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予告通り、テキスト起こしです。またまたNewsZeroからです。闇サイト、内容は口座と白ロムです。
こちらは先日ZEROに届いた一通のメールです。 差出人は30代の男性。そこには・・・ 僕は以前、偽造免許を使って銀行口座を開設するグループにいて逮捕されました。 逮捕されて思ったのは、どれだけの人に迷惑をかけたかです。 などと闇サイトに関わったことを後悔する内容が書かれていました。 闇サイトに手を出した結果、平凡だった人生が一転してしまいました。 ZEROは大阪梅田である男性と待ち合わせた。 山下友昭さん32歳。 一見すると小柄な普通の男性。 しかし彼の口から語られた言葉は・・・ 「当時はもう偽造の・・・まぁ、運転免許証で、ま、銀行行って ま、銀行口座を開設して(通帳を)騙し取るということをやってました。」 山下さんが犯罪に手を染めるきっかけになったのは ネット上の掲示板、闇サイト。 3年前、フリーターだった彼は遊ぶ金欲しさに高収入を謳う募集に飛びついたという。 その仕事とは、偽造免許証を使い、振り込め詐欺などに使われる。 架空の銀行口座を作ることだった。 ZERO「行ったことある銀行というと?・・・」 「ま、ここの信用金庫と・・・ま、ここの銀行と・・・こちら向かいと。あちらにも。 この辺はすべて行きました。」 ZERO「口座づくりの報酬は?・・・」 「その時で、一件3000円ですね。一口座。 大体一日・・・5件6件で・・・ま、1万4~5000円。」 犯罪と知りつつも、金欲しさに口座作りを辞められなかった山下さん。 彼が作った口座の数は・・・ 「100通近くは行ってると思います。」 「もちろん・・・まぁ、家を出るとき 今日は無事に家に・・・帰れるかなっていう・・・ のは、毎日毎朝・・・思っていたんです。 まぁ実際、偽造免許を手にしたりしたら、まぁ言ったら・・・ まぁこの免許が・・・お金に代わるっていう風に思って・・・」 しかしその行為が・・・いつまでも許されるはずはなかった。 初めてわずか3ヶ月後、彼は逮捕された。 「まぁ朝10時ぐらいだったと思うんですけど・・・ ピンポン鳴ってドア開けると、もう 手帳と家宅捜索令状を見せられて・・・」 彼が見せてくれたのは、警察の押収品を記したリスト。 偽造免許証21枚、口座を作るために使った印鑑は85本。 闇サイトに手を出した代償は大きく 詐欺などの罪で、懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。 「まぁ逮捕されてからでは遅いんですけど・・・ 結局逮捕されるまで、自分がどんだけ悪いことをしてたんかなって 気付かなかった・・・。 今思うのは・・・やっぱり後悔しかないです・・・はい。」 ZEROはもう一人、闇サイトに手を出したことで人生が大きく狂ったという男性に会うことができた。 小池祐介さん27歳、彼は東京で俳優を目指していた去年4月。 生活費に困り、消費者金融から借金、その返済のため闇サイトに手を出したという。 彼は今、その闇サイトで関わった業者から逃げるように、 家具もないこの部屋で生活している。 「最初は、あのぉ・・・メールのアドレスが書いてあったんで・・・ あの、メールしたんですよ。 すいません、お金に困ってて、仕事させていただけませんかって。 そしたら向こうから返信があって、「白ロムのバイトなんだけどね」って 白ロムってなんだろう?って最初僕も戸惑ったんですよ。」 白ロムとは電話番号などが記録されたICチップを抜いた、携帯電話の本体。 特に最新機種の白ロムは、機種変更用に人気が高く、ネットオークションなどで大量に売買されている。その白ロムの入手が闇サイトで仕事になっていた。 小池さんは自分名義で、 数万円の最新機種の携帯電話を後払いで購入する。 その携帯電話からICチップを抜き、白ロムにして募集主に渡すと、 一台5000円の報酬をもらう。 募集主はその白ロムを高額で転売するが、小池さんには 後日数万円の請求が届く。 その請求はどうするかというと・・・ 「なんかもう・・・そんなの放っておけばいいの一点張りでしたね。 だからもう怪しいな、おかしいなと思ったんですよ。」 携帯電話会社を騙す詐欺だと、気付いた小池さんは その仕事を断ろうとした、しかし・・・ 「なんかチクったりとか情報を漏らしたりしたら 本当危ない目に遭うよって言われてて・・・ だから僕・・・怖いんで辞めますなんとかって言ったら・・・もう 何されるかわかんないし、断れなくなっちゃったんですよ。 だから僕結局、50台・・・50台ぐらい契約したんすよ。」 半ば、強制的に携帯電話を契約させられた小池さん。 わずか2ヶ月で、およそ350万円の借金を背負うことになった。 「でもいつかこれ・・・精算しないといけないし、 どうしたらいいかわかんないす・・・もう。 バカっすよ本当・・・。バカ・・・バカって言い聞かしても何も解決にならないですけど・・・。」 涙を流し後悔する小池さん、安易に闇サイトに手を出したために俳優への夢を 失うことになった小池さん。 「東京でその・・・役者になるんだって最初、夢を追いかけてたんだけど まさかこんな結末になるとは思わなかったし・・・。 なんか本当にもう・・・後悔、後悔だらけですよ。」 村尾氏「怖いですけどね、闇サイトも巧妙に姿形を変えてる場合が多くて、 インターネットの求人情報で、まぁ安易に、その・・・アクセスする人も多いと思うんですけれどもね。 携帯電話を購入しろとか、偽造免許証を使って口座を開けといった。 なんらかの形で、犯罪に結びついてるんですね。絶対これは手を出していけない。 っていうことですね、星野さんどうですか?」 星野氏「まぁ脅かされるのは怖いって、やっぱりそれと戦う勇気を持たなきゃいけないけども。まぁそうは言ってもね、なかなか今の子はね、戦うという勇気が沸いてこないんですけどもね。やっぱり傷が小さい内に友達に相談するとか、友達ってある程度ほら・・・突き放して、身内だったらかわいい、事件だったらいけないとかそういう風な感情が出ますからね。やっぱり友達に相談する・・・」 村尾氏「それは一つの手ですね。」 星野氏「ええ、そうして友達がもしいなければ、やっぱり警察に行くべきですよ。ええ」 村尾氏「やっぱり自分一人で抱えてはやっぱり駄目ですよね。」 星野氏「そうするとだんだんだんだん時間が経ってきて、大きく大きくなって、ああどうしようどうしよう・・・とこうなってくるんですよね。 村尾氏「今回取材した中の一人はですね、まぁ闇サイト上にある楽に稼ぐチャンスという甘い言葉はですね、全部嘘だったと言っていたそうです。まぁ、この闇サイトの問題は、今後もアクションで追っていきます。」 (終) [目新しさの後ろに隠れるIT企業の罪を問う] 当ブログで、問題にしたいのは、やはりネットのアクセスのしやすさです。 前回と同じく、安易な気持ちで犯罪に手を染めてしまっている人達が出てきています。 彼らは加害者であると同時に、闇サイトの被害者でもあるのです。 「彼らは闇サイトがなかったら恐らく、これらの仕事に手を染めることはなかった。」 ・・・それは私にもわかりませんし、そう言い切るつもりありません。 ですが、やはり 「彼らは闇サイトがなかったら恐らく、これらの仕事に手を染めることは難しかった。」 こういう風には言えると思います。 闇サイトに限らず、ネット上には違法行為が溢れています。 闇サイトというのは氷山の一角に過ぎません。 その根源には無責任なIT企業が大きく関係しているような気がしてなりません。 悪質なIT企業が提供する、自由というものを徹底的に疑うべきなのではないか?と最近私は考えています。 関連リンク:闇サイト 携帯電話 ( 闇サイト犯罪者の犯罪意識の希薄さ ) 関連リンク:口座屋を直撃 関連リンク:放置される闇サイト |
どうも肉球フォントです。NewsZeroにて闇サイトの特集がありました、優れた内容ですのでテキスト起こしさせていただきます。今回は不正な携帯電話の契約。 ポイントは闇サイト犯罪者の犯罪を犯すという意識の希薄さです。以前このブログで紹介した口座屋も池袋でしたね。池袋になんかあるんでしょうか?闇サイトへの批判コメントは既に以前の記事で書いてある(繰り返しばかりになってもしょうがないので)のでそちらをご覧ください。 ちなみに次回もテキスト起こしです、では。(※テロップと音声が異なる場合は音声を優先、聞き取りにくい部分はカット、あるいは一部間違いがある場合があることをご了承ください。)
関連リンク:口座屋を直撃 関連リンク:放置される闇サイト |
今回もゲストにクラウス君をお迎えしてトーク形式でお送り致します。 に:中川君、豚乗るべき! く:なんだよそれ(笑) に:いや、前回のタイトルに引きづられちゃってさ、言ってみたかったわけよ。 く:中川君って誰?中川家? に:いいんだよ知らなきゃそれで。 く:いや、俺はいいけどさ他の人は? に:じゃ今日のネタなんですが く:・・・・・・ に:音楽ネタです。音楽業界におもしろい動きが出たのね。 く:うん。 に:Nine Inch Nailsってバンドが新作アルバムGhostsをネット販売したのね。知ってる? く:知らない、外国のバンド? に:そう。アメリカ。 く:洋楽聞かないし。 に:聞きなさいよ、閉鎖的な人間だなぁ。 く:言葉わかんねーもん。 に:このバンドの新作はインストだから大丈夫。 く:インストつまんないしなぁ・・・ に:・・・・・・で、Radioheadと同様、公式サイトでダウンロード先行発売したんだって。 く:Radioheadね、あ~このブログにも何か載ってたな。 に:で、NineInchNailsのほうなんだけど無料版と有料版があって、9曲のみなら無料で。全36曲だと5ドル、今だと円なら500円前後ってこと。 く:安いな、CDだと輸入盤で買っても1800円ぐらいでしょ。 に:そう、4分の1の値段なんだよ。ファイルはmp.3なんだけど320kbpsなんだよ。 く:ふーん、高音質ってこと? に:レディオヘッドが160kbpsだったから、約2倍。 く:で、売れたの? ナイン・インチ・ネイルズが新作のダウンロード状況を公表!! その売り上げ額は? このたびフロントマンのトレント・レズナーは、自身のサイトで配信開始後1週間の販売実績を公表。最初の一週間で80万枚分の取引があり、売上高は160万ドル(約1.6億円)で、ウェブサイトへのアクセス総数は78万件だったという。 このデータには、無料ダウンロードと有料ダウンロード、さらに限定盤のボックス・セットなどの予約分も含まれている。トレントの直筆サインとシリアルナンバーが入るデラックス盤は300ドル(約3万円)という価格にもかかわらず早々に2500セットが完売を記録している。これだけでも、およそ75万ドル(約7500万円)の利益を上げている。※肉球フォントが金額部分を一部訂正。 く:ここに出てる金額合わせても約2.3億円?けっこうな儲けだな。 に:そう、おいしいよね。少しどころか全部分けて欲しいもんだよ。 く:全部ってなんやねん・・・ に:で、結構成功だと思うんだけど。このNineInchNailsのリーダーのトレント・レズナーが く:トレント(笑) に:(笑) く:皮肉だな・・・ に:で、Radioheadのダウンロード販売を批判してるんだよ。 く:ほう。 に:で、本当はリンク貼って引用したいとこなんだけど、どうもネット自由派で偏向しまくってるサイトなのでリンク張りません。参照は記事タイトルで検索してみてください。 Nine Inch Nailsのレズナー氏、Radioheadのオンライン販売手法を批判 「(Radioheadが)新手のプロモーションで使ったやり方は、確かに巧妙だったと思う。しかし、彼らがやったことをよく見れば、おとり販売のようなもので、従来のレコード販売を促進する方法として『MySpace』並みの音質のデジタル楽曲に金を払わせたのだ」 「何ら間違った行為ではないが、称賛されているほど革命的なことだったとは思えない。私には不誠実な行いのように感じられる。『史上初』だったということだけが売りで、そのおかげでニュースの見出しを飾ったのだ」 く:なんだか恥ずかしい日本語だな。(笑) に:(笑)いや・・・訳だし。わかりやすくすると、「何160kbpsで配信しとんねん。」というのと、「そんなに革命的かぁ?」の二つです。 く:ふ~ん に:で、私はビットレートに関してはどうも思わないんだけど。革命的かってとこに関しては多いに賛同したい。 く:革命的じゃないと? に:うん、いや、それなりに新しい試みだったよ。でもそれは革命的なことでもなんでもないよ。だって要は、ネットのファイル共有による不正な音楽ファイルの流通によるレコード産業の不況化にある中で、自主的にダウンロード販売で客に値段をつけてもらうという方法を取っただけのことですよ。 く:客に値段をつけてもらうってことは無料でもいいの? に:そう。 く:すごいじゃん。 に:いや、だからこの方法が主流になれば革命的っていえると思うけど。単発のサービスにしかなってないのね。 く:特別サービスみたいな感じか。 に:そう、今後Radioheadがこの方法を取る可能性は低いとバンドマネージャーは発言してるそうだし。 く:なるほど、普通に売った方が儲かったのかもしれないな。 に:かもしれないよ、まぁRadioheadはどれくらい利益があったのか公開してないので何とも判断しづらいんだよね。でもCD版もダウンロード版の後に定価で発売したんだけど。英米ともに1位になったんだよ。 く:すごいじゃないか。劣化版とはいえ無料で音楽ファイルが手にはいるのに1位ってのは。 に:まぁ位だけ見たらすごいんだけど、最初の週で12万の売り上げ。前作のアルバムHail to The Thief は3位だったからそれと較べれば位は高いけど、前作は最初の週で30万売れてたからね。下がってるでしょ。 く:12万で一位か・・・少ないな。時期的なもので運がよかったのか。 に:そうね、だいたい20万前後が平均という感じだから。まぁ普通に売ってたらもっと上の売り上げだったろうね。 [革命的にはほど遠い] に:客が値段を決める、これを革命的だっていうなら、松本人志のライブ松風’95はもっと革命的だよ。12年も早い。 く:そんなことやってたんだ、すごいな。 に;でもその後誰もやってないからこれも単発。 く:儲からなさそうだもんな。 に:このRadioheadの販売方法も、不正ファイル共有がない状況の中だったら私も純粋におもしろいとおもえたけど。この悪状況の中だからさ、あんまりおもしろみがないんだよね。どうせ無料で手に入るし、公式でやられてもねぇっていう。 く:まぁ追い詰められた感があるよな。で、トレント・レズナーの方は革命的なのか? に:いやぁこちらの方は、客が値段は決められないんだけど、無料版限定9曲と有料版全36曲500円があるわけなんだけど。 く:要はサンプル版と超リーズナブルな有料版をご用意しましたって感じか。 に:そう、だからRaidoheadと較べると私はこっちのほうが頭を使っている感じで好感が持てるな。ビジネスモデルの一つを提示しましたって感じでさ、CD版も充実しているし。何よりも定価500円という価格設定に他アーティストへの気遣いが感じられるよね。 く:で音の方はどうったん? に:いや・・・聞いてない。 く:えーーーーー に:だってNINはフラジャイルしか持ってないし、それもあんまり聞いてないし、つまり趣味じゃないんだな。 く:聞けよ閉鎖的なやつだな。 に:あんたに言われるとは・・・ く:でも500円で36曲って安すぎないか? に:安いね、Itunesでも1曲150円だからね。だからこれは自主販売だからできることなんじゃない? く:この価格で他のアーティストへの気遣いできてるか? に:まぁこれは目をつぶっておきましょうよ、インストだし。自主販売というリスクを受け入れた特権じゃないですか。 [販売方法の違いだけでロックを評価するな!] に:で、この記者はいかにもネット自由派って感じで煽ってるんだけどさ。「何で他アーティストがアバンギャルドな販売方法をしないんだって煽ってるんだよ。そんなんロックンロールじゃないだろう」って。 く:ほう。 に:別にこの記者はアーティストでもなんでもないけどさ。そう思うんならまずおまえがまず具体的な案を出せ!と思うんですよ。 く:出た。(笑) に:自分が出せもしないくせに横から口出すなっての。そんなに簡単に新しい販売方法が確立できるんならとっくの昔にできてますよ。あともうひとつ、何も新しい販売方法をアーティストが提示する必要はなにもないってこと。こいつは勘違いしてるんだよ。単に奇をてらうのがロックンロールじゃないっつーの! く:いかにもな煽り方だよな、自分側が自明に進歩的であり、正義であるのだから、こっちに歩み寄ってきなさい、お~よしよし(笑)っていう。 に:販売方法なんて、どっちかといえば企業が提示するべきだし、っていうか、「 Itunes Store 」 。日本でいったら「 着うた 」がもう示してるじゃん?1曲150円だよ?これ私は十分にリーズナブルな価格だと思うよ。この価格に文句言ってるようなもんだよ。 く:そうなんだ。でもなんで出てこないんだろうね、その二つだけ?Radioheadとtorrent(笑) に:綴りちゃう・・・。その二つはいわゆる自主販売だから、金とかある程度の知名度と信用ないとやっぱりできないんですよ。 く:ふ~ん。 に:だから既に売れているアーティストの特権だしかないし、エゴでしかないんだな、他のアーティストにとっては。特に今からデヴューしたいとか思ってる人は自主販売しようっていってもシステム構築だけであっぷあっぷですよ。だからダウンロード販売という方法をとるにしてもItunesで扱ってもらうとか企業に頼らざる得ないです。 く:ふむ、新人だったらCD-Rに曲焼いてオークションで販売するとかもできるな、でも貧乏臭いよな(笑) に:それはきついなぁ・・・ に:あと最近、ユーザー側にもアーティスト側にも「アート指向」のやつが多いけどさ、反企業とかさぁ、うぜーうぜー。そんなにアーティスト気取りたいなら全部タダで配れよとも思うね。ファイル共有でもなんでも流せるんだからさ。ただ届けたいんでしょ?じゃとっとと配れば?っていう。YoutubeとかMyspaceでネットスター気取ってろよと思うね。 く:まあね(笑)無料で配れる環境いくらでもあるもんな。 [時代錯誤過ぎる映画「靖国」規制問題] に:話一瞬変わるけど、最近テレビで「靖国」とかいう映画が右翼の圧力によって公開自粛せざるえないとかやってるけどさ。これもよくわからない話だよ、ネットの時代に、映画で表現の自由とか問題になるってのもなぁ。 く:表現の自由がとか言ってるな~、監督本人がじゃなく、キャスター連中ばかりが(笑) に:あれも単に見て欲しいなら、意図的にネットで流出させるべきだと思うな。 く:(笑) に:単に「映画を見て議論して欲しい」とかさ~だからなんなん?って思うんだよね。「上映できないと稼げないから生活できないんで困る」とか発言がありゃ別だけどさ。単に見て議論して欲しいならネットで流出すりゃいいのに~と思わざる得ない。 く:なんかあれって、普通だったら靖国なんて映画失礼だけど見に行く絶対数少ないよな。だから逆に宣伝してんじゃないかって思っちゃうよな。 [ポップカルチャーは売れた方がおもしろい] に:で、話戻すと、ただそういうアート指向の人は、ポップカルチャーの領域、自由を侵してはいけないと思うんだよ。ポップ産業っていうのは売れてなんぼだからそれを邪魔するなっていう。真のアートは無料で共有されるべきだとは私は全く思わないし、それはそう思いたい人間の自由でしかないわけで。そう思うんなら無理に共有を許すような状況を作ってはいけない、それは共有できる状況に甘えてるだけだよ。 く:う~んよくわからん。 に:だから法整備してコピーガードもうまく機能しているような状況の中であって初めて、彼らの言う真のアートみたいなものの真価が問われるんですよ。つまり不正をチェックした上で無料のアートを公開していけばいいわけでしょ?そこで初めて無料と有料のアートが並んで評価されるわけでさ。 く:あ~なんとなくわかったような。 に:私は所有という欲望抜きでポップカルチャーは存在しえないと思うんだ。だから共有っていうのは本当天敵だと思し、それに迎合する必要なんか全くないと思うな。だって始めから無料で手に入るポップミュージックなんかおもしろくないと思うよ。 く:所有ってのは購買意欲の要素としてかなり大きいよな。 に:で、私がITニュース関係のニュースでこの記事を作ったとしたらやっぱりこういう風にしめたいわけ。アーティスト側はこの悪状況の中で必死に工夫を凝らして業界を盛り上げてるんだからさ、次に動くのは、ユーザーとIT企業だと。 く:なるほど。 に:もともとCDが高いからっていう理由で不正に共有する口実を作ってたようなもんじゃん。で、提供する側がこんだけユーザーに歩み寄ってんだよ?ユーザーもIT企業も、ばかみたいに「共有は正義だ」とかさ、具体的な案も出さずに「著作権を改正しろ」とか一本調子な論調をやめるべきだと思うんだよ。 く:正義なわけないよな(笑)無料の口実を作りたいだけだろうに。 に:あと、アーティストもファンもさ、そういう口実の欺瞞性を暴いていかないと。だって不正に共有して唯一儲かるのはIT企業や業者だけだよ。「アート指向」の人間はなんでIT企業には批判の目がいかないんだろう?大いなる謎だよ。 く:聖域になってるんだろうな(笑) に:まぁ私はポップカルチャーに良質なユーザーがいることを信じたいな、じゃないとこのブログの存在自体意味もないしね。というかいっぱいいるはずなんだよ。 く:問題はあれじゃない?ユーザーというより、意図的にファイル共有を商売のネタに利用しているIT企業とか関係者だよな。 に:もちろんそう。でもユーザーも声を出していかないと勝手に民意にされちゃうからね。ブログでもなんでもいいからアクション起こして欲しいもんですよ。 関連リンク:レヴューと商品ページは分けるべき 関連リンク:ユーザーが神の時代は最悪 関連リンク:合法か違法か?違法の場合もあるとしないとおかしい 関連リンク:RadioHead [In Rainbows]と違法ダウンロード |
今回はゲストにクラウス君をお迎えしてトーク形式でお送り致します。
に:というわけで、今回は聴き手みたいな感じでクラウス君に加わってもらいまーす。 く:はい(笑)よろしくということで。匿名なんで自己紹介はいらないですかね。 に:はい(笑)じゃ、初回なんで漠然とネットについて語ってみましょうか。 く:漠然と・・・ に:あんたネット歴は? く:8年くらいかな に:ところでブログ見る? く:ん~あんま見ないよ、知り合いんとこと検索にヒットしたものだけ。 に:そんなもんだよね、というかブログなんてそんなもんじゃんね? く:そんなもんだよ。 に:んじゃアフィリエイトどう思う? く:いや、よく知らないけど主婦の小遣い稼ぎみたいなやつでしょ。 に:そうそう、あれが私はものすごくうざいんだ。 く:あ~確かにうざいね。 に:だってさ、見知らぬ他人のアフィリエイトリンクを通じて買い物したことなんかないよ。 く:俺もないな。 に:そう、もっと言えば、アフィリエイト目当てのサイトとかブログになんか利益与えたくないもんね。 く:そうなんだ。 に:そう、むかつかない? く:むかつくっちゃあむかつくけど、でもあれ、売り上げに貢献してるもんだからいいんじゃないの? に:いや、だからさ売り上げに貢献するやり方は色々あるじゃない?その内の一つでしかないんだよ、あんなもんは。 く:他にはどんなのがあんのよ。 に:いやだから普通に広告だしゃいいじゃん、ネットでも雑誌でもTVでもラジオでもさ。ユーザーなんかに頼んないでさ。 く:それ以外の方法だからいいんじゃないの? に:だからそれ以外、つまり反則なんだよこんなもんは。 く:反則・・・ に:そう、ユーザーが勝手に広告をしてくれるっていう企業側の怠慢なんだよこれは。 く:でも、ユーザーにも利益いくじゃん。 に:いくけど微々たるものだよ。普通にバイトでもしたほうがいいと思うよ。 く:でも微々たる金でも稼ぎたい人いるわけでしょ。 に:そういう人もいることはいるけど、それがネットをうざいものにしていいわけでもないと思うんだよ。 く:まあねぇ。確かにごちゃごちゃしてるよねぇ。 に:つーか私が一番いらつくのはさぁ、なんでアマゾンなんかに利益あげなきゃいかんわけと。 く:あ~、なるほど。アマゾン嫌いなの? に:カスタマーレヴューが嫌いってのもあるんだけど、理由はそんなんじゃなくてさ、この独占状態に違和感感じませんか?と。 く:アマゾンばっかだなそういや。 に:そう、日本でいったらネットショッピングといえばアマゾン、脇に楽天とその他がある感じ? もっと怒った方がいいと思うよ本当。 く:でもアマゾンで家電とか本ならほとんど買えちゃうから、便利なんだよね。 に:いやいや待ちなって、便利ならなんでもいいわけ? く:いいんじゃない? に:よくないよ市場を独占してるようなもんなんだから。そのうち全てがアマゾンに集約してアマゾンが世界を操るようになっても知らないよ?今や国じゃなくて企業が世界を操ってるんだから。 く:そうなんだ(笑)。 に:だいたいアマゾンって名前がさ(笑)、アマゾネスとかアマゾン川のイメージしかないから、店の名前って感じがしないんだよね。 く:知るかそんなこと(笑)そういやカスタマーズレヴューは何で嫌いなの? に:そんなん当たり前じゃん、あんたらのコメントなんかいらねーよ、これに尽きる。 く:(笑)やば に:あんなとこに書くのは暇なバカばっかなんだからさ、そんなもん見たくないっつうの。 く:アマゾンユーザーのほとんどに嫌われたなおまえは。 に:いいんだよ、別にバカなんかに好かれたくないし。 く:あ~あ炎上するよこのブログ。 に:いいのいいの、コメント欄ないから(笑) く:ああ、そのためなんだ(笑) に:アマゾンのレヴュー書いたことある? く:ないな。 に:あれ書く人自体・・・特殊だと思うんだ。 く:まぁ・・・近くにはいないな。 に:つーか、おかしいでしょ?商品ページとレヴューページがセットになっているってのが。見たくない奴もいるわけでさ、単にページを分けたらいいわけだし。 く:だよなぁ、スクロールしないで上の方だけ見てることあるもんな。 に:なんで、買い物しにいってさ、強制的に不愉快なやりとり見せられきゃいけないの?そういう予備知識とか先入観とかって強制的に与えられるものじゃないと思うんだよ。自ら欲する者に与えればいいと思うわけ。 く:まぁ本とかゲームソフトとかしんどいのあるな・・・前評判なんか知らずにやるほうが楽しいもんなぁ。 に:私は単に買いたいわけ。第一私は価格.comは好きだしね、なんでかと言ったらレヴュー専門だからですよ。 く:そういやそうだな・・・アマゾンで論争みたいなの結構やってるもんな~あれは引くなぁ結構。 に:そうそう、何やってんねん!という感じですよ。その商品が嫌いな奴はお勧めの星印を低くして悪口書いてたりするわけじゃん?それってユーザーは常に的確な判断を下せるっていう前提があって初めて成り立つことじゃないですか。 く:まぁいいレヴューもあると思うけど、その全てが的確といえば・・・そんなわけないよねぇ。 に:ないですよ。しかもコントロールできないじゃん、検閲してないわけだから野放しなわけ、で、ゴミのようなレヴューがどんどんどんどんネット上に増えていくわけ。なんかこれからのネットを考えるといかにネット上のゴミを排除するかってとこが私のテーマだな。 く:なんかどっかの有名な人が言ってたけどさ、ネット上のねそういう悪意のある書き込みっていうのは、良質なネットユーザーの書き込みによって相殺されているってさ。 に:いや、だからしんどいじゃん?そんなもんいちいちつっこむのが。だって全体から言えばそういう悪意のある書き込みの方が多く見えるし、あいつらは意識的にネガティブキャンペーンやってるわけだから・・・数だけで見たらいくら対抗しようが追いつきようないよ。 く:ふむ。 に:相殺どころか大負けですよ、じゃなきゃカオスだとかなんとか言う奴が出てくるわきゃないし。だいたい制限なくいくらだって書き込むことができるんだよ?バカらしいよ。なんでいちいちそんなことしなくちゃいけないわけ?単なる一ネットユーザーがさ! 関連リンク:業界に寄生するオタク |
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