の通報フォームがあるところがあるようですが、大抵の場合用意されてないですね・・・これじゃ面倒だから通報しないでくれと言ってるようなものです。

ということで関係者の皆さんこの記事を見てくださいましたら、自社のサイトにでも通報フォームを作ることをお勧めします。それもわかりやすいところにリンクを張らないとどうしようもないです。訴えないからいいって?いやいや、実際にそれを訴えるか訴えないかは問題じゃないです、そういう違反情報が集まること自体が不正行為を防ぐ一つの手段となりうるし、「不正行為が蔓延しているネット」に対する不安感も若干和らぐ効果があるからです。もちろん法改正とか免許制度のほうが優先されるべきだと私は思ってますが、通報フォームの公開は今、改善できることの一つだと思うのです。


[ユーザーが神の時代は最悪]

5700本も流されてからじゃ遅すぎるますよね・・・。私はアニメは見ませんが、アニメは海外にもファンがたくさんいるらしく、違反ファイルが大量に流されています。しかも、各国によって勝手に字幕が作成されているらしいです・・・これをネットではいい人間として捉える人が多いようですが私から言わせれば、アホとしかいいようがないです。誰も言わないのではっきり言っておきましょう。こんなの美談でも何でもない、本質を取り違えた勘違いのアホですよアホ。これも今回の事件の犯人と一緒です、「他人に迷惑をかける形で寂しさを埋め合わせる行動」でしかないです。

本当のアニメファンなら、そんなこと絶対してはいけないと思うんですよ・・・不正無く販売されて流通されることで初めてポップカルチャー特有のクリエイターとユーザーの良質なコミュニケーションがそこに生まれると私は思うのです。本当こんな不幸な状態が続くと、ポップシーンにはアマチュアとオタクとしかいなくなっちゃうよ?。

昔、音楽雑誌で「主役はアーティストじゃなくて、客なんだ」という論調の記事がありました。その図式で今のネットの現状を見ると客(ユーザー)が神になっているような気がする。それはやっぱり違うと思うのだ。だってユーザーは神にはなれない、他者の視線があるから無理が出てきてしまうのです。私が定義し直すとすればこうだと思う。「主役はアーティストでも客でも批評家でも企業でもなく、それらすべてのバランスそのものが主役であると思うのです。」それが「ポップカルチャーのマジック」だと思ってます。

関連リンク:合法か違法か?違法の場合もあるとしないとおかしい
関連リンク:著作権侵害コンテンツ検索サービスも侵害対象になる。
関連リンク:違法動画のトラフィックはyoutubeだけではない
ネットが健全になって欲しいと思う方はリンクをお願い致します。 【 2008/02/23 10:16 】

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