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闇サイト硫酸事件:「復讐計画、1年半」初公判で検察指摘
路上で男性に硫酸を浴びせたとして傷害罪に問われた福岡県中間市桜台、無職、大原千浪(36)と住居不定、無職、四十物谷(あいものや)久志(50)の両被告の初公判が15日、福岡地裁(大庭和久裁判官)であり、2被告は起訴事実を認めた。検察側は冒頭陳述で、2被告が約1年半にわたり複数の復讐(ふくしゅう)計画を練っていたことを明らかにした。 一年半・・・長いですね。共犯者は50歳・・・ 頭陳述によると大原被告は、別れを切り出された福岡市東区の男性会社員(当時44歳)に恨みを抱き、復讐を計画。06年3月、インターネット上の復讐サイトに書き込みをしていた四十物谷被告と連絡を取った。不倫現場の写真撮影や麻薬を荷物に潜ませて逮捕させる方法を計画したが断念。07年6月、大原被告が「二度と他の女性と遊べないように」と硫酸を目にかける方法を提案した。実行報酬として四十物谷被告は計約140万円を受け取った。 「二度と他の女性と遊べないように」と硫酸を目にかける・・・狂ってますね。なんか犯罪を起こす人たちに共通してるのはやっぱり依存なんですよね。この犯人は別れた男に対して依存しているわけです。何で依存するかといえばそこにしか存在意義を見いだせないからなんでしょう。実行報酬が140万・・・皆さんはどう思うでしょうか?私は少ないなと思いました・・・こんなんでよくやるなと・・・。 起訴状などによると両被告は共謀し昨年8月9日夜、福岡市東区の歩道で帰宅中の男性に硫酸を浴びせ、顔や左目などに重い熱傷を負わせた。四十物谷被告は当時、千葉県船橋市内のコンテナで暮らしていた。検察側は四十物谷被告が、別人からもサイトを通じて依頼を受け、東京都内で車を傷つけたとして追起訴する方針。 まぁ最悪の生活をしてる人間からしたら140万でもやるんでしょうね。 さてもう一件。 岐阜・闇サイト女性襲撃:中津川の男、事実認める ネット上知人と共謀--地裁初公判 インターネットで知り合った男を誘い、知人の女性を襲って携帯電話を奪ったとして、わいせつ略取未遂と強盗の罪に問われた岐阜県中津川市苗木、派遣社員、服部義幸被告(34)の初公判が岐阜地裁(田辺三保子裁判長)であった。服部被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。 知人の女性を強姦するために闇サイトで共犯を募集ってことでしょうか。う~ん派遣社員ってとこがポイントでしょうか。 起訴状などによると服部被告は元交際相手の同県恵那市内の女性会社員(当時22歳)を拉致しようと計画。インターネット掲示板で知り合った同県関市四季ノ台、会社員、上村健太被告=わいせつ略取未遂罪で起訴=と共謀して昨年10月9日未明、女性方に侵入し暴行を加えたが抵抗されたため携帯電話2台を奪って逃げた。 お、元交際相手だったんですか。しかも結構年下。共犯相手は会社員、目的は強姦なんでしょうか。抵抗されたため携帯電話2台を奪って逃げた・・・?意味がさっぱりわかりません(笑)なんで携帯電話なんでしょうか?しかも2台。う~んこの事件も狂ってるなぁ。しかもこれも依存ですよね、「何で復讐しないといけないんだろう?逮捕されたらデメリットが大きいし・・・」って思えないところが問題なわけです。 [「ネットの自由や匿名性」が犯罪を起こさせる場合もある] どちらの事件にも共通してるのは闇サイトで知り合った全くの関係ない人間が共犯して、元交際相手に復讐してやろうというところです。考えみてください、闇サイトがなかったらこの人達は共犯相手を探せたでしょうか?実際に犯行ができたでしょうか?何故犯人は共犯相手がいないと実行できなかったのか?・・・少なくとも闇サイトがある時より可能性が低いのは間違いないです。 「ネットの自由や匿名性」は犯罪予備軍の温床になっています、被害者が出てからでは遅いです。自分の身内が被害者、あるいは自分が被害者になった時を想定して考えてください。私はぞっとします・・・ 別の視点で見ると、「ネットの自由や匿名性」がなければ犯罪を犯す必要もなかったのではないか?という問いもできるし、「ネットの自由や匿名性」が犯罪を起こさせる場合もあるということです。「ネットの自由と匿名性」を例えるなら「小さな悪意を隠蔽しながら肥大化させ犯罪を実現させる悪魔のような存在」でもあるということです。一刻も早く闇サイトを取り締まる行為、またネットユーザーに責任を持たせるシステムの導入が求められていると思うのです。 関連リンク:放置される闇サイト |
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